やっぱり顔が大きい気が・・・
萌えと現実のハザマ
一応大学で美術をカジリました。まあギャラリー等で晒している程度のものです。
人体の基本についていくらか学びましたが、その中の一つ、
「顔を横から見たときの耳の位置は、やはり横から見たときの首の中心線上にある。」
この法則は何故か強く私の記憶に根付いて離れません。
そして、萌え絵を描くときにもこれに基づいて描こうとします。
しかし、大抵はうまくいきません。
女の子を描くときは、実際よりも首を細くする。下あごを長くとろうとするため、首は後ろへ下がる。すると、耳も後ろへ
下げなければならない。耳が下がると、顔が大きくなってしまう・・・
こういうジレンマに苛まれることが多々あるため、耳や首を描かないように髪の量を増やしたり、構図を変えたりします。
プロの方の萌え絵を見ても、現実離れしたキャラであればあるほど、首をあまり描かない工夫をしているようです。
無論この耳と首の関係はほんの一例に過ぎません。誤魔化しても誤魔化しきれない法則が、人体にはたくさんあります。
それらの法則とどう折り合いを付けるかが萌え絵(に限ったことではないですが)を描くカギとなるような気がします。
そして、私は萌え絵を描くときも人体の構造について書いた本を片手に置いています。※
折り合いの付け方を研究しつつ、実際の人体の成り立ちも同時に学べれば、などと都合のいいことを考えつつ・・・
※参考本・・・「人体解剖と描写法」ルイーズ・ゴードン著 ダヴィッド社
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OSSAN'S INC
2004/12/19
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