Community Space ボスの展望台2004年04・参議院選挙

   04・参議院選挙 

                                 

トップページHot SpotMenu最新のアップロード        担当: ボス(岡田 健吉)

  INDEX              wpe4F.jpg (16599 バイト)           

No.1  〔1〕 現状に不満なら、迷わず、 批判票の嵐  2004. 7. 4
No.2  〔2〕 私たちの“政治的覚醒”の中で、

                 理想とする社会が形成されます 

2004. 7. 6
No.3  〔3〕 観客型・民主主義から、参画型・民主主義の時代へ  2004. 7. 7
No.4  〔4〕 国民の“全員参加”が、 “日本の新時代” を作り出す 2004. 7. 8
No.5  〔4〕 時代の“分水嶺”となる選挙 2004. 7. 9

 

     前代未聞の白けた選挙       

 〔1〕 現状に不満なら、迷わず、 批判票の嵐   

 

「岡田です...

  いよいよ、04・参議院選挙の、投票日が近づいてきました。私にとっても、立候補

の可能性を探ったということで、思い出深い選挙になりました。断念したことに、後悔

はありません。私は、当ホームページで、多方面のことにコメントしている方がいいと、

改めて確信しています...」

                                                  

 

「さて...

  ここに来ての政治状況ですが、言いたいことは山ほどあります。与党に対しても、

野党に対しても、山ほどあります。しかし、その与党も野党も、中身はバラバラで、しか

も捻れたり、抵抗勢力があったりで、ストレートに民意が反映するわけではありませ

ん。が、しかし、ここはプラス思考で、将来展望を探って見ようと思います...

 

  いずれにしろ、今回の参議院選挙が終了したら、この“前代未聞の白けた選挙”

ついて、多方面からの考察や批判が始まるものと思います。そして、“政治の新展開

と、国民運動の大きなうねり”が、この国を変えていく、“新時代の原動力”になってい

くものと確信しています。

  そうした中で、社会規範を壊してきた元凶の、“官僚の天下り”“政治家の世襲”

“マスメディアの国民との乖離”も、キッチリとオトシマエをつけて行けばいいと期待し

ています。“官僚の天下り”は、“完全に禁止!”するべきです。また、“政治家の世襲”

も、法律でキッチリと禁止すればいいわけです。

  この期に及んでなお、“世襲”を考えているのであれば、それは“甘い!”と考えるべ

きです。まさに、“天下り”や“世襲”がこの国の社会規範を崩壊させてきたわけであ

り、これらの一掃が、新時代の絶対条件になるのではないでしょうか。

  それから、3つ目の、“マスメディアの国民との乖離”は、かなり複雑です。マスメディ

アに関しては、“文化の空洞化”“物の時代から心の時代へのシフト”、さらに“経

済の原理から文化の原理への回帰”など、様々な課題を含むからです。しかし、NHK

の解体・再編成や、国民参加型の評価システムの構築なども含め、時代の大きな流

れが出てくるものと思います。

 

  ともかく、参議院選挙後の新展開では、政治や行政に巣食う“ヤクザ”を一掃し、

“悪事”は全て情報公開し、キッチリと切除して行くことが必須条件です。これらを断行

して行かなければ、日本の社会は、半年を経ずして、さらに一段、深く落ち込んでいく

ことになります...社会は、さらに混乱を深め、収拾がつかなくなります...」

 

                                         

 

「さて、選挙後の話を先にしましたが、まず問題は、当面の参議院選挙です...うー

む...どのような政治風景であれ、選挙は選挙なのです...そして、そこは、まさに

この国の、最高意思決定機関なのです。やはり、権力と、この国を動かす強大な力が、

そこに託されているのです...

 

  したがって、この閉塞的な日本の現状を打破したいのであれば、まず自民党・長期

政権に、“批判票”を投じる他はありません。つまり、民主党を中心とする野党連合に、

どうしても“圧勝”してもらうということです。

 

  それから、共産党の言っていることも、スジは通っています。社会民主党も、私たち

生活者の側に立っています。それぞれ政党色を出すことで、腐心していますが、ここ

は是非頑張って欲しいと思います。また、参議院選挙ですから、衆議院にはない“ミ

ニ政党”も、1つの面白い選択肢だと思います...」

                                            

 

「さて、それで...次のステップはどうなるか...

  野党連合が“劇的な圧勝”を収めれば、小泉政権は終焉し、本格的な政界再編成

が始って行くものと確信します。しかもそれは、国家大改造を意識した、“維新体制”

なって欲しいと、私は期待しています。

 

  何故なら、今回の“前代未聞の白けた選挙”を通し、“国民の真の怒り”が、非常に

明確に示されて来たからです。今まさに、この国の主権者である国民が、真に怒りを

爆発させれば、“時代が大きく変わる”ことを示し始めています。

 

  それには、“劇的に投票率を上げ”、現在のこの状況に対し、“壮大な批判票”を投じ

必要があります。この社会規範の崩壊した閉塞的な状況に不満なのであれば、今

はその怒りを、ストレートに、自民党・長期政権にぶつけて行けばいいと思います。

 

  まず、ここは、“ヤクザ支配の現在の社会体制”を、つぶすことが肝要だと考えるわ

けです...政治全体に対する不満は、その“改革エネルギーの高まり”の中で、より

次元の高いステージを、国民全体で考えて行けばいいのではないでしょうか。それ

は、21世紀型の、地球環境に配慮した、理想的な社会体制の構築になると思いま

す...」

  

  現在の閉塞的な社会状況に不満なら、必ず投票に行くべきです

そして、自民党・長期政権に、“批判票”を投じることですその意思

表示を、明確にすることです! 

  それが、圧倒的多数の“批判票の嵐”なら、民主主義システムの

中で、事態は必ず動きまここは、諦めるのではなく、今こそ積極的

に選挙に参加する時です

  国民が、真に怒っていること、国家の大改革に立ち上がったことを、

参議院選挙の投票によって、爆発させるべきですこれが、“維新”

の原動力になります投票率が高ければ高いほど、エネルギーは大

きくなり、本格的な大社会改革が可能になります! 

  いずれにしても、“新・民主主義社会”は、観客・民主主義から参

画・民主主義への移行でもあるのですしたがって、社会を変えるた

めには、国民1人1人の政治への参加が必須条件です

  まさに、私たちの政治的覚醒の中にこそ、私たちの理想の社会が創

出されるのだということです

 

    “是非、批判票の嵐”     house5.114.2.jpg (1340 バイト)

 

 

  〔2〕 私たちの“政治的覚醒”の中で、 

         理想とする社会が形成されます 

  不満なら、“批判票”の嵐を   

 

「岡田です...

  “辛口時評”で、羽衣弥生さんが言っていました。この国は、“ヤクザ”“お代官

様”が支配する宿場町のようだと...まさに、“政治”・“行政”という、上の方では、

やりたい放題の状況です。そして、上から落ちて来たモラルハザードで、社会全体

で、社会規範が大崩壊し始めています。

  私たちは、この参議院選挙こそ、“ヤクザ支配、お代官様が高笑いしている政治”

ら、“透明・国民参加型の、新時代の政治”に脱皮する時だと思います。

  それにはまず、民主主義社会においては、選挙に参加し、“批判票の嵐”を引き

起こすことが、第1歩になります」

 

「私たちは、この日本の現状に、まさに不満を爆発させています...

  では、理想は何処にあるのでしょうか...実は、その“理想の政治”も、“理想の社

会”も、決して私たちから離れた所にあるわけではないのです。それは、私たちの“政

治的覚醒”の中にこそあるのです。そこを離れて、あるいは“丸投げ”して、うまい話が

どこかから運ばれてくるわけではないのです...」

 

「今、世界の民主主義は、大きな曲がり角に来ている様相です。間接民主主義が陳腐

化し、世界中で珍騒動や混乱を引き起こしています。日本も、その例外ではなく、まさ

に世界のトップを切って、世界中の冷笑をかっている様相です...

  日本の首都・東京で、改革に抵抗している人たちは、そうした意味では、まさに“裸

の王様”、“ガキ大将”、“ヤクザ”、“突っ込みとボケ”の世界的な大スターなのかも知

れません...ただ、本人たちが、その“田舎・歌舞伎”が、それほど時空間・座標の中

重要な意味を持つことに、はたして気づいているかどうか...」

 

「さて...民主主義以上の社会システムが登場してこないのなら...そして、今後

も、民主主義社会を継続して行くなら...当面、方法は1つしかないように思います。

  それは観客型・民主主義から参画型・民主主義への脱皮です。つまり、この大情

報化時代・インターネット時代の中で、全員が民主政治へ参加していくということです。

  これは、別の角度から見れば、間接・民主主義から、直接・民主主義への比重を高

めていくということです。また、津田・編集長などがよく言っている、“情報公開”“国

民参加型・評価システム”なども、この流れに沿ったものになるわけです...

 

  つまり、これらはいずれも、“国民の直接的参加”を求めているのです。“政治

に関心がない”、“選挙などはどうでもいい”というのでは、この日本の大混乱は、いつ

までたっても収拾がつきません。

  ともかく、社会に不満があるのなら、“批判票の嵐”を巻き起こしてください!そ

うすれば、この国は変わり始めます!ともかく今は、“参加”することが、何よりも大

事です!」

                                       

 

 

  〔3〕 観客・民主主義から、 wpe1D.jpg (34276 バイト)  

                 参画・民主主義の時代へ  <岡田>            

「代議員による“間接・民主主義”から、国民が直接参加する直接・民主主義

比重を高めて行くこと...これが、“新時代の潮流”になります!

 

  “政治”、“行政”、“司法”、“マスメディア”、“文化”...あらゆる分野で、国民の

直接参加が必要とされています!“司法”は現在、国民参加の“裁判員制度”の創

設が進行中ですしかし、他の分野でも、国民参加が、“新時代の必須要件”とな

つつあります!」

 

  “政治”は、“世襲”はもちろん禁止です。そして、“国民主権”の下での、“選挙管

理と、代議員の身分管理”が必要です。“行政”に関しては、“天下り”は禁止であり、

“情報公開”“民間との人事交流”が不可欠です。

  “マスメディア”と“文化”に関しては、広範囲にわたるため、かなり複雑になりま

す。しかし、要は、経済の原理から、文化の原理への回帰ということです。これは、

“物の時代から、心の時代へ”という流れとも、合流します。そして、何よりも大事なの

は、“国民参加型・評価システム”確立するということです。これこそ、“国民の直接参

加”であり、“新時代の潮流”と一致します」

                                         

「こうした、“国民の直接参加”が、日本の新時代を切り開いて行きます...

  今まさに、参議院選挙の終盤ですが、今のこの日本の状況を救えるのは、国民の

“政治への参加”です。そしこの“参議院選挙への参加”です。特に若者は、自

たちの“21世紀の日本社会”を作るために...より質の高い“新時代の潮流”を作る

ために...是非、投票に参加して欲しいと思います。

 

  いずれ、この日本の“国家”も“社会”も、全て若者の世代に引き継がれていくわけ

です。この大混乱の今こそ、若者は“21世紀型・新時代の政治”に覚醒し、“社会規範

の再構築”に立ち上がり、“地球環境と人類文明の調和”に乗り出して欲しい思いま

す。

 

  その先には、“人口爆発と食糧危機”、“生態系からの人類文明への反撃”、“長周

期的な気候の大変動”、“科学技術の暴走”など、“人類史上未曾有の大艱

(だいかんなん)の時代”が待ち構えています。若者世代は、是非、今から、その“長

期的な備え/戦略的な準備”を、具体的に開始して欲しいと思います...

  むろん、我々もサポートします。しかし、ここは、“若者自身が奮起”し、その時代に

き、その時代に責任を持つ者として、立ち上がって欲しいのです。現在、永田町で政

治を仕切っている“先生”方は、20年先のことには、およそ何のビジョンも示していな

い人たちなのですから...

                                              

「しかし、まずは、その前に、この大混乱の日本の状況を、何とかしなければなりませ

ん。それには、現状に対する“批判票の嵐”を巻き起こし、政治の流れを変えるこ

とです。

  そして、この社会に“公平さ”“ダイナミズム”を取り戻していくことです。また、“努

力が報われる社会”にしていくことです。そこから、希望の持てる、未来社会を描いて

行くことが出来ます。そして、“長期的な備え/戦略的な準備”も、その上に築くこしが

出来るわけです...」

 

「今回の参議院選挙は、“国民の直接参加”の、“新時代の潮流”の第一歩とし

て、是非、“圧倒的多数の若者”に参加して欲しいと願っていますここが、新時

代のスタートになります

 

                         

 

 〔4〕 国民の“全員参加”が、        

        “日本の新時代”  を作り出す 

 

“日本の新時代”を建設するために、今回の参議院選挙では、是非とも、“国民の

全員参加”が必要です。国民全体が“一丸”となって動けば、議会制民主主義のもと

で、容易に、この国の様相を一変させることが出来ます。

  “背水の陣”である今回の参議院選挙を、“新時代”を建設する“スタート”とするた

めに、是非とも、国民全員が参加して欲しいと思います。この参議院選挙が、“21世紀

型・日本社会”の“記念すべき日”になることを、願っています

 

                                                                           <岡田>

 

 

 〔5〕 時代の“分水嶺”となる選挙

      投票率” が、次の時代の日本を作ります! 

 

「今回の参議院選挙は、何処まで投票率が上がるかで、今後の日本社会の姿が、大

きく変わります。

 

  投票率が非常に高ければ、“国民参加型の、透明な民主主義社会”の建設が進み

ます。逆に、投票率が上がらなければ、日本の社会は、“全体主義”や“民族主義”の

ような、戦前の臭いのする方向で、大改造が進みます。

 

  自衛隊の海外派遣や、憲法改正の動きなどから、すでにそうした流れは始まってい

ます。しかし、それが、“国民参加型の、透明な民主主義社会”の建設の中で行われ

るか、“現在の未曾有の大混乱”の中で行われるか、それはこの選挙の“投票率”が、

カギを握っています。

 

  この参議院選挙は、“時代の分水嶺”となる選挙になります。“国

民参加型の、透明な民主主義社会”を建設して行くために、是非、

国民1人1人、国民全員が、選挙に参加して欲しいと思います

 

                                         <岡田>