Club ARISTO Maintenance |
ARISTO V300VEに乗るNO.786のひろさんが、走行中にTVの視聴を可能にする方法を、EMVディスプレイのはずし方と共に紹介してくださいました。
Q&Aや掲示板で質問が多い走行中にTVの視聴可能にする方法を、EMVディスプレイのはずし方と共に簡単にご紹介いたします。<EMVのはずし方>
< 準 備 品 >
< 参 考 >
- ビニールテープを巻いたマイナスドライバー
- 10mmスパナ
< 手 順 >
- ドライバーに巻くビニールテープは、薄すぎると使用中に破けてドライバーが剥きだしになってしまうし、厚すぎると隙間に入れるのが大変になるので、使用するドライバーに応じて適度に巻く。
- あらかじめ、シフトレバーをLの位置まで下げておくと作業がしやすい。(もちろんエンジンは切った状態です)
1.EMV上のレジスターASSYをはずす。
まず、赤丸の部分をビニールテープを巻いたドライバーでこじ開ける。
次にゆっくりと手前に引き出す。
白いコネクタ(時計用)、黒いコネクタ(ハザードスイッチ用)の2つが接続されているのではずす。
2.EMV下のリセプタクルASSYをはずす。
完全に開いた状態で赤丸の部分を左右の手でそれぞれ持ち、手前に引く。力一杯に引き出さないように注意する。
左と右を交互に引き出すようにするとわりと簡単にはずせる。
コネクタ(シガレットライター用)が接続されているはずです。
3.EMVディスプレイ本体をはずす。
赤丸のボルト4本とナイロンピン1本をはずす。
この改造の中で一番大変なところ。
ナイロンピンはEMVの盗難防止と言うだけあって、もの凄くはずしにくい。
入れるのは楽。本体には4つのコネクタがつながっているので、ゆっくりと持ち上げコネクタをはずす。
※組み立てるときは逆の手順を行う。
<TV視聴可能にする配線接続>
間違ってもここに書いてある配線処理以外の事を行わないでください。 ヒューズが飛んだり、機器が故障する原因となります。
この改造は自己責任でお願いいたします。失敗しても責任はとれません。
99年8月の小変更前と後ではコネクタ形状、配線位置ともに違いますのでご注意ください。
また、この配線処理をしても走行中にFM多重放送画面を起動することはできません。
(1)99年7月まで(CD-ROMナビ)の仕様
EMV裏側23ピンコネクタの7番がパーキングブレーキ信号(PKB)、20番がスピード信号(SPD)なので、7番ピンはケーブルを途中で切断してEMV側を23番のGNDと接続する。
車両側はビニールテープを巻いて絶縁する。
20番ピンは抜いてビニールテープを巻いて絶縁する。
(2)99年8月以降(DVD-ROMナビ)の仕様
EMV裏側14ピンコネクタの13番がパーキングブレーキ信号(PKB)、5番がスピード信号(SPD)なので、5番ピンは抜いてビニールテープを巻いて絶縁する。
13番ピンはケーブルを途中で切断してEMV側を8ピンコネクタの6番(GND)と接続する。
車両側はビニールテープを巻いて絶縁する。
黄−黒がPKBのケーブル、紫−白がSPDのケーブル。
<コネクタピンの抜き方> ※図は実際のものとは違います
1.左図の矢印の部分を引き上げる。
2.右図の矢印の部分に針などを差し込む。
3.ピンを引き抜く。※この改造は、ユーザーの責任において実施して下さい。
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