2004年1月27日(火)
チェンマイ 5日目
二日間、自分で洗濯の余裕がなかったため、
ホテルに洗濯を頼む。
同じホテルに落ち着ける便利さだ。
帰国に向けて、いろいろなことが、
最終段階に入り、自分のメモもまばらになってくる。
もう一度、ハンドンに出かけるまで、バザール内のお店の
お手伝いの予定。
夜は、人で一杯のバザールも、朝は、全く人気がない

毎日すぐそばの舞台である出し物もそういえば、
ほとんど見ていない。
小さな生存競争(共食い?)

写真の中の矢印をクリック
メインで働くはずの親戚の若いお二人、なぜか現れない。
とってもかわいらしくて、素直で、キュートなご夫婦なのだけれど、
ペースは、スロー・スロー。
午後、再び、木工工芸品地区ハンドンに向かう。
仕入れをまかされた店長さんの裁量で、
最終的な品物の買い付けをする。
又、Mさんの資料としての品物も購入する。
魚獲り用のひょろ長いしかけの網かご。
鳥を入れて伏せておく半球形のかご、
天井のすす払い用の長い柄の箒、
博物館の展示スペースを作るための竹のゴザ?も大量に
買ったため、小型トラックの荷台は、
かさばるたくさんの品で荷崩れしそうな満載状態。
数多く点在する地区のひとつ

この屋根の下の両側にびっしりとお店が並んでいる。

↑の写真は、人がいない時を選んで撮ったもの。
実際には、外国人のお客さんも含めて、
それぞれの場所は、賑わっており、
お洒落なお店、カフエや食堂、が周りを囲んでいる。
額縁、鏡、置物、飾り棚、机、イス、等々・・
あらゆる木製のものが、揃っている、という感じだ。
木を削って形を作り、色を塗るという作業が、あちこちで
行われていて、ニスの臭いも新しい。
そんな中、通りすがりのお店で、店長さん、目ざとく
怪しい木のドラえもんのおもちゃを発見してくれる。
大きな紙幣しかなくて、モタモタしている間に
Mさん、娘にプレゼントしてくれるとのこと。
ちょと笑ってしまうドラえもん、今回の旅で大受けの一品となる。
その後も幾つかの木工マーケットを根気よく回って
夕方、少し前、市内に戻る。
親戚宅に帰りついて、荷物を下ろして、ほっと一息の時間。

親戚宅の坊や。
ムエタイが大好きとのことで、
ムエタイの前のお祈りの真似がうまい。写真に撮りたいのだけれど、
なかなかいいところが、撮れない。
カメラを向けると、ポーズしてくれてしまうからだ。
小さいながら、蹴りの力は、Mさんも驚くほど強いらしい。

ドラえもん好きの我が家的には、たまらないこの感じ。
坊やごと連れて帰ってしまいたいくらいだったけれど、
そうは、いかない。写真だけで我慢。
帰って、残りの作業後、
「明日は、ゆっくり休んでください。」Mさんが私に言う。
思いがけない、自由日到来。
夜、ホテルの部屋に戻って、
「地球の歩き方」から、チェンマイの部分だけコピー
してきた地図をひたすらながめながら、考える。
さぁーて、自分の方向音痴の度合いは、雲南省で、身にしみている。
今度は、ここタイはチェンマイで、どうやって動けるだろう?
日本では、エスニック関係の本を買いあさっては、
いつもためつすがめつ眺めている。
もし、ラオスに行ったら、こんなところに行きたい。
もし、カンボジアに行ったらあそこは、抜かせない。
もし、バンコクに行ったら・・・
そして、もちろん、「もしチェンマイ」もあった。
でも、今回は、無理と思っていたので、その本さえ持ってきていない。
「山岳民族博物館」は、確か、郊外だったハズ。
それから銀行の織物博物館は?
でも、、、ま、もし本があっても私のこの地理感覚では、無理そうだ。
明日、私が一人で行けるのは、
お堀に囲まれた旧市街位のとこかな。
トゥクトゥクの乗り方、乗り合いバスのソンテウとは、など
読みながら寝る。
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