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イーミルとオイズムラ Auðmula og Ymir
1. オイズムラの乳を飲むイーミル |
4. イーミルと オイズムラ (19世紀の挿し絵本より) |
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デンマークの画家ニコライ・アブラハム・アビルゴーア(1743-1809)の作品(1777年)。 アビルゴーアは、ローマで勉強した古典手法を用いて描いたとされます。 雌牛オイズムラは、塩の氷を舐めて、そこからブーリを生むのです。ブーリは北欧の最初の神々オージン、ヴィーリ、ヴェーの父親です。 この絵の中にもブーリらしき人物が岩のような氷の中から出てきていますね。 P. A. Munch. Norrøne Gude- og Heltesagn. 1840. Rev. Jørgen Haavardsholm. Oslo: Universitetsforlaget, 1996, 60. |
おそらくはドイツの画家の作と思われます(詳細は不明)。 のんきな顔のオイズムラが可愛いと思えば可愛い。 一方巨人イーミルの方は、原初の孤独さを感じているようにも思えます。 |
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