1982年〜1984年当時の厚高

atsuko.gif応援団についてatsuko.gif

生徒全員が応援団員
早弁しての歌唱指導

数年に1つくらいのペースで内容を追加します。超気長にお読み下さい。
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生徒全員が応援団

 僕の入学当時は、生徒全員が応援団員でした。ということで、入学式のすぐ後に入団式なるものがあったのです。太鼓が重々しく鳴り響く暗い体育館の中で、それは行われました。しずしずと入場する団旗、一人一人続く応援団上級幹部の紹介、そしてクライマックスには高下駄をはいた副団長の扇子踊りが行われていました。最後は団旗の退場で入団式は幕を閉じ、我々は全員応援団員となったのです。


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早弁しての歌唱指導

 生徒全員が応援団員ということは、全生徒が応援歌を歌える必要があります。そこで新入生には、入学してすぐに最初の試練がやってきます。その名も応援団幹部による「歌唱指導」です。
 ある日、応援団の下級幹部(2年生)の人が教室にやってきて、僕らにこう言いました。

「来週は歌唱指導があるので、昼休みは必ず教室にいて下さい。机の上には生徒手帳だけを置いて、他には何も出さないで下さい。歌唱指導中、上級幹部(3年生)が教室の後ろの戸から見回りに来ますが、決して後ろを振り向かないで下さい。振り向いた場合、身の保証はいたしかねます。」

 こうして僕らは1週間に渡る歌唱指導を経て、校歌をはじめ応援歌の数々をみっちりと暗記したのでした。歌唱指導が行われる昼休みには弁当が食べれないので、男子も女子も3時間目後の短い休み時間に、一生懸命弁当を食べていました(僕の場合、習慣になり卒業まで続きましたが・・・)。

(追記:2008.6.29)
歌唱指導について2008.6.23に
コメントをいただきました。どうやら僕の記憶違いで、歌唱指導は放課後で、昼休みは下級幹部の方が来られて懇談をしていたとのことです(しかも、歌唱指導のために授業を短縮!)。そういわれれば、放課後にもやっていたような・・・


[更新2008.6.29/作成1999.7.22]