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  特集現代日本社会の変革

 

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 トップページHot SpotMenu最新のアップロード     Journal 編集長 : 津田 真

            house5.114.2.jpg (1340 バイト)     INDEX  

   <5>          

   社会全体の情報公開

      評価システムの確立を

  <6>      

  日本文化全体のデザインと、

                   総合的演出

  <3>    

  ライフスタイルと食文化

   <4>          

   予防医療へのシフト

   <1>       

   社会の基本ルールを取り戻せ

 <2>           

 選挙で、政治家の総入替えも可能

 

<5> 民主主義         

 社会全体の情報公開

    評価システムの確立を

 

  現在、日本の社会が大混乱に陥ってい

る最大の原因は、社会のあらゆる分野に

おいて、公正な評価システムが存在してい

ないことではないでしょうか。その結果、

倫理観が、まるでデフレスパイラルに

陥っているようです。マスメディアでさえも、

国民の気持ちを無視し、勝手に放送してい

る観があります。また、人権侵害も多々あ

り、それが構造化しているのも問題です。

  かっては、修身などで育まれた社会道徳

観念や、日本人のアイデンティティーである

武士道精神などが、社会の屋台骨を、しっ

かりと支えてきました。

  また、その頃は、マスメディアも、しっか

りとこの慣習法の規律の範疇にあったわ

けです。江戸時代の瓦版から、明治時代の

新聞の創刊、そしてラジオ、テレビ時代の

初期と、日本の心豊な良き時代を演出して

来ました。

  私の見るところ、日本の社会道徳観念

が収縮をしはじめたのは、20年ほど前か

らかと思います...その頃、マスメディア

不良化し、第4の権力と呼ばれたよう

に、権力志向に走ったようです。そして、そ

の本来の任務である、“心優しい公平・公

正な社会を創出”するという仕事を放棄し

たのでしょうか...

  むろん、全体が、いっせいにそっちを向

いたということではないと思います。ただ、

末端ではなく、上の方で、そうした流れがあ

ったのでしょうか...

  詳しいことは分りませんが、確かに、ここ

らあたりから、社会全般のタガが緩み、文

化や倫理観のデフレスパイラルが起こって

いたようです。押し付けがましく、品性に欠

ける芸能ニュースや、女子アナの競演や、

プロ野球への偏重など、まさに今もどこ

かピントがズレています...

 

  さて、この国の主権者である国民は、

スメディアの自浄作用政治家の自覚

僚の反省を、指をくわえて待っているわけ

にはいきません。100年間、川の水が澄む

のを待っていれば、22世紀になってしまい

ます。

  したがって、私たち自身が、社会のあら

ゆる場面で、“情報公開”“国民による評

価システム”を確立し、“透明で、風通しの

よい21世紀社会”を建設していかなけれ

ばなりません。

  また、同時に、“NHKや民放の運営委員

会”、“各政党”などもしっかりと監視し、ど

んどん注文をつけていくべきです。そして、

もし国民の総意が聞き入れられない場合

は、国民が一丸となって“ボイコット”すれば

いいわけです。巨大メディアといえども、国

民の大団結の前には、1週間で潰れます。

  また、世襲の中にとっぷりと漬かってい

る既成政党にも、ジャンジャン注文を突き

つけるべきです。この場合、聞き入れない

のなら、新党に雪崩れ込むということで

しょうか...

  いずれにしても、現在急務なのは、社会

全体のデザインを、大胆に描きなおすこと

です。また、“情報公開”と“評価システム”

を社会全体に導入し、公平公正な21世紀

の新・民主主義を確立することです...

         < My Weekly Journal 編集長 : 津田 真 >

       (関連ページ: OPINION

               /2003年/国民が求めている変革

 

<6> 社会工学     

 日本文化全体のデザインと、

                   総合的演出

 

  現在のマスメディアは、スターの演出

や、話題の創出社会正義の実現というも

のが、非常に稚拙な感じがします。いや、

稚拙というよりも、日本文化全体が、何で

もぶち込む“闇鍋”のようであり、監督のい

ない映画製作のような観があります。映画

の製作で、監督がいない状況を考えれば、

現在の日本の文化の状況が、納得できる

のではないでしょうか...

  品性のあるスターやスポーツ選手、業を

極めた芸術家、未来を託す科学者、国を

担う政治家の演出は、どうあるべきか...

  逆に、総監督が居たら、どのように演出

し、どのように調整するでしょうか...

  芸能のスターなら、まず何といっても、そ

の本来の芸能に焦点を絞ると思います。ギ

ャラや、女性関係や、結婚式のことなど

は、雑誌やインターネットのホームページ

に任せるのではないでしょうか。世の中に

は、ハッピーな若者ばかりではないのです

から...

  スポーツ選手も、ファインプレイやスポー

ツマンシップを中心に、節度と品性を持っ

て話題を演出すると思います。ギャラや私

生活のことは、選手自身のためにも、もっ

と配慮するのではないでしょうか...

  それから、ビッグなスターが欲しいのは

分りますが、冬はやはり野球選手のニュ

ースではなく、スキーやスケートなどのウイ

ンタースポーツを中心に話題を総合調整

すると思います。そうした大勢のスポーツ人

口があるわけですから...

  また、いかにも、マスコミ自身が大スター

を作り出しているというやり方は、国民にと

っては、押し付けがましい感じを受けます。

このあたりは、まさに、技術的にもっとうま

く演出できるのではないでしょうか。これで

もか、これでもかと顔をアップされても、見

ている方は白けて行きます...

 

  文部省、文化庁、マスメディアなどが中

心となり、各界の有識者を募り、“日本文

化全体のデザインと、総合的演出”というも

のを考えて欲しいものです。

  つまり、戦略をつかさどる、“総監督”

ような機関を設置してはどうかということで

す。それが、オリンピックの演出のように、

個人が交代でデザインしてもいいですし、

委員会のような形式でもでもいいと思いま

す。ただ、オープンであることは必要です。

  ともかく、今の日本の文化は、素材がア

モルファスのようにバラバラです。いいもの

も非常に多いのですが、力が入らず、効果

も上がりません...

  ともかく、私たちは、国全体が楽しくなる

ような演出が欲しいわけです。また、公平

公正が強調され、真に実力のある人を前

面に押し出す演出も欲しいものです。ノー

ベル賞受賞者だけでなく、それに匹敵する

人々も大勢いるわけですから...

  本来、日本には素晴らしい文化、素晴ら

しい素材が山ほどあります。それを黒沢明

のような名監督に、また小沢征爾氏のよ

うな、名指揮者に、是非、託したいもので

す。それならば、世界に誇れる、素晴らしい

日本が実現するのではないでしょうか...

 

 

        < My Weekly Journal 編集長 : 津田 真 >

       (関連ページ: OPINION

               /2003年/国民が求めている変革

    

 

  <3>        

   ライフスタイルと食文化

  日本が豊になり、文化やライフスタイル

が欧米化して以来、この国の社会はどこか

でバランスを失い始めています。民族とし

てのアイデンティティーを失い、肉食化は膨

大な比率の生活習慣病の予備軍を生み出

しています。

  この混乱の中で、私たちはとりあえず、

昔の日本本来の食文化やライフスタイル

取り戻すべきではないでしょうか。

  ともかく、そこに一度立ち返り、そこでも

う一度、日本の国と、伝統文化と、世界の

中の日本の姿を見直してみるべきです。

     

 

        (関連ページ:  肥満と生活習慣病

   < My Weekly Journal 編集長 : 津田 真 >

   <4>                 

      予防医療へのシフト

  文明が社会にもたらした最大の功績の

1つは、非常事態に対して、予防的措置

こうじ、被害を未然に防ぐ力を身につけた

ことです。

  これは、自然災害にも、戦争や経済に

も、あるいは飢饉に備えた食糧の備蓄に

も、昔から生かされてきました。未然に防

とが、最善の結果なのです。

  ところが現在の日本は、病気やバイオ

ハザードに対して、十分な予防的戦略がと

られているのでしょうか。ただひたすら、サ

ラダができるほど薬を与えつづける医療な

どは、もってのほかです。

  国民はもっと団結して怒るべきです。こ

うした政治や医療行政に対して、主権を行

使して、直接怒りをぶつけるべきです。

 

    (関連ページ:時代が要請する、予防医療へのシフト

                 <塾長: 高杉 光一>

 

  <1>               

  社会の基本ルールを取り戻せ

“今の日本の社会は、ルール無視のスポ

ーツの試合 のようです...”

  金融、流通、行政、政治、文化...あり

とあらゆるものが、ルール無視で勝手に流

れています。したがって、社会全体に苛立

ちだけが溢れ、感動はどこにもありませ

ん。

  これで、子供たちに夢を持てというので

しょうか?大規模な教育改革をスタートさ

せ、子供たちに夢を持てと言うのなら、せ

めてこの国の基本ルールは、しっかりと確

立しておくべきです。

  スポーツのように、“全員で合意”し、“全

員が順守”する、明確なルールを確立すべ

きです。こうした基本ルールさえ無視するよ

うな社会では、どのような感動も、拍手喝

采もありません...

  “ルール無視を押し通しているのは、誰な

のでしょうか?”

  この社会の“ルール”を確立するのは、

“行政”と“マスメディア”の責務です

                (関連ページ:  編集長の一言

   < My Weekly Journal 編集長 : 津田 真 >

  <2>                 

 選挙で、政治家の総入替えも可能

 社会の現状に対する怒りを、集会、デ

モ、マスメディア、インターネット等、見える

形で、国民運動に転換する時が来ていま

す!

 

  日本はこのまま、この国の歴史上かって

なかったほどの、瓦解・衰退へ落ちていく

のでしょうか...

  経済の空洞化、文化の衰弱、そして

ルハザード...日本が急速に瓦解しつ

つあります。確固たる歴史を誇った日本語

文化圏は、このまま果てしなく凋落して行く

のでしょうか...

  一昔前、日本新党の選挙キャンペーン

に、“政治家総とっかえ”というのがありまし

た。その時、日本新党は大躍進したのを覚

えています。しかし、今はその時に国会議

員になった議員諸氏も含め、再度、さらに

徹底した“総とっかえ”が必要なのではない

でしょうか...

 

             (関連ページ:  編集長の一言

   < My Weekly Journal 編集長 : 津田 真 >