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・旧街道を折り返し有馬川東岸沿いの歩道を散策する。
・有馬川が織りなす四季折々の自然や野鳥・水鳥の風景や豊かな自然を味わえる。
・徒歩約40分のコースである


■旧街道コースのゴール地点であるバス停「名来北」が有間川コースの出発点である。バス通りを東に進み国道176号線に出て右折する。サンマルクの駐車場南端向かいの木製の名来橋を渡る。
■正面左手の名来墓地前の農道をそのまま東に向う。山裾の畦道を100mほど行くと、北の三田方面に向って延びる畦道との三叉路がある。名来の山中から下ってこの畦道に続く道がかって平尻街道と呼ばれ西国三十三所巡礼街道だった。この畦道沿いに特徴のある二本の樹が立ち、その先には風情のある田園地帯と三田の山並みが広がっている。
■来た道を有馬川手前の名来橋袂まで戻り、左折して有馬川歩道を南に向う。歩道の左側には桜並木が続いている。
■桜並木が途切れた先に石造りの愛宕橋が見える。その袂には見事な大木が大きな枝ぶりを広げている。その先には六甲の山並みが遠望できる絶好のビューポイントである。この樹の東側には名来神社がある。
■愛宕橋から南の歩道には再び桜並木が続いている。並木の東側に広がる稲田を左に見ながら中国道の高架下をくぐり先に進む。ここからは桜並木は有馬川沿いの右手に続く。桜並木が途切れた地点に天上橋がある。現在の北六甲台がお天上山と呼ばれた頃、山口の街を隔てる有馬川に架かる橋だった。
■天上橋手前の歩道を直進し、突当りを右折して新天上橋を渡る。渡ってすぐ左折し有馬川沿いの舗道を南に進む。176号線に合流する地点の正面には山口の大ケヤキの見事な枝ぶりが目に入る。


■正面の信号のある横断歩道を渡り、郵便局前を左折して新明治橋を渡る。渡ってすぐ右折し有馬川歩道を南に進む。桜の古木が続く並木道の正面左には下山口会館が、右には明治橋が見える。旧街道の交通の要衝であった橋だ。
■更に南に直進すると平成橋手前の左側に有馬川緑道の石碑が建っている。右手に山口センター、その前方に旧国鉄有馬線架橋跡を見ながら直進する。
■桜並木に縁取られた本格的な遊歩道の有馬川緑道の風情ある風景が続いている。右手の有馬川に架かっている万代橋、松栄橋、清水橋、十王堂橋が次々に現われる。最後の十王堂橋を渡ってバス通りに出る。橋の西側に建つ道標を左折するとすぐにゴール地点のやまなみバスの金仙寺口停留所がある。


■有馬川コースは生き物たちの生息を目にするコースでもある。名来橋から天上橋までの歩道は、東側が丘陵や田畑といった自然が広がっていることもあり、渡り鳥や水鳥が飛来する。マガモ、シラサギ、セキレイなどをしばしば目にすることができる。
■天上橋の東側袂の石材屋さんの敷地内の草地には黒山羊が飼われている。「ハッチャン」の愛称で呼ばれる散歩道のアイドルである。
■平成橋から十王堂橋にかけての有馬川はホタルの格好の生息地である。「ホタル・ウォークラリー」の会場でもある。