メグさんの著書


 1974年から性の健康について教えてきたメグさんが、子どもを性的に成熟したおとなに育てるための、最新・最良の知識や方法を教えてくれます。
子どもの性的発達を、幼児・小学低学年・高学年・中高生・おとな、と五段階に分け、それぞれの年齢で、どのような性の健康の知識が必要かをまとめてあるので、自分の子どもの年齢のところを、まず読んでみるのもいいでしょう。また、「子どもからの質問への率直な答え方」という章には、子どもが聞いてきそうな質問と、それに対するメグさんの答えが載っています。これも親には、とても参考になるでしょう。
 メグさんの持ち味である明るいユーモアが、各所にあふれていて、楽しく読むことができます。こういう本は苦手だと、敬遠しそうなお父さんたちにも、お勧めです。


「メグさんの性教育読本」
 
木犀社 1999年刊 1,800円 三輪妙子訳
 発行:ビデオ・ドック



                                       


 メグさんが小学生に向けて話すワークショップを、そっくりそのまま絵本にしたものです。子どもと親がいっしょに読むことができます。長年の経験にもとづいたお話は、子どもが最初に接する、からだと性についての本として最適です。小学生低学年から、ひとりで読めます。
 後ろに、日本のおかあさんからの質問にメグさんが答えた15項目のQ&Aもついています。


「メグさんの女の子・男の子からだBOOK」
  築地書館、2003年刊行、1,600円(外税) 三輪妙子訳

 男の子は女の子に比べて、からだや性について話を聞く機会が少ないと思います。でも、思春期のからだとこころの変化にとまどうのは、男の子も同じです。ぜひ、男の子たちにも確かな知識を伝えて、思春期を安全に気持ちよく過ごしてもらいたいですよね。
 本書はメグさんが、思春期の男の子からの質問や悩みに答えるという、Q&A形式になっています。とても読みやすいので、男の子たちにも手にとってもらえると思います。
 女の子も、また娘を持つ親も、ぜひ読んでみてください。異性のことを知ることは、互いを理解する第一歩ですものね。


「メグさんの男の子のからだとこころQ&A」
  築地書館、2004年9月刊行、1,400円(外税) 三輪妙子訳