このVOICEは、ワーキングホリデーや、英語の勉強に来ている留学生が、カナダ
バンクーバーで体験した事をまとめてみました。みんなが海外で体験した、面白くエキサイティングなVOICEです。
「歩行者、ごっつぅ強いでぇーしかし!」
バンクーバーで車を運転している私がすごく感じることは、歩行者が何よりも強い!ということ。
ある日、私の前を走っていた車の運転手が、駐車することに気をとられて、キョロキョロしていたら歩行者に気付かず、横断を妨げてしまいました。
その歩行者(若い男性)は、窓ガラスをバンッとたたいてどなりちらして、びっくり。『あー気ーつけな私も』と思った2日後、私もついやってしまいました。
歩行者のおじさんに突っ込み、直前でキキキーッとブレーキをかけたら、やはりちょっとイヤミっぽく、”Nice
driving, Lady!”と言われてしまいました。ふー。皆さんも運転の際には、歩行者に注意してください。
(22才 さる)
編:こちらに来て驚くことの一つですね。歩行者優先のカナダ、きっと相手を思いやる気持ちから始まった習慣なのでしょうね。日本ではありえないことですが。
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「初めての経験」
カナダに来て1週間が過ぎた頃、バスを乗り損ねたことがありました。West Van
だったので、1時間に1本ぐらいしかバスがなくて困り果てました。仕方なく、
Park Royal というShopping Centre まで自分の足で走ることにしました。が、そのとき1台の大きな車が近寄ってきました。
車の中には1人のおじいさんが乗っており、「Downtown」まで連れていってあげるよと言いました。私は車に乗り込みました。
彼は推理小説が好きで、今読んでいる本の内容を説明してくれました。その後犯人は誰だと思うと聞かれたけど、英語があまり理解できなかったので、何も言えず困りました。
何でもない話ですが、カナダ人のやさしさに初めて触れた経験です。もちろん、ホストマザーに危ないとおこられましたけど…。
(中野英子)
編:親切なおじいさんで本当によかったですね。ホストマザーの言うように、最近事件も多いし気をつけるにこした事はありませんが、ヒッチハイクも楽しいですよ。
「ヌーディストビーチに行ってきたぞ!」
バンクーバーもやっと暖かくなってきて何処かひなたっぼっこに良いところはないかな?と、探していたところ、なんとヌーディストビーチがあるとのウワサ。さっそく、暖かい日に出かけてみました。
本来の目的はひなたぼっこじゃなかったかな?と思いつつも「ヌーディスト」という響きには勝てません。吸い寄せられるようにビーチに降りていくと…少し離れた所に真っ裸のおじさんが散歩しているではありませんか!「おー!生きてて良かった!」と思わず叫んでしまいました。
…が、しかし右を見ても左を見てもなぜかおじさんばっかり。これでは目の保養ではなく目の毒でした。「なぜだー!」
帰り道の上り坂(ここのビーチは崖の下にある。)がきつかったこと。きっとやましい気持ちで行った天罰だと思います。
(TAMA)
編:ヌーディストビーチでは、だれもが裸にならなければなりません。やましい気持ちではなく、一度自分自身で経験してみては?きっとおじさんたちの気持ちがわかるはずです。
「カナダでも日本人は金持ち?」
ある夜、私と友達の女の子3人で、ブロードウェイ駅に下車したときの事です。3人のカナディアンに呼び止められ、彼女らは私たちの前に立ちはだかり、”Do
you understand?”数回私たちに尋ねてきました。私たちは訳もわからず、何も分からないという顔をして、その場を去ろうとすると、1人のカナディアンが私のバッグをつかみ、”Do
you have a money?”と聞いてきました。びっくりした私は、” No, I don’t
have.”と答え、何事もないことを祈ってました。そのとき、運良く近くを人が通りかかったので、彼女たちは、私たちから走り去っていきました。
結局私たちは、何もとられませんでしたが、日本人の皆さん気をつけたほうがいいです。日本人はお金をもっていると思われています。それ以来、私は貧乏そうに見えるように心がけています。
(ポーリッシュ)
編:治安の良いカナダでも、日本人は格好の獲物ですね。日本人はだれでもお金持ちだと思われているようですが、そういう人ばかりでないことも知ってほしいですね。
「グランビルストリートにゴリラ出現!?」
グランビルにアダルトショップがありますよね。そのまわりで、ある夜友達とたむろしていたら、突然ゴリラのぬいぐるみを着た人5人ぐらいが、パフォーマンスをしながら、堂々とその店に入っていってしましました。
突然のことでびっくりしたけど、すっごくおもしろかった。日本では絶対に見られない光景に、やっぱりバンクーバーはいいところだなと思いました。
(匿名希望)
編:ストリートパフォーマンスがめずらしくないこの国ですが、こんなに奇抜なのが見れて、ラッキーでしたね。まさか、一緒にアダルトショップの中まで、ついて行ってしまったのではないでしょうね。
「ストレンジ、シェアメイト」
ボクには今、カナディアンのシェアメイトがいます。彼は大変ストレンジマンで、ボクの吸い終わったタバコを吸い、ボクがいない時は、ボクのベッドで寝、夜中にはいきなり笑い出します。
こんな経験は日本では絶対できないと思います。何度注意しても同じ事を繰り返す彼のおかげで、カナダに来て人間が丸くなったと思います。
(船越尋揮)
編:シェアというこちらならではの生活スタイル、そしてこちらならではのシェアメイト。本当によい経験と思い出ができましたね。
「バンクーバーにもあった、フリースクール!」
バンクーバーでフリースクールを見つけました。みんなトロントにはいっぱいフリースクールがあるけど、バンクーバーにはないなんて情報を流されてあきらめていませんか?
わたしは1つ、ブロートンとネルソンの角に見つけました。生徒もさまざま。日本人は少ないし、ただだし、(でも最初にメンバーシップとして2ドル払う)他の国の友達もできました。
デメリットもあって、1クラスの人数が多いってことと、授業も期待するほどではないってことです。でも、英語に接していたいって人には、ピッタリです。
(RIE)
編:探せばあるものですね。ESLの学校は授業料がちと高いし…。せっかくカナダに来たのだから、できるだけ長い時間、英語に接していたいもんね。
「ストリーキング オン ロブソン」
ある日、ロブソンストリートを歩いていたら、全裸のおじさんが現われてジョギングをしてた。
(匿名希望)
編:冬でも薄着のカナディアン。きっと裸くらい何でもないのかもしれませんね。それともよっぽど自信があったのでしょうか。
「ここでもやっぱりテレビゲーム」
レンタルビデオショップ、ブロックバスターでソニープレイステーションのレンタルを発見。でもここのビデオ屋がくせもので、会員になって
本以上ビデオをレンタルしないと、ゲーム系はレンタルしてくれないとのこと。ゲームを借りたいがために、一日
本ぐらいずつ借りた。
やっとの思いでプレイステーションをレンタル。その介あってゲームはとてもおもしろかった。
(FUKAYA)
編:カナダでもビデオショップでレンタルするほど大人気のテレビゲーム。カナディアンもオールで遊んでいるのかな。
「さすがの国技、ホッキー!」
小っちゃいときから、バスケットボールの大ファンだったけど、初めてアイスホッキーを生で観て以来、ホッキーのおもしろさに開眼させられた。
(匿名希望)
編:バンクーバーでは、NBA、NHLが気軽に観戦できます。カナディアンに混ざって、応援で白熱するのも、カナディアン気分で最高ですね。
「カナディアンと日本人」
何事もやはりカナダ人だから…、とか日本人だから…、とか人種の問題ではなく、当の本人のキャラクターによる、と考えたら気分の浮き沈みもまぁまぁになるのでは…と思います。カナダ人だからキツイ事も平気で言うとか、約束を破るとかではなく、自身のキャラクターだからと思えばば「その人が好きじゃない」
「カナダ人がイヤ」という図式にならないと思います。
せっかく 1年、2年違う国にいて、違う文化、生活習慣、考え方に触れることができるんだから、いい事も、悪い事も受け入れて、自分なりに区分づけて楽しく過ごしたいものです。
もうひとつ、カナダ人に日本のことを聞かれたとき、正確に答えていない人が多すぎると思います。後々、「日本人の友達から以前聞いたことがあるんだけどー」とカナダ人から超間違った事実を知らされると同じ日本人として恥ずかしいし、腹立たしいので…。日本人は自分だけじゃないということを忘れずに!旅の恥ははき捨ては、やめませんか?
(那須千佳子)
編:日本は単一民族なので無意識にその人のキャラクターを人種で分けてしまうことがあるかもしれません。カナダは他民族国家なのでその辺を勉強するには最適ですね。
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