![]() で、The Majestic Tour という1時間ほどのバスツアーに乗ったとき、途中で降りてこの丘に向かって行きました。降りるときにバスの運転手さんにどう行けばいいのか教えてもらったんですが、いざ降りちゃうとまったくわからない。地図と首っぴきでおそらくこっちだろうと思われる方角に進んでいきました。 平日の昼間のし〜んとした住宅街を通り抜け、小さな教会を眺めながら歩いていくと、いかにもそれふうの坂道が出現。これが写真で見るよりもっと急坂でしかも長い。「え、これを行くの?」とかなり引きました。が、どう考えても登っていかなきゃ丘の上にはたどり着けません。覚悟を決めて歩き始めました。 ![]() そろそろかなと思って顔を上げると、おお!道の先には空と雲だけ。変わりやすい天気のエディンバラでしたが、このときはすっかり晴れ渡っていたので真っ青な空に綿菓子のような雲が浮かんで、まるで絵に描いたような光景が待っていてくれました。疲れも一気に吹き飛ぶとはこのことです。 ![]() ギリシャ神殿みたいなのは戦没者記念堂なのですが予算が途中でなくなって未完成。だからよけいに遺跡みたいに見える。近くで見るとコンクリートっぽくてどちらかというと東ベルリンの建物のようにも見えましたが。丸いドームは天文台、塔はネルソンという人のモニュメントでした。 丘の上からは街の様子も一望にできますし、湾のほうも眺め渡すことができて、本当に気持ちがいいです。 ![]() 帰りは別の道を降りていきましたが(秘密の花園への入口のようなドアのある家を通り越してライオンの手すりがある階段を降りきると Regent Road へと出る)、どうやらこっちの道のほうが普通にアクセスするルートだったみたい。 ![]() 下の写真はバスツアーでバスの2階から見た風景です。ガイドは生とテープとあるみたいで、最初に乗った The Edinburgh Tour は生(私たちは1階にいたので見えませんでしたが2階にガイドさんがいてマイクに向かって説明していたようです)、2つ目の The Majestic Tour はテープでした。生のほうは客からの質問にも答えてくれるし冗談も言ってくれるから面白いのでしょうが、英語が聞き取りにくいのが難。テープのほうはさすがにわかりやすかったです。一長一短ですね。生でも目の前で喋ってくれてるとまた違うのかもしれません。 ![]() |