型式の読み取り方（ＢＣ型）

初代ＢＣ型レガシィの型式の読み取り方です。
車体・エンジン・ＭＴの各型式について述べます。

初代レガシィＲＳのエンジンルーム

■　ひとくちメモ　■

初代レガシィセダンＲＳターボは、1989年２月にデビュー。
　ミッションはＭＴの設定のみ。水冷式インタークーラーを備え、
最高出力 220PS/6400rpm、最大トルク 27.5kgm/rpm を発揮
するエンジン性能は、当時の２リッタークラスではトップデータ。

セダンＲＳ（BC5A型、サンルーフ・ＡＢＳ付き、レッドマイカ）は、私が就職後に購入した初めて
の新車です。エンジンやサスペンション、内装や外装とも色々と手を加え、自分好みに仕立て
　て乗っていました。ボンネットフードを開けると、助手席側のストラット支持部に車両型式を示す
モデルプレートがあり、そこから年改区分などが分かります。私のレガシィを例に取ると、表示
されるアルファベットの意味は次のようになります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

■　車両型式：ＢＣ５Ａ４８ＤⅡ　■

「Ｂ＝レガシィ」「Ｃ＝４ドアセダン」「５＝2000cc４ＷＤ」「Ａ＝年改区分」「４＝ドア数」
「８＝グレード区分（ＲＳ）」　「Ｄ＝DOHCターボ、センターデフ付き５ＭＴ」という意味です。
　

■　エンジン型式：ＥＪ２０ＧＤＷ１ＢＥ　■

「Ｅ＝エンジン」　「Ｊ＝水平対向４気筒・１６バルブ」　「２０＝排気量の区分（2000cc）」
「Ｇ＝DOHC ＭＰＩターボ」「Ｄ＝排気ガス規制区分(国内)」「Ｗ＝４ＷＤ・ＭＴ」「１＝年改区分」
「Ｂ＝クルーズコントロール用レバー付き」「Ｅ＝パワステ付き・エアコン付き」という意味です。
　

■　トランスミッション型式：ＴＹ７５２ＶＢ１ＡＡ　■

「Ｔ＝トランスミッション」　「Ｙ＝フルタイム４ＷＤ・ＭＴ」　「７５＝ギヤ芯間（ＭＴ）」　「２＝レガシィ」
「Ｖ＝ビスカス式センターデフ付きフルタイム」　「Ｂ＝2000ccDOHCMPi ターボ」　「１＝年改区分」
「Ａ＝仕様差異の区分（トランスミッション関係）」　「Ａ＝仕様差異の区分（エンジンや車体関係）」です。
　

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