新・大森なんでも伝言板
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とりあえず試験レンタル中。旧伝言板ルールは引き継がれます。
>大森様
ここのローカルルールでは、三枝さんの発言の論理的矛盾を追及してはいけな
いことになっていましたが、そのルールは藍田悟さんの発言にも適応されるの
でしょうか?
#いえ。どうしても追求しなくてはならないわけはないんですが。
「こだまのあとだま」系列は、わけのわからない状態になっていて、笑えるを通りこして、すっかりトホホになっちまってますね。
森博嗣も西丸震也も公務員じゃなかったんだぜ、「三本の矢」の作者も検事やりながら推理小説書いていた人(名前忘れちゃった)も、公務員だなんてうそうそーんって人が持論をぶつと、
訴訟の際、被害者の方の責任能力を問う作家がでてくるわけっすよ。きっと被害者が14歳未満だと、加害者が責任を問われない世界がどこかにあるんだな。(つうより、公的な掲示板にペンネーム出して、あんなふうに精神病に対する偏見を丸出しにした記述をしてしまって大丈夫なのか?というのが、真っ正面の心配なんだが。笑)
あげく、職場が戦場で大変な公務員ってのは学校の先生だけだったりする人がでてくれば、(すごいな。そこまで他者の仕事に対する想像力を欠落させることが可能なんだな。)
一方で、やおいや、ポルノグラフィに対する偏見を堂々と記載する人もいらっしゃるわけっすよ。
すごいっつーか、立派っつーか。
で、サイファイ伝言板では、熱と光をエネルギーとして利用するという設定の世界で、その設定と異なる理論が成立していないからと文句をつける人々が群れ集っているわけで。
おもむきがありますねえ。つくづく。
昨夜はお疲れさまでした。
もっともっと映画の話をしたかったです。
また何かの時にお会いしましょうね。
では。
>さかいさん
いやいや。お返事ありがとうございますー。
そうですか、原書ではそんな派手なフォント変更はないのですね。うーん、なぜこんなことにしてしまわれたのでしょうか、訳者のかた。
大文字になるところは、大男ハグリッツの雄叫びシーンくらいなのでそんなに気にはなりません。
やっぱりわたしとしては、呪文のフォント変更が気になりまする。丸文字ですよ、丸文字。
手にとるのが怖いなどとおっしゃらず、書店で眺めるだけでも是非。
>これは、「主人公のいない場所で重要な事件はなにひとつ起きない」という、最近のハリウッド映画的
>な脚本に対するアンチテーゼでもある。
に対しては「むずかしいことをやるのは、普通のことをちゃんとやってからにしましょう」(口調改変)と言ったよね。で、大森さんは「意地悪すぎる」と答えた、と。
それならそれで、原作のまんまダイジェストにしなくったって、きちんと構成する手はいくらもある。さらに言えば、あの映画、エピソード内での視点の統一すらやってないぞ。
まあ、オレの結論は日記に書いたとおりだよん。ま、大森望絶賛作品の分類に入るというなら、それは否定しないよ。
なんか、ヤクザの金を奪って逃げる、って話が多かったような気がするけど、気のせいですか。
外国でも多そうだけどね、タランティーノの影響かしらん。
大変古い話ですが、訂正してくれと山川氏に頼まれたので
該当する後輩って誰でしょうの訂正です。
>>山川のヤングアダルト戦記の登場人物で、先輩に己のヤングアダルトへの愛を踏みにじられたことに
>対する憾みを山川にぶつける謎の先輩達というのがイメージできません。
>(MILKSOFT145号参照:って、全国で50人くらいしかわからんネタを)
>
>山川さんの創作や思いこみじゃなければ多分堀川さん。
ヤングアダルトへの愛ではなくて、笹本祐一か松枝蔵人か葉影立直(字に自信ない)への愛と書いたつもりなんだそうです。具体的には笹本祐一、『小娘オーバードライブ』への愛だそうです。
#ちなみに僕が入会したとき、「笹本が好きです、小娘とか」というような意味のことを新入生文体で言うと笹本ファンの人に怒られました。なんでだろう。
また、企画したのは、「ものすごい年寄りをのぞく、(山川氏の)先輩すべて(=林氏の一つ下の世代〜山川氏の一つ上の世代)」だそうです。
返事が遅れてすんません>妹尾様
実はまだ訳書を買ってなかったりするのですが、原書のほうの
《ハリー・ポッター》は文字フォントの大きさが変わったりは
してません。
書体も、普通の活字に筆記体が混じるくらいです。
そんなわけなので、いったい日本語版はどうなっているのか、
ちょっと恐くて手に取れないでいます。(^_^;;
しかし、どんどん分厚くなってて、4巻目が不安……。
刑事訴訟してくれというプロバイダの要望で警察の刑事課に行って、それから弁護士の先生に報告に行くと、
「こういう訴訟はね」と、実にしみじみ言われてしまいました。
「オウムや統一協会と同じなんです。その事件を表にたって担当すると、今度は担当した弁護士の方が攻撃される。だから一人の弁護士では扱えないんですよ。二十人からそれ以上いる事務所で、担当者を交代しながらでしか対応できないし、結局は事務所も散らした方がいいんです……」
ああ、弁護士さえも犯罪行為から身を守ることって確実にはできないものなのだなと、しみじみしました。
いやむしろ、そういった商売の人の方が犯罪者の怖さを知っているのかもしれないなと、意外なところで意外な職業経験と性格を知ったりして。
あと面白かったのが、刑事さんってみんな大柄なんじゃなくて、小柄でさわやかーなパターンの青年とかもいるってのとか。にこやかだったりして。(高村薫先生の小説モデルは大阪人だけなのか?)女性警官でも制服着ていない人もいたりするのも、面白うございました。
大森様
いよいよ月形本の編集も佳境に入ってきました。
おかげさまで発売も龍年の新春と決まり、何はともあれ初志貫徹です。
ただ、440ページ、3990円という、
とても一般人が買う値段ではなくなりました。
みんなに「買ってくれ」とはとても言えないので、
「図書館にリクエストして買わせてくれ」と言っています。
一般に売ることはあきらめましたが、
映画関係者にこの本が出ていることは広めたいです。
大森様、もちろん贈呈させていただきますから
書評かなにかで取り上げてもらえますか?
売れなくても、図書館に入り、人の目に触れるだけで私は満足です。
女性だったら逆に売れる可能性はあるのですよ。
だって月形は初代沖田総司ですからね。
今回沖田のスチールを2枚入れましたから。
私がデザイナーなら必ず沖田のスチールをカバーにするんだけどなあ……。
資料第一主義の円尾氏だからなあ……きっと渋いお顔がカバーに……。
う〜〜む。
映画の日に中野武蔵野ホールで見ました>町山様。
満員でびっくり。やっぱり特殊伝言板効果でしょうか。
わたしは素直な性格なので、柳下日記の指示通り、キネ旬邦画編の一位に入れる予定。
ていうか、映画秘宝のベストにはもう入れました。
あ、遅ればせながら、おめでとうございました。りっぱな××に育ててください。
↑と、特殊伝言板に書いたつもりだったのに入力されてなくてまぬけなオレ。
こちら(NZ)の
来年のSF大会のプログレスレポートがEメールで送られてきました。参加登録をした覚えはないので、面妖なことです。
もう当然のこととして、参加するものだと思われているのでしょうか…。(^^;
いやいや、こちらこそはじめまして。
いきなりのコメント失礼をば。つい反射神経的に書き込みしてしまう
時がありまして、不躾で失礼をいたしております。
>例のCDを聞いてみたのですが入ってませんでした。残念。
んー、CDのほうには入ってなかったのかな。
私が聴いたのは放送の時だったのかもしれませんね。
確か何回かあった大貫妙子ゲストの回だったような気がします。
>確かジャケットに投稿者名とかコメントとかが載ってたと思うのですが、
>どこかに埋もれてしまったようで見つかりません(涙)
ゴジラとスターウォーズと、あともう一つあったような気がするんですが
んー、思い出せない。
教授関連のページに載ってるかも、調べてみますー。
DOA観とかないとマズいでしょう
今月の中旬〜下旬にエヴァンゲリオンの5巻が出る、ということらしい。
取次さんから希望部数を訊くより先に「売れると思う?」と問われてしまった書店員がいて、どれ
だけ売れるんだか売れないんだか、さっぱり読めなくて苦悩している模様です。
皆さんは買いますか? 私は買いませんが。
あー、でも、ここで訊いてもあまり参考にならないような気がするなあ。私に必要なのは、ブーム
につられて買った一般人が、今5巻が出て買うか、ということだから。
……はっ。私じゃないっすよ、私じゃ(あたふた)。
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単なる区分けでなく、ある種の価値観をともにし
ているものをサブジャンルである、とした場合。
サブジャンルの視点から語ることが妥当か否かは
その作品がサブジャンルの文脈の上にあるものな
のかどうかで変わってくるような気がします。
逆に、単なる区分けであるなら、文脈上どうか?
という見方にはそもそもならず、どのネタを扱って
いるか・どのパターンに近いかといった話になり、
それらの代表的なものに比べどうなのか、となった
時点でようやく文脈が登場することになります。
アニメやその周辺では、その文脈を表現する言葉が
ようやくもやもやと出つつある状態のように見え
ます。
>OVA『AIka』#1
おおお、こんな所に25日に出す同人誌の元ネタのタイトルが!!
一発ネタのしょうむない奴なんですけどね(^^;;
以上、失礼しました〜!!
どうにも話が行き違ってるよなあ。
ということは、
−−−−−−−
アニメに関してはあくまで「物語」としての評価とか「SF」や
「ミステリ」といったサブジャンルとしての評価とかは必要ない。
ただただ、アニメとしての評価があればいいのだ。
−−−−−−−
という主張だと受け取っていいのでしょうか?>小川さん
私の主張は
−−−−−−−
アニメ作品には、アニメという表現形式上に特有な評価は存在するが、
それと同時に「物語」としての評価や「SF」や「ミステリ」と
いったサブジャンルとしての評価も加えて、総合的な評価が初めて
成り立つ。
−−−−−−−
というものです。これについては誤解はないでしょうか?
ちなみに、たとえば『アニメージュ』には複数の方によるOVAレビュー
が毎月載ってますよね。個々の作品に対する評価に賛成するかどうかは
さておき、どの方も「絵」や「演出」と共に、「物語」とか「構成」とかに
言及しておられますよね。
小川さんによれば、彼らはみんな「バカ」になってしまうのでしょうか?
以上3点はイエスかノーで答えられると思うので、ぜひともお答えください。
それと、もう一つ。
私がアニメという表現形式上に特有な評価と言った場合、画面のレイアウト
であるとか、原画・動画の絵としての良さだとか、その動きであるとかと
いった、作画や演出上のことを指しているように考えるのですが、小川さん
の言う「アニメとしての評価」というのは、どういうことなのか、具体的に
聞かせてくれませんか? いまいちよくわからないので。
たとえば、小川さんがあげられた
>OVA『IDOL Project』#1
>OVA『AIka』#1
>TVA『ミラクル ☆ ガールズ』#1
という作品のどういう点をどういうふうに評価しているのでしょう?
ぜひそこんところをケーススタディとして聞いておきたいっす。
あ、あと、考え方が違うからって「SF側」とかっていうのは撤回して
ほしいってのはずいぶん繰り返して言ってるんですけど、小川さん
は、私を「アニメファン」としては認めたくないわけなのでしょうか?
いや、他人がどう言おうが、こりゃ個人的な問題だから、わたしゃ
アニメファンだと言ってりゃいいだけなんだけどさ。
>そういう二択問題にしちゃうところが理解できないと言っているのです
うーん、何度でも言いますけど、僕は「物語かどうか」「SFかどうか」みたいな
評価軸で評価しても意味がないと言ってるだけで、「二択問題」やら「両輪」やら
と規定しているのは堺さんのほうだと思いますよ。
たとえば、
OVA『IDOL Project』#1
OVA『AIka』#1
TVA『ミラクル ☆ ガールズ』#1
なんかは、一部のアニメファン(僕も含む)に非常に評価が高い作品です。
でも、これを、SF的小道具が出てくるからといって、「SFかどうか」とか、
「物語かどうか」なんて評価軸で判断するのは無意味でしょう(というより、
そうした評価軸で判断しようとする人は、はっきり言って「バカ」です)。
そうした、アニメにはアニメの評価軸がある、ということを理解しようとしない
堺さんは、僕にとっては「帝国主義者」に見えますね。
史料と堺さん要求の件については、また後日。
めがきらさん、はじめましてです。
>とかも入ってませんでしたっけ?<該当CD
>デスー、スーターはー、まーるいー…って奴。
例のCDを聞いてみたのですが入ってませんでした。残念。
確かジャケットに投稿者名とかコメントとかが載ってたと思うのですが、どこかに
埋もれてしまったようで見つかりません(涙)
んでわでわ。
とかも入ってませんでしたっけ?<該当CD
デスー、スーターはー、まーるいー…って奴。
はじめまして。
不味屋という雑食系ホームページを開設しているものです。
いつも楽しくROMしておりましたが、ゴジラの歌について横レスするご無礼を
お許しください(おじぎ)
ゴジラの歌が坂本龍一氏が担当する曜日のサウンドストリートに投稿されたのは間違いありません。
当時の投稿テープの一部を纏めたCD『DEMO TAPE−1』
(坂本龍一 矢野顕子プロデュース MDC4−1070 1991年 MIDI INC)
の15トラック目に「福岡市ゴジラ」というタイトルで入っています。
ちなみにこのCD、テイトウワ氏や槙原氏がプロデビューする前の投稿とかあってなかなか
趣があるCDだったりします。
ご興味があるようでしたら是非聴いてみてください。
それでわ。
以前、カムナビに関して、大森さん「編集側がきちんとチェックしていない」とおっしゃってましたよね?
でも、それは記述の繰り返しが多いってだけで、作家が間違いを書いたわけではなかった(時間的に因果関係が逆転しているとか、登場人物の年齢が場所によってまちまちに記載されているとかといった間違いではない)わけですよね?
だから、編集者の側は一応注意したけれど、読者の読みやすさを考慮して作家側が残した可能性も考えられる。一概に編集者のミスとは言えない。
で、こちらの方は明らかに編集者のチェックが落ちている例をみつけちゃったんですが。
今、恩田陸さんの「木曜組曲」を読んでいるんです。で、ケーキが配られるまえに、フォークに刺したケーキを振り回しながらしゃべる登場人物がでてくるんですよ。明らかな間違いですよね。
こういうのは、編集者のチェックがなされてないのでしょうか? でも、読んでいて誰でも、あれっ?と気づくでしょうから、校正者だって気づきますよね? 誰の責任になるのでしょうね、この場合。
全員?
本は一刷りで、該当個所は、ケーキが配られるのが126頁。ケーキを振り回すのが122頁です。
SFの話ではないので、ちょっとこちらできいてみました。
「サウンドストリート」じゃないや、FMレコパル提供の「レコパル・音の仲間たち」だがや
諸星さま>
「坂本龍一のサウンドストリートへの投稿作品」ってのは、間違いはないっす。
ただ、DAICONとの関係、影響は? となるとそれ自体は薮の中。時代的
には、DAICON III、IV(ついでにVも)のあとではありますが。
SFor not SF>
買い手、読み手にしてみれば、単純に「面白いかどうか」ってのが評価基準な
のであって、「特定のジャンルかどうか」ってのはどっか歪んでるような気は
すんだけどね。小説のジャンルって概念は、思いっきり商業的な要請がはいっ
てないかい? 特定作家からはじまって(この作家の前読んだアレ、面白かっ
たよなぁ)、特定ジャンルに至る(この前読んで面白かったアレ、こんな呼ば
れ方されてたよなぁ)戦略みたいなもの。
結局、どんな呼び方やら分類をされても、自分にとって面白いものは、自分に
とって面白いかどうかってことが問題なんだよね。ま、その自分にとっての面
白さってのを分析してって「ああ、これがSFってものなのね」って至ること
自体は、それはそれでまっとうな話ではありますが。
♪ゴジラゴジラゴジラとメカゴジラ……
って歌もダイコンだったんですかー。
遠い昔に誰かから「坂本龍一のサウンドストリートへの投稿作品だ」とか聴いた記憶があって、すっかり信じていたのですが、世間は甘くなかったみたいですね。
(って真相究明の最中に「私の誤解」とか語るなってば>オレ)
失礼しました。
>大森さま
めんどくさい質問にご回答いただきありがとうございました。
ほかの本でも、友人に
「あんたの小説は前半がすごく読みづらい」
といわれたことがあるので、ツカミがよくないのかなあ、と思います。そーゆーレベルの問題なのかもしれまっしぇ〜ん。『魔法の庭』も、1巻は淡々としてますが、3巻なんかジェットコースター並みの展開だし。もうちょっと前に重心を移動させるなど、構成を考えてもいいんじゃないかと。あやしい自己分析。
ぜんぜん関係ありませんが、劇団てぃんか〜べるという名前が懐かしくて、日記を拝見して「おーぅ」と思ってしまいました。昔、友人が入っていたのです。『ウェディング・ライセンス』の公演のころなので、もう、十五年ほど昔の話ですが。
>さかいさん
自分とこの掲示板の話題をひきずってて申しわけないんですが、『ハリー・ポッターと賢者の石』の原書買ったって言ってたよねえ? あれって、原書でもあちこち太字になったりポイント数大きくなったり、違う書体になったりしてるんですか? 太字になるのとポイント数が大きくなるのはともかく、丸文字みたいな書体で呪文を唱えられるのはちょっと読む気を削がれました。子供なら違和感持たずに読めるのかなあ。わたしは駄目だ。
物語自体はとてもおもしろかったです。続刊読みたし。
あ、あとカバーは日本独自のもののようですが、中のイラストは「へたうま」っぽいのが入ってましたよ。カバーもすごくいい感じです。全体に好感の持てる本でした。
私の覚えている「ゴジラ」の歌は
「ゴジラ ゴジラ ゴジラの息子
ミニラ ミニラ ミニラの親父
ゴジラ ゴジラ ゴジラの息子……」
というのを永遠にくり返すパターンだったんですが>大森さん、河内さん
そんなにいくつもバージョン違いがっっ???
怪獣の名前が延々とありましたね。ペーターも入ってたでし。
サイファイの議論のつづきをいきなりこっちで始めないように。まあ併読率は高そうだからいいか。
それはともかく、小川びいの主張を小説に適用すると、まんま梅原理論になりますね。
「SFとしてはアンフェアーな方向性でも構うことはない! むしろ、そっちを目指した方が金儲けできる!」(梅原書簡1999・11・26より)とか。
SFとしての評価と小説としての評価が独立かどうかは見解が分かれるところですが、
「小説にとってSFかどうかがどうでもいい地点がある」という人がいるんだから、「アニメにとってSFかどうかがどうでもいい地点がある」という人がいるのは当然か。
だいたい、TVアニメの評価軸として、作品が物語的に属するサブジャンルが占めるウェイトは小説の場合より小さいでしょ。キャラデザインとか作画とか演出とか声優とか、SFと関係ない多数の評価軸があるわけで。
個人的に言うと、「SFとしてダメだけど面白いSF○○」の率は、小説よりTVアニメや映画のほうがずっと多い気がするのだが。
で、「SFとしてダメだけど面白いSFアニメ」とか言わずに、「面白いアニメ」と言えばいいんじゃないの、というのが小川びい的な立場なのか?
それとも、宇宙とか未来とかを舞台にしたり、巨大ロボットとか架空メカとかが出てくるたびに「SFかどうか」を考えるのはやめましょうってこと?
大森の場合、SF軸を適用するかどうかはわりと本能的に決まってしまうんですが。
ところで、小川びいの、
「ちなみに、堺さんの史観の誤り(というか、思いこみというべきか)については、
資料を用意しましたので、近いうちにUPいたします。」
っていうのはどうなったんでショッカーーー。
>日記のゴジラ
ゴジラゴジラゴジラとメカゴジラ
ハイジハイジハイジとメカハイジ
クララクララクララとメカクララ
おんじおんじおんじとメカおんじとおんじ
ペーターがはいっていたかどうかは不明。
「ラスト、本気で驚かされた推理小説」
http://snog.squares.net/vote/vote.cgi?room=5433
というリアルタイムアンケートが行われていますのでお知らせまで。
きゃー、我孫子さん人気!
まあ、だいたい前回、別の場所で話したときとおんなじところで断絶が
生じて、私と小川さんの話は終わったみたいだと思うのですが、
それはそれとして、
>まるで逆みたいな言い方をされると驚いてしまいます(アニメスタッフ
>としてのSF設定や科学考証がどうでもいい、と言っているわけではない
>ですよ)。
という発言の真意だけはもう少していねいに教えてください。>小川さん
私にはさっぱり意味がわからないのですごく気になります。
まさにダメな映像中心主義の映画評論家みたいに聞こえるっす>小川さん
でもって、繰り返しになるけど、両輪なきゃダメでしょって言ってるつもり
なんですけど、私は。
それがなんで「物語帝国主義」になっちゃうわけでしょう?
そういう二択問題にしちゃうところが理解できないと言っているのです。
>堺さま
映画は「物語」だといったら、怒る映画ファンもきっと大勢いることでしょう。
SFが「物語」のサブジャンルといったら怒るファンもきっといるんじゃない
でしょうか。
映画が映画であるゆえんが物語に依拠していないように、SFのSFたるゆえ
んも(たぶん)物語に依拠しているわけではないでしょう。それはアニメも同
様です。極北とまでいかなくとも、SFにとって物語かどうかがどうでもいい
場合があるように、アニメにとってSFかどうかがどうでもいい地点もまたあ
るのです。
そのことは堺さんとてSFの場合はわかっていらっしゃるでしょうに、アニメ
の場合となると、どうしても理解できない、という態度をとられるわけです。
それともそのことには本当にお気づきでないのでしょうか? だからアニメを
(映画を)「基本的には物語」だなんて乱暴に言えてしまうのでしょうか。
前にも同じところで深い断絶を感じたんですよね>小川さん
>「SFかどうか」にこだわっているのは堺さんの方で、僕は
>「(アニメにとって)そんなことは(もう)どうでもいいの」
>って言っているだけだと思うんですが、
とか
>>「アニメ独自の評価軸」とかいう考えこだわってるように見えるところが、
>>私には不思議
>これも驚きの発言です。アニメファンが、アニメそのもののおもしろさに
>ついてこだわっちゃいけないんでしょうか。アニメファンをバカにしてません?
とかっていう発言は、「アニメの見方」を狭くしてるような気がします。
これは前にも言ったけど、アニメってのは表現の一形態のことでしょ。
だから、その形態そのもののおもしろさとか評価軸を持っていること自体を
否定する気はないんだけど、それと同時にほとんどのアニメは基本的には
「物語」であるわけでしょ。
そこにはSFもあればミステリもアクションもホラーもスポーツものも
恋愛ものもあるわけで、それぞれは「物語」のサブジャンルなわけですよ。
そして、そこにはそれぞれのサブジャンルなりの評価軸がやっぱりあるわけ
で、その両方を足して初めて作品としての総合的な評価になるんじゃないか
と私は思うわけです。
だからこそ、SFアニメにはきちんとしたSF性が欲しいわけです。
車輪の両輪がついてなきゃ自転車も転びますわいな。
それが「いや、アニメにはもうSFとしての評価軸はいらないんだ(と
小川さんが言ってるようにしか思えないんすよ、私には)」なんて
いう極論を言われたり、ことさらに「ボクはアニメファン」「あなたは
SFファン」なんて区分けをするのは、アニメの世界の内側にだけ
閉じている感じがしてしまいます。
一方にSF至上主義者がいるとしたら、小川さんは(私の目には)
アニメ至上主義者に見えますね。
>まるで逆みたいな言い方をされると驚いてしまいます(アニメスタッフ
>としてのSF設定や科学考証がどうでもいい、と言っているわけではない
>ですよ)。
アニメスタッフとしての、っていったいどういう意味なんでしょう???
さっぱりわかりません。
これが、「アニメだからといって科学考証が必要ではないと思っている
わけじゃない」っていうんなら、私と小川さんは同じスタンスだけど、
単に何に重点を置くかのバランスが違うだけってことなんすけど。
でも「(アニメにとって)そんなことは(もう)どうでもいいの」
と言われちゃうとなあ…………。その理屈、映画に当てはめちゃえば
「アルマゲドン」だってオーケーになるような気がする、つうか、
小川さんの言っていることの「アニメ」を「映画」に置き換えても、
私は異議を唱えるんだろうなあという気が。
ちなみに、前の発言は、私は自分がSFファンであると同時にアニメファン
であると思ってるので、そうやって勝手に「SF側」として排除されたく
ないっていうことも言いたかったんですけど。
ダイ・ガード第9話「炸裂!ノットバスター」観ましたです(^_^)
山の斜面でのたうち回るダイガードをみて笑いながら
「あーそーか、こいつ飛べねーんだ」と今さらながら思ったんですが
良く考えてみれば飛べないスーパーロボットって久しぶりな気がします
(ジェットスクランダーは出ないのかな?)
「戦車のほうが使える」というのには受けましたが
「おまえが、それゆーたらあかん」と突っ込みもしました(^_^;)
あとはくり返しギャグとワイドショー乗りの話だったけど
せっかくの「ノットバスター」のシーンが絵的にしおしおだったのが悲しいですね
もっとこう、どっぱーん、ぎゅいーん、ががががーんな感じで
格好良く演出して欲しかったです。
(使い方を間違ってるだけかもしんないですが(^_^;))
>堺さん
うーんと、ここで議論をしても始まらないんですが、ひとこと。
「SFかどうか」にこだわっているのは堺さんの方で、僕は「(アニメにとって)
そんなことは(もう)どうでもいいの」って言っているだけだと思うんですが、
まるで逆みたいな言い方をされると驚いてしまいます(アニメスタッフとしての
SF設定や科学考証がどうでもいい、と言っているわけではないですよ)。
>「アニメ独自の評価軸」とかいう考えこだわってるように見えるところが、私
には不思議
これも驚きの発言です。アニメファンが、アニメそのもののおもしろさについて
こだわっちゃいけないんでしょうか。アニメファンをバカにしてません?
>おがたさん、有里さん
えーと、その、ありがとうございます(照)。
そのお言葉を徳間書店さんに伝えてくださるともっとうれしいです(苦笑)。
私と小川さんが話をしたって、事実が明らかになるとは思えないんだよね>雑破業
サイファイでも書いたけど、同じ事実からでも違う史観ができてる気がする。
それは例えば大森さんと小川さんが話してもそうだし。
だから、ほんとの影響については、きちんとサンプルをたくさんとらないと
ダメでしょ。
あと、小川さんには悪いけど、「SF側」とか「アニメ側」とかいう立場を
規定してる人と私とでは、その時点で意識がずれてるのがつらいわけだ。
わたしゃ自分じゃ「SF側」オンリーの人のつもりはないもんな。
というか、私の世代のオタクは、普通にSF小説もSFアニメもそれ以外のアニメ
もみんな好きで、ずっと追っかけてきたオタクが多いんじゃないの?
なのに、「堺さんの意見はSF側の意見」で「私の意見はアニメ側」とか
言われちゃうと、もう全然かみ合ってないわけよ。
オタクたるもの「オレはSFファンだがアニメファンではない」とか
「オレはSFファンだがヤングアダルトは読まない」とか「ゲームは認めない」
とか言っちゃダメでしょ、ってのが、例えば岡田斗司夫さんの「オタク」論
なわけで、私らの世代はそういう立場で頭の固い連中相手に戦おうとしてきた
はずなのにさー、どうも最近は逆に「アニメファンだがSFファンではない」
とか「ヤングアダルトは読むがSFは読まない」とかそういう若い衆が
増えてるような気がして頭痛いんだわ。
「サイファイ」問題もそういうくだらない囲い込みっぽく見えてイヤなのよ。
小川さんの場合は、本人がSF小説だって嫌いじゃないはずなのに、
「アニメはSFとは関係ない」とか「アニメ独自の評価軸」とかいう考えに
こだわってるように見えるところが、私には不思議なんですけどね。
認識間違いの箇所とか意図の不明な点を問い合わせようと電話をしたら、電話にでるのを拒否されてしまいました。(均一蝋hosodaさん、あなたの愛する細田さんは私に電話をするようにとおっしゃっているとか。やっぱり二人は別人ですぅぅぅ。いや、電話しろと言っておいて、実際に電話が来ると逃げるという虚勢のはりかたってのもあるかもしれませんが。)
いずれにせよ、私的な手紙、プライベートな範囲の問題に、こちらの職場のディレクターあてに手紙を送ってきて、しかも私宛ての文面はむき出しの裸で同封していたあたり、完全に壊れきってしまっている人間なので(まともな会社につとめているとは思えないっす)、問い合わせてみても無駄かもしれません。
手紙の末に記載されていた電話番号は人事異動前のポストの代表番号だったりして、超絶怪しいっし。私用の手紙(本人が私的な手紙だと文中強調している)を会社の封筒に入れて送れば、それは横領行為でしょうし、ねえ。(社名封筒をつかうと、封筒代だけでなく郵便料金まで社の払いにしている可能性も疑われていたしかたない部分もありますね。)
「手紙のことはインターネットには流さないでね」とか書かれてましたが、私に関して「あることないことインターネット上に流れてもかまわない」と同じ手紙の中にはっきりと書いている人間のこういったお願いをきかなくちゃならない義理ってものは、普通ないでしょう。「手紙は第三者に見せないでね」と頼めば自動的に見せてはいけないことになるのならば、どんな嫌がらせの手紙を送っても犯罪にはならないことになっちゃいます。んなアホなことはないですね。
少なくとも、私はH氏に関して一切の嘘はインターネット上に書いていないのに対し、細田という人はそれに嘘のコメントをつけつづけたわけで、だからH氏が自分が細田ではないと証明できない限りは、私もそれなりの扱いをしてしまうことはしかたがないわけです。(ちなみに細田という人は、「転載しないでくれ」と要請文の付随しているBIGLOBEのメイルの原文を、かなりわかるかたちのまま「こだまのあとだま」に無断転載していたりする人ですが。)
自宅と携帯を数回づつ呼び出した後、留守電に「電話下さい」と「一応」入れてみたものの、「イラストについて連絡します」という、仕事上自分からした約束すら守れなかった人(しかも2回忘れている。いったい、ほかの作家さんたちは怒らないのか?)だから、返事は期待するだけ無駄でしょうか。
つうより、この忙しいのに、なんで今の仕事と無関係なおっさんに電話してるんでしょうね、私は?
相手にも立場があろうかと、一応弁明の機会を与えるために電話をしたわけですが、こちらもそんなに時間があるわけでないので、自分からチャンスを放棄されたかたに礼を尽くしてもとも思ったり。
小川センセー、また、そんな御謙遜を……。
対決企画実現の暁には、火の粉の掛からない距離から、
手に汗握って観戦させていただきます(笑)。
でも、まあ、マジなハナシ、過去になにがあって、
現状がどうなのかということを詳らかにするのは
それなりに有意義なことなのでは……?
私も『こだわり声優事典’97』の続編が欲しいです。
『こだわり声優事典’97』は、
「まあっ、オーベルシュタイン(←我が家では基本的に銀英伝の役名で呼ぶ)って
こんな顔してたのねっ!」
「小杉十郎太って、若いっ(写真が若いだけですか?)」
などと、ほとんど表紙マンガそのままのノリで楽しませて
いただきました。
できれば役名から引ける索引があればいいなとか(←無理難題)、
故人や引退した方々についてもページを割いていただけると嬉しいな
などと思ったりします。
面白いことは面白いし、良いじゃないですか。
くろきさんにとっては、自分と意見の合わない投稿者は、頭の中で即時「掲示板荒らし」と変換されるとか、わかりやすくて大変結構だと思いますよ。
「あたくしに批判的なかた、あたくしと趣味が同じでないかたは、そもそも最初からホームページにはお入りにならないでね」
とか、ページのトップに掲げちゃっている女性とかけっこういらっしゃいますが、あのセンスですね(笑)。(そういうのはクローズドな場所でやるものではなかろうかとも、頭の片隅で思ったりしますが。インターネットって大通りのショーウインドウの中と同じで、見えてしまうものなんだから、趣味が同じでない人だって見ちゃうことは仕方ないし、見れば不愉快になってクレームをつける人もいますわさ、当然。)
ということで、くろきさんのお知り合いの白泉社の「身元のはっきりした関係者のかた」とやらは、社名を掲示板に出さないで欲しいと御自身が申し出たことを、白泉社の総務に問い合わせられると困るような関係のかたであるようです。
いったいその「身元がはっきりしたかた」とは、どなたなのでしょうか? 考えるだけでわくわくしますねっ♪
すっんげえつまんねえ結論だと思いますけど。
それにしても、三年になりますか。だとするとバカの集まりの中で、多少とも利口なのは前田栄ですねえ。
大昔の話なんかしていないんだから。(たんにインターネットに出入りしてないだけかもしれないけれど。)
私としましては、白泉社のH氏には、
「あなたが書かなかったせいで」
と言われた瞬間、我々の間で「一緒に仕事はしないほうが良いでしょう」とでた結論は、いったいなんだったのでしょうか?と、気が遠くなりかけたことをお知らせしておきます。自分のところに原稿がこないと、すなわち書いていないことになるのは、専属契約がある場合だけです、普通。
しかし三年ならば、記憶が維持できる能力がないというのも、可能性としてはありですかね。
あの三バカ大将をインターネットで復元したい場合は、名前に「田」が入ってなくても良いのならば、前田さんの代わりに彩院忍あたりを入れてみると、発言スタイル的にかなり近い感じになるのではないかと、私は思います。
小川さんは、
以前、
ロマンアルバム アニメ声優ハンドブック
こだわり声優事典’97
小川びい・著
アニメージュ編集部・編
徳間書店
を作られた小川さんなのでしょうか。
そうであられると致しますと、この本は大変あ
りがたく見やすかったのですが、以降新しい新
しいVer.はおつくりになられないのでしょうか。
Review+事典に感じられ、誤植誤記がたび
たび見られる、同種の声優名鑑より面白かっ
たので、是非新しいのが欲しいのですが・・・。
管理者: 大森望 <ohmori@st.rim.or.jp>