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      学校建築で円形の校舎がはやった時期がありました。比較的規模の小さい小学校、幼稚園などにこの様式は採用され、木古内町では円形校舎として木古内小学校、泉沢小学校、札苅小学校が建てられました。 
       
      しかしながら校舎の老朽化、泉沢、札苅の人口減少により木古内のこの3校は統合をされることになり、木古内小学校は改築され円形校舎は一足早く姿を消しました。そして平成15年3月に泉沢、札苅の小学校は廃校になりました。 
       
       
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      泉沢駅の委託をしている人の話によると、泉沢小学校は廃校後、早晩取り壊されるとの話でしたが校舎はしばらくの間延命しました。しかしながら平成20年度についに泉沢小学校の円形校舎は姿を消しました。 
       
      泉沢の小学校の入り口には卒業生の訪問を待ちわびるかのように見学者入口の張り紙が貼ってありました。平成13年頃に校舎の外壁は塗りなおされているため外見はとても温かみのある雰囲気で、薄日が校舎の外壁やガラスに反射し、とても美しかったです。 
       
       
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      最近の学校建築は箱型のものがやはり多いのですが、小規模の学校にはニセコの近藤地区の小学校のように一ヶ所に機能を集約した円形校舎的なものも見受けられます。また円形ではない楕円の学校建築なども最近見かけたことがありましたが、これはたぶん学校建築の流れとはまた違う、建築家安藤忠雄の作品の特徴といえるのかもしれません。 
       
             
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            (地域別情報4-2-1.木古内に地図と周辺案内があります。) 
             
             
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