
GOING TO BELGIUM
7月23日
| 地元のツーリスト・インフォメーションからホテルが2軒、フェスティバル事務局と書かれた個人名の電話番号がFAXされてきた。多分、このホテルが会場に近い2軒というわけなのだろう。教えてもらったサイトで調べてみると、なるほど住所は Nidrum になっている。 フェスティバル事務局に電話をしてみる。個人名は男性だったが女性が出て、英語で応対してくれた。ここでもクレジットカードによるチケットの予約はしていないと言う。 「現金だけなのよ。どこからかけてるの? 近くの店を紹介するわ」「日本からなんですけど」 「え〜〜〜っ! 日本〜!!! 日本から見にくるわけ? どのバンドがお目当てなの?」「 GREAT WHITE と THUNDER 」「やっぱりね」 ど〜ゆ〜意味だ(^^;)? 「 どこでこのフェスティバルのことを知ったの?」「インターネットで」「それならインターネットのどこかでクレジットカードでの予約ができるんじゃない?」 あ の ね え、そっちが主催者でしょうが(^^;)。 「 ソールドアウトになったりはしません? 」 と聞いてみた。 「 ノ〜、ノ〜、ノーッ!」 ←笑いながら、力強く徐々にトーンを上げながら読むこと 喜んでいいやら悲しんでいいやら。 出演者や出演順についても聞いてみたが、主催者が不在でよくわからないと言う。わかっているのは、土曜はスタートが19:00で真夜中までやるってことだけ。 電話を切ってから考えた。 なにやら物凄い片田舎で、しかも野外フェスで、20万も飛行機代かけて行く価値があるだろうか? もう少し待てば米国内ツアーが始まる。西海岸なら5万円代で飛行機のチケットがとれる。会場も小さいクラブだから、すぐ間近で見ることができる。サウンドチェックを覗いたり、終わったあとにメンバーと話したりもできる。彼らはいったんツアーが始まると、ほとんどオフなしに回るので、うまく選べば1回の渡米で2〜3回のショウを見ることも可能だ。 が、しかし、GREAT WHITE をヨーロッパで、しかも野外フェスティバルのトリで見る 機会なんて、ひょっとしたらもう2度とないかもしれない。ファンの私がこんなことを考えるのはひどいかもしれないが、今度のアルバムがこけたら、それこそ米国内のクラブツアーだって危なくなるのだ。彼らが輝いている姿をこの目に焼き付けておけるのは、これが最後かもしれない。おまけにも れ なく THUNDER がついてくるのだ。 決めた! 行く! 2つのホテルのうち、レストランがついているほうにFAXを送った。1泊1000BFだから、日本円にすると3500円弱。7月31日から8月2日までシングル3泊の予約を依頼した。旅行社にFAXし、エールフランスの予約を頼んだ。 |
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