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OSSAN'S INC

コーナートップヘ

2005/5/1

「彼の国」にはいろいろ問題がありますが、
このコスチュームは無問題。
まさに○○四千年の叡智ですね( ̄▽ ̄)

「一人殺せば殺人、百万人殺せば英雄。」

喜劇王チャールズ・チャップリンが’47年の映画「殺人狂時代」で、自ら演じる殺人犯の主人公に語らせた言葉であります。

第二次大戦後の戦勝ムードに沸き返るアメリカにあって、彼は一人猛烈に反戦を訴え続け、国民・政府から激しい非難を
受け、ついにこの映画の5年後、私用のため出国した直後に再入国を拒否され、以後晩年に復権を果たすまで約30数年、
アメリカの地を踏むことはありませんでした。

一時の熱狂に惑わされず、一貫して平和と非戦を説いた彼の姿勢を讃えようというのではありません。
上の言葉は時の大統領にして大戦の英雄、アイゼンハワーを揶揄したものであります。つまりはこの言葉自体は反戦を説
いたのでなく、第2次大戦という歴史そのものへの、彼の歴史認識を示したものと言えます。

「原爆投下が戦争の終結を早めた」
こんな言葉を添えた写真をアメリカの博物館が飾ったことに、日本の被爆者団体が激しく抗議しました。行為自体は被爆者
の心情への配慮を欠いていたかも知れません。しかしこの言葉が真実か否かということとは別問題で、その認識は千差万
別です。

アイクが英雄なのか殺人者なのか、原爆投下が良策だったのか愚行だったのか。
個々人の利害と感情が入り交じって、結論といえるものは出そうにありません。
感情だけが走ってしまうと、結果が彼の国の暴動であります。もはや歴史認識のなんのという問題ではありません。
人ん家に笑って石投げる人は、歴史とか何とか考えてるとは到底思えないのであります。

萌えという文化はいつか必ず日本の歴史の教科書に載ることでしょう。
現在においても賛否相争い、好きと嫌いが入り混じり、見解の割れる萌え文化、数百年後にどう認識されることになるのか、
萌えの未来の姿に思いを馳せずにはいられないのであります。

え、話が強引すぎる?
それは今に始まったことじゃn・・・