いじめ対策

 神経質の素質をもつ子供はいじめられやすいので、皆さんの中には子供が居る場合、いじめられないかと心配な人もいるのではないかと思います。
 現在のところ、政府、文部科学省、教育委員会、学校、先生とも本当にいじめをなくすような取り組みをしているとは思えません。
 本当にいじめをなくすには、いじめができないようなシステムをつくることが大事なことですが、そういうシステムをつくる気はないようです。
 暴力的ないじめや、その他の酷いいじめであっても、先生に相談すれば利害関係者である先生は、いじめた者に言葉で注意するだけで、損害賠償とこれからいじめが起きないようにするきちんとした対策などはしないでしょう。
 先生は、「いじめた者はこれからいじめはしないというから許してやれ」などと言いますが、だいたいは、いじめられた者に対して何の報いもせず、犠牲にしたままもみ消すようなかたちでおさめようとします。

 もういじめはしないという保証はありませんし、いじめられ損で終わらされてしまいます。
 そういう時は先生に、これからはいじめられない保証と損害賠償を求めましょう。

 先生に対して、「それならば金銭的には何十万になるか何百万になるかわからないが、今までの被害に対して、かたがわりして払ってください 」と言いましょう。

 また、もしこれからはいじめられることはないというなら、再びいじめを受けた場合は「先生が何百万と支払います」。というような誓約書を書いてもらいましょう。

 たぶん先生は賠償もしてくれないし、誓約書も書いてくれないでしょう。
 小さないじめであっても損害倍賞させることが大事で、それがいじめの歯止めになります。

 私が思うにいじめをなくすには、現在の学校の対応でなく、社会のルールを学校に適用すべきだと思えます。
 いじめにあったら学校に云うとともに、警察に被害届けを出すべきです。(別に学校に云わないで被害届けを出すのも、いじめた相手や学校にショックを与えられるのでよいかも)

 最近、テレビで見知らぬ男に殴られて一週間のケガ(一週間程度のケガというのは一週間で傷跡も消えるということ)をしたというようなニュースを多くのチャンネルで何度もやっていました。これは被害者が警察に被害届けをし、警察が発表したからニュースになったのです。

 しかし学校ではそれ以上の暴力があっても表に出ないでしょう。すごく不公平だとおもいませんか、ですから、一度なぐられただけでも、攻撃した者が単なるクラスメートなら、警察に被害届けを出すべきです。まして、それ以上の攻撃などに対しては当然です。

 物がなくなった、こわされたなどの事に関しても故意にされてる恐れが強いなら警察に被害届けを出すべきです。むしろ被害者は大ごとにした方が有利で、再犯をされる確立は低くなります。

 ひどい暴力をふるわれたり、衣服を脱がせるというようないじめもあるようですが、そういういじめをされたら、もう学校に行かなくてもよいと思います。
 そして、学校にいけなくなったのはいじめをうけたせいだということで、いじめた相手に損害賠償を要求しましょう。

 学年がおくれることや、思春期の精神的ショック、PTSD(精神的後遺症)は一生残ることを考えれば何千万単位の損害賠償を請求すべきだと思います。
 またいじめられたことや先生のまずい対応に対しては、録音や録画をし、また証人になってくれる人を確保する。その他、証拠をつくりましょう。

 けっして厳しく対応せよという意味でなく、今までの学校の対応が酷いため、何百人もの自殺者を出しました。きちんと法に従って対応し、いじめをなくすべきだということです。

 いじめは本能的なものであり、なくなることはありません。利己主義者の自己主張です。

 いじめをなくすために、個人を守るためのガードマン会社があったらよいと思っています。というのは、いじめを受けても親には云えずらいし(親に子供がいじめをうけていることの相談に来たときは相当おいつめられていて自殺直前の場合等が多いので要注意)、云ってもうまく対応できない親もいるでしょう、友達に相談しても友達もいじめを受けるおそれがあります。

 安い費用で守ってくれる民間会社で、法律に詳しい人たちも居て、契約することによって、いじめを受けた時に相談にのり、自分の守り方を教えてくれ、さらにいじめられっ子やその家族にかわって、いじめっ子やその親また先生、学校と交渉をしてくれるガードマンです。

 このガードマン会社は学校や公的なものであってはよくありません。
問題の解決にさいして、学校関係者、教育委員会、役所等からの圧力が加わり、学校等の都合のよいようにされてしまうおそれがあるからです。

 ガードマン会社は、車の事故があったらすぐかけつけてくれるJAFみたいに、いじめがあったらすぐかけつけてくれる組織で、多くの人が入ることによって安い年会費で成り立つようにし、いじめがあった時に対応して、運営費用はいじめた側に損害賠償に加えて支払ってもらう。そうすることによっていじめを防ぐよい歯止めにもなると思います。

 警察官や自衛隊員にも大学の応援団にも、いじめによるとみられる自殺がありました。

 そういう人達も個人を守るガードマン会社に守られていて、いつでも相談できれば安心でしょう。学校の運動部員なども同様です。私は大手の警備会社や探偵会社にこういう仕事もできるのではと提案の手紙を出してみましたが、採用はされませんでした。

   また、現在、学校や先生は子供の人権を大切にしているでしょうか。
 例えばクラス委員を決めるときに、投票する前に、先生は子供達に立候補するかどうか確認しているでしょうか、子供の人権を考えれば当然立候補する自由、しない自由があるのです。

 他の委員や班長、クラブ活動の部長やキャプテンなど、強要されてしまうことはありませんか、というのはクラス委員などにされたために、いじめっ子を注意するような役割をもたされ、逆にいじめをうけ自殺している生徒が沢山いるのです。

クラス委員であれクラブのキャプテンであれ、やりたくなかったら、「私は指導力がないのでやりません」とことわってよいのです。

 クラス委員やクラブのキャプテン、その他の委員や班長・部長等はやる人がなかったら持ち回りや、当番制にして、みんなでやるというような方法もあるわけです。(ただ、みんなでやるということになると、子供達の中には残酷な者がいて、できない子にも無理にやらせようとします。それは先生が見ていて正しい判断をすべきなのです。)

 言葉のいじめもあると思えます。この対策としては、録音して名誉毀損や侮辱罪等で対応できますので、警察に相談するとよいと思えます。

 やっかいないじめに無視があります。これはたいていの場合、クラスのボス的存在の者が、とりまきやクラスのみんなに、あいつと話をするななどと強要してみんなも従ってしまい。無視された者が孤立してしまう場合が多いと思えます。

 言葉の攻撃、体へのものや、その他の陰湿な攻撃などがなくとも、毎日がプレッシャーの連続で精神的にはきついと思えます。

 この場合心の法則を知っていると、ある程度耐えることができます。つまり、苦しい時や不安な時、数をかぞえることや祈ったり、念仏や題目(南妙法蓮華経)を唱えて心を活性化することによってかなりやわらげることもできます。

 しかし子供には難しい部分もあると思いますので、大人が相談にのって解決すべきでしょう。そして、できるだけ無視した者達に妥協しないかたちで解決すべきだと思えます。ボスをクラス替えする。時には、学年全体のクラス替えや転校させることまで考えるのがよいと思えます。

 子供の世界はおとなの世界よりも動物に近いところがあります。もし先生の目がとどかなくなればなるほど、より弱肉強食の世界になります。目の届かない運動部の寮などはいじめの温床になりやすいのではないかと思います。

 そういう意味からも学校では自習の時間も掃除の時間もクラブの時間も先生の目が光っていなくてはならないのです。
 だから私は教室や運動場、トイレ個室の外側、体育館の中や裏まで監視カメラが必要と思っています。まさにこの場合は安全カメラです。

     会社の中のいじめについて

 会社内のいじめは言葉によるいじめや、仕事の無理強いなどパワハラ的なものが多いと思います。また会社が社員をやめさせようとして、理不尽な転勤や、嫌がらせ的な仕事の部所への配置換えなどもあると思えます。

 これらも録音や目撃証人の確保などきちんと記録をしておきましょう。そして労働基準監督署等や弁護士等がやっている相談所などで相談しましょう。それでも解決できない場合のことを考え、訴訟を起こすこと、裁判をすることなどに備え、万全をつくしましょう。

 最後に、いじめを受けた場合、先生に言うだけで終わらせる場合と、警察に被害届けを出すのではどちらがいじめがなくなるかということを考えてほしいと思います。