ここでは人物をロボット等いろいろな物に置き換えさらに詳しく説明していきます。少し作画レベルが上昇していますので初心者の方は人物の描き方1からされることをおすすめします。もちろん自信がある方はこちらからはじめていただいてもOKですよ。さあ、始めましょう。

らだのひとつひとつをパーツごとに分けるサイボーグ描法を覚えよう!
最初に左の人体の正面図を描いて見よう。できたら関節等のところでロボットのように線を入れて頭や肩部、胴部パーツごとに分け分けしよう。ここまでいいかな。別にまったく同じようにしなくてもいいよ。自分が描きやすいようにしてね。描けたかな? それでは次に下図のようにそれぞれのパーツを立体的におこしてみよう。
人体のパーツを筒で置き換えて描くと角度のついた足等を簡単にかつデッサンのくるいを最小限に抑えることができるよ。
人物の腕や足を徹底的に筒等で置き換えて描き易くしておこう。ここでは緩やかな人物の曲線をできるだけ簡略化して直線でとらえ、デッサンの狂いを最小限に押さえる事だけを考えて描く。おおまかにデッサンができたらそのときはじめて柔らかい曲線を与え人間味をだしていく。「土台をしっかりつくってから細部を描く」、安定した力を発揮する為にはとても大切な事だよ。
物をロボットやサイボーグのように描く練習の効果の大きさについて
この作業をつづけていくとどんな人物の模写もおおかた容易にできるようになります。パーツごとに人体の長さや形をあらかじめ頭に入っているとあらゆる体位やポーズに対応することができるよ。ぜひこの方法を覚えてね。
ただ無意識にデッサンの習作を重ねるのではなく人物の方や腕や腰等関節や連結の細部に線を入れるだけで上達が違ってきます。自分に逢うロボットを作り上げて安定した作画力を得ましょう。自分で幾つかのポーズを描いてみよう。曲げた手足を描く時は必ず基本線を引いて描く事をわすれないようにね。
服をきている写真などサイボーグのように人物を描いていく。これを何回もくり返し自分のものにしていこう。 描いてみてどうですか? なんとなく何かを掴めましたか。もうこの時点でも雰囲気みたいなものは感じたでしょ。
みなさん、ぜひこの方法で練習してみてください。みるみる確実に上手くなるよ!
さあ、次のページからどんどん本格的に実践していくよ。すぐクリックしてね。