Community Space ボスの展望台2004年あの日本新党の情熱を再び

 あの日本新党の情熱を再び!

   小沢一郎・カードの考察   wpe8B.jpg (16795 バイト) house5.114.2.jpg (1340 バイト) 

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No.1 <1> 国会は:  学校崩壊 学級崩壊 モラル崩壊... 2004. 4.10
No.2 <2> 細川・元首相が、日本新党を立ち上げた頃が懐かしい 2004. 4.10
No.3 <3> パソコン時代の始まり... 2004. 4.10
No.4 <4> 近づく、参議院選挙をどうするか

               “小沢一郎・カード”の考察!

2004. 4.10

 

 <1> 国会は:  学校崩壊 学級崩壊 モラル崩壊...wpe7.jpg (10890 バイト)  

 

「ボスの岡田です!

  鳥インフルエンザの危機感も、だいぶ薄れてきたのでしょうか。しかし、来年が心

配です...そんな中、桜前線が日本列島を北上し、春もたけなわです。また、その分、

7月の参議院選挙も近づいてきたわけです。

  うーむ...こっちの方は、少しも盛り上がってきませんねえ。“年金”をめぐる国会

の状況は、相変わらずで、支離滅裂な風景を露呈しています...

  そんな中、イラクで日本人が拉致(らち)され、日本中で緊張感が高まってきました。非

常に心配です。しかし、このイラクにおける拉致問題は、まさに今後の推移を見守る他

はありません。これで日本の国民が、惰眠から一気に目を覚ます事になるのかも知

れません。あの“明治維新・前夜の時代”のように...」

 

「さて、それはそれとして、年金問題ですが...これは色々な意見やモデルが、非常

に多くあるようです。また、与野党双方の意見も、何を言っているのか、どっちが正しい

のか、国民としても判断に迷うものがあります。そして、そうこうしているうちに、小泉

首相が、“年金1本化するのがいい!”と直球を投げて来たわけです...」

 

「うーむ...問題をこんなに複雑にし、調整や整理もせず、与野党の国会議員には、

その処理能力が無いときています...さあ、これは、いつものパターンだと言えばそ

うなのですが、いったい“立法府とは何なのだ?”と、改めて首を傾げてしまいます。

あ、最後には、民意はそっちのけで、族議員圧力団体に配慮し、与党の強行採決

いうことになるわけです...」

 

「しかし、こんな無気力な国会をやりながらも、参議院選挙が近づいています。与野党

の執行部は、確かにコブシを振り下ろし、大声で叫んでいる風景が見えます...が、

くり返しますが、どっちが正しいのか、国民にはサッパリ分りません...

  そのうちに、国民の方も、感覚が麻痺し、ただボンヤリと見ているだけです。国会は

“学校崩壊”、“学級崩壊”、“モラル崩壊”、を引き起こし、そうした中で参議院選挙が

近づいています...ただし、イラクへの自衛隊派遣問題が、社会問題として急浮上

し、国民としても決断が迫られる時が近づいているのかも知れません...」

 

  <2> 細川・元首相が、  wpe54.jpg (8411 バイト) wpe4F.jpg (16599 バイト)   wpeA.jpg (42909 バイト)   house5.114.2.jpg (1340 バイト)

               日本新党を立ち上げた頃が懐かしい

 

「細川・元首相が、“日本新党”を立ち上げたのは、何年ぐらい前になるでしょうか...

  私は、細川さんが“細川・新党”を立ち上げた時、新聞に載っていた電話番号を見つ

け、すぐに入党しようと電話したものです。すると、そこは確か、朝日新聞でした。そこ

で、細川事務所の電話番号を聞き、入党の手続きを取りました。“日本新党”という名

前が登場したのは、それよりもだいぶ後のことになります...

 

  この頃の日本新党は、まさにゼロからのスタートで、私のような者でも、毎回しっかり

と案内が来ていました。私も、港区あたりの集会場へ、何度か通ったものです。しかし、

私は政治家になるつもりはなかったので、それほど深くは関わりませんでした。ただ、

当時は荒川区で仕事をもっていた関係で、そこで選挙応援の手助けをやったもので

す...」

  <3> パソコン時代の始まり...     

 

「私が政治や選挙に直接関わったのは、この日本新党が存在していた時だけです。

そして、ちょうどこの頃は、パソコンが普及し始めた時代でもありました。まだ、ウインド

ウズ・95が普及するだいぶ前のことで、MS-DOSと呼ばれていた世代です。

  私は、EPSONのPC-380というパソコンを購入し、それにEPSONのAP-1000

というプリンターをくっつけ、ハードデスクはST-120とかいうやつだったと思います。

ともかく、その頃はまだ、パソコンブームのほんのはしりで、何もかもが非常に高価でし

た。今思えば、その程度のパソコンとディスプレイで50万円近くもしました。また、白黒

のプリンターも、わずか120メガバイト(当時は、最大・最高速)のハードディスクも、それぞれ

10万円前後もしていました。

 

  私はそれらを、秋葉原の“Sofmap”という店で買い求め、車で持ち帰り、ワクワク・

ドキドキしながら、たった1人で組み立てたものです。穴のあくほど、英語混じりの訳

の分からない説明書を見、度胸と直感で組み立てたものでした。

  ところが、これだけ揃えても、このシステムを動かすのは容易ではありませんでし

た。むろん、失敗の連続でした...コマンドのアルファベットの1文字、“ドット”の有る

無しで、システム全体が凍り付いて、全く動かなくなってしまったのです。ともかく、この

種の電気製品というものに慣れること自体が、一苦労だったわけです。まあ、私は、

それまでにも、独学で小説を書いてきたわけで、独学には自信があったわけですが。

 

  当時、私は“松”というワープロソフトをパソコンに入れていました。この頃はまだ、他

に数種類ぐらいしかソフトが存在しかなかったように思います。それに、このソフトもま

た、非常に高価なものでした。ウインドウズ以前ですから、絵はほとんどなかったと思

います。そして、“>A”という所にコマンドや文字を入力していました。

  これらを動かすのに、電話帳のように厚い説明書と、首っ丈で格闘したものです。む

ろん、現在のように、関係書物が本屋に並んでいるわけでもなく、付属のぶ厚い説明

書が全てでした。そして、最後にどうしても分らない時は、ハードのメーカーや、ソフト

のメーカーに電話しました。

  また、その頃は、メーカー側も、非常に親切丁寧に教えてくれました。他に頼る所が

ないという事情もあったわけですが、当時は非常にのどかな風景だったものです...

 

  さて、ようやく文章が入力できるようになり、それをプリンターで出力できるようにな

ると、ようやく一人前の気分でした。それ以降、文字を書くのが下手な私は、パソコンで

小説を書くようになりました。

  それから、自分の書いている小説以外に、初めてワープロの文章をプリンターで出

力し、自分の意見を日本新党へ送ったのを覚えています...したがって、この日本新

党の時代は、私の“パソコンの事始め”と平行した時代でした...そう言えば、日本新

党の集まりの中でも、新しい力として、パソコンの話がしばしば出ていました...」

  <4> 近づく、参議院選挙をどうするか......  

             “小沢一郎・カード”の考察!  wpe8B.jpg (16795 バイト) 

「さて...

  私は、“国民参加型の評価システム”を作りたいということで、参議院選挙への参加

を考えています。私のような者に、政治活動が出来るのかなどということは、まあ、考

えない事にしています。それは、時代と国民が決める事で、1国民として、その準備は

しておこうということです。

  また、“選挙の体制”が出来ない場合は、“選挙運動”はしなくてもいいかとも考え

ています。かつて、前・東京都知事の青島幸男さんが、全く選挙運動をしないで当選し

ています。むろん、私は、そんな真似をしたいわけではありません。しかし、とりあえず

は、前向きに考えて行くということです...これまでも、自分のやりたいように、自分の

思い通りに、たった1人で歩んできた人生ですから...

  それにしても、私は選挙の事はほとんど何も知らないのですが...落選した時の

供託金が、300万円とかいうのは大きいですねえ。これが、唯一の心配の種です。何

故、300万円なのかは知りませんが、これでは普通の人は選挙には出られないので

はないでしょうか。

  これを、30万円ぐらいにまで落とし、ガラス張りで、誰もが自由に出馬できるぐらい

が、選挙をもっと国民に近いものにするのではないでしょうか...まず、このあたりか

ら、“世襲”“党利党略”の壁を破る必要があるのではないでしょうか。まず、風通し

を良くする事が、政治腐敗を一掃する事につながると思います...」

 

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「一番最後になってしまいましたが...この参議院選挙で最も重要なのは、この国

の政治を動かしていく、“政権の展望”です...

  小泉政権は、結局、うまく行きませんでした...それには、立法府において、既得

権勢力に対抗する“改革勢力が一本化できなかった”ことが、最大の障害だったと思

います。小泉政権は、国民の8割以上が支持していたのであり、民主党もこの中に含

まれていたのです。しかし、この民意を、政治の身勝手で、突き放してしまったわけで

す。野党は、党利党略よりも、まず国家や国民の事を考えるべきだったのです...」

 

「この、政治のネジレ現象が、この国に未曾有の混乱と不幸をもたらしました。悪いの

は、むろんモラルハザードを引き起こした、“いわゆる自民党的体質”なのですが、国

民の切なる期待を裏切った、“民主党をはじめとする野党”にも、きわめて重い責任が

あります。そして、ここに、国民の野党に対する不信感があり、“政治風景全体に対す

る不信と怒り”があるわけです...

  さて、そこで、具体的に、どうするかということになります...

 

私は、“小沢一郎・カードと考えています・・・

 

  もっとも、そうは言っても、私は小沢一郎さんという人を、よくは知りません。特に、若

くして自民党の幹事長を務めた頃の事は、よくは分りません。しかし、小沢さんは、そ

の自民党を内部から変えることが出来ず、ついに自民党を出て、日本の政治を変えよ

うとしてきた人です...」

 

「ポスト・小泉政権を考えた時、まず話題に上るのは、“自民党の若手世代”です。しか

し、この国に“平成維新”を断行できるような強力なリーダーシップは...今の所は、ど

うも見当たりません...また、小泉さんもそうでしたが、改革勢力を結集できず、既得

権勢力が足元にいたのでは、とうてい維新は断行できません...

  まず、“大政奉還”、そして“無血開城”で、江戸城を明け渡してもらわない事には、

抜本的な大改革は出来ません。つまり、これは、現在の議会制民主主義において

は、与野党間における、本格的な政権交代が不可欠だということです...

 

  では、民主党の菅・代表はどうかというと、この大混乱の時代を切り開いていくに

は、いかにも力不足です。また、前回の総選挙で、子息を出馬させたりして、世襲問

題でも脚が絡んでしまっています。これでは、この乱世のリーダーはつとまりません

し、時間を浪費するばかりです...

  それから、菅・代表といえば、もう一方に鳩山由紀夫氏がいるわけですが...最近

テレビなどで見かけると、だいぶ迫力が増してきた観があります。しかし、ひとこと言

わせて貰えるなら...鳩山さんは、まだ、祖父・鳩山一郎という過去に、脚を引っ張

られている感じがします。自然と話題がそっちの方へ行くようでは、まだもう一歩足りな

い感じがします...

 

  あと、民主党の若手ですが...やはりまだ、維新を断行していくほどの強力なリー

ダーシップの存在を感じません。むろん、時代が動けば、人を作っていくわけですが、

即・今、この日本を劇的に変えて行けるのは、“小沢一郎さんの強力な政治力”なの

ではないでしょうか。

  小沢さんは、敵も多いと聞きますが、ともかく今は、この時代を切り抜けていく、強力

な政治力を必要としています。いわゆる、政治の世界での“玩具箱”が、どうなってい

るかは知りませんが、この未曾有の大混乱の時代を乗り切る事が、現在の日本には、

最も大事なことです...」

 

「私自身は、“情報公開”“国民参加型の評価システム”による、新・民主主義社会

の実現を目指して行きます。しかし、これは多分に文化的なものだと思います。1文化

人として出来るのは、まさにそんな所ではないでしょうか...

  さて...その時...政治・行政面で維新を断行しているのが、小沢一郎さんなら、

もしかしたら、うまく行くのではないかと思います...いずれにせよ、新・民主主義社

会は、“ガラス張りの、参画型・民主主義”を目指しています。“市民・国民の自覚と参

画がエネルギー”であり、それが“社会全体をダイナミックに波動”させて行きます。

 

  より理想に近い社会を実現させるのは、“私たち自身の自覚と結集”にかかってい

ます。ここは、参議院選挙に向けて、何をなすべきか、どう行動するべきか、まずじっくり

と考えて欲しいと思います。あの、日本新党を立ち上げた頃の情熱が、再びこの国に

湧き上がる事を期待しています...」

 

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