置換してみました。
いや、失敗しましたorz
元絵↓がないと分かりませんね。
というか、どちらもデジタルだし

記号論的萌え学概論3

「自然は球、円柱、円錐に還元できる」

言うまでもありませんが、セザンヌは

「自然を、球や円柱形や円錐形のみで描け」

と言っているわけでも、実際そうして描いたわけでもありません。
この言葉は、立体である実世界を平面に描き落とす際のものの捉え方の一つとして、彼が語ったものと言われ
ますが、今でも議論は尽きないのだそうで、まして私のような浅はかな人間が理解するには、あと500年は必
要かと思われます。

ただ彼の死後、あたかも円やその他の図形で描いたような絵が出てきたのも事実であります。
それを「曲解だ」「拡大解釈だ」と言って片付けるのは簡単かも知れません。(そう理解して良いものかどうか、
私には自信がありませんが・・・m(_ _)m
しかしながら、そうした合理化・簡素化・あるいはより理解しやすいものへの置換を図るといった動きは、セザン
ヌの言葉に依らずとも、やがて起こったものであろうと思われるわけです。

「へのへのもへじ」で人の顔を描くが如く、
データを0と1の羅列であるデジタルデータに置き換えるが如く、であります。

物事を分かり易い方向へ導こうとするのはごく自然な成り行きであろうと思います。
さすれば、「萌え」という漠然とした概念も、やがては洗練され、明確な形を取って私たちの前に表されることで
ありましょう。

そしてさらに、その先にあるのは・・・                  (さらに続く・・・のか?


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2005/2/22