エキスパンドブック戯曲シリーズ




CAT FOUNDATIONでは「エキスパンドブック戯曲シリーズ」を発行しています。
これは戯曲=芝居の台本を「舞台で観る」「本で読む」というこれまでの関わり方とは違う方法としての実験でもあります。台詞とト書きからなる戯曲に文字と画像の注釈をつけることが可能で、実際の舞台の模擬的構築あるいはまったく別の形での再構築など、可能性はさまざまです。
でも、そんな理屈は別にして、パソコンで読む本として気軽に触れてみてもらいたいとも思います。



作品リスト

CAT FOUNDATIONでは、戯曲シリーズとして、次の作品を作成しています。

『忘れたくない、あなたのために』 シリーズ第一弾。
21世紀中頃。記憶を操作するサイバー・ドクターと呼ばれる医者たちがいた。彩場もまたそんなひとりだった。彼のクリニックをある日訪れた奇妙な患者たち……。
山梨の劇団・演劇南天による舞台写真入り。
『眠らない』 シリーズ第二弾。
女探偵・倉橋雅子と彼女のまわりになぜか集まってくるちょっと変わった友人、居候、そして依頼人たち。そして、時間は静かにすぎていく……。死体もカーチェイスも出てこない、でも探偵のお話。
劇団よろずや通信房第三回公演作品。舞台写真入り。
『梢にうたう』 シリーズ第三弾。
その丘の上には、大きな木が一本。鳥がさえずり、緑が揺れ、風が梢をなでていく。そこは、彼が、彼女が、それぞれの想いを胸に集まってくる、懐かしく、切ない、故郷(ふるさと)
劇団よろずや通信房第二回公演作品。
『丘の上で聞いた話』 シリーズ第四弾。
そこには、いつもやさしい風が吹いていた。人はそこを訪れ、風を感じ、陽射しを浴び、子供は駆けまわり……。
舞台は丘の上の博物館。そこではたらく彼と彼女の悩んだり迷ったり、そして立ち止まったりする姿のスケッチ。
劇団よろずや通信房第四回公演作品。

以上、いずれも、作・つくいのぼる

戯曲と設定資料・虚実混合の用語解説などがついています。
対応機種 : Macintosh / Windows95 (Windows3.1) ハイブリッド版
価 格  : 各500円

本シリーズのうち印の作品は サイバーブックセンター にて販売中!

お問合わせはe-mailで CAT FOUNDATION まで



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