4.いろいろな動物イラストを描こう
動物の写真や映像を見ても描くには難しいなぁと感じてしまうよね。丸と楕円を使って特長を上手に捉えて描いてみよう。

動物の人形を描く-簡単なものから描いてみようね。
すべての絵の基本、まるを描いてみよう。だいたい○だったらいいよ。
ど真ん中に黒い丸、これは鼻先になるんだよ。
で目を小さくちょこちょこっと描いてみる。
耳をくっつけて口を描いてね。上手く描けない人はその絵を時計の反対周りに90度ずらして数字の3を描く。おひげもちょんちょんと描いてみよう。
鼻先にハイライトを入れて質感を与える。
最初に描いた球の下部をカット。
その下にみかんの缶詰めをくっつける。
手足をそれぞれ挿し絵のようにデッサンしてみよう。
はい、綺麗に清書して出来上がり。ね、簡単でしょ。
これはなにかな?
ねずね???
まあ、なんでもええがな。

立体におこした人形は横からも描いてみよう。こうした作業は立体把握能力を大きく高める事ができるよ。くどいようだけど簡単なものから攻略していこうね、指人形描きも上手く応用してみてね。なるべくならまるっこくてかわいい動物から描きはじめてみましょう。
うさぽん、招き猫と森のくまさん。

動物を描くコツ

動物は人間の人体の骨格が頭に入っていたら描くことは十分可能です。ただそれをここで説明するにはとても時間がかかります。「動物画の描き方」はいずれ書籍にして発表する予定でいます。動物をそのまま写真のように正確に描くことはもちろん素晴らしい技術ですが、そんなつまらない説明だけはしたくありません。動物画こそディフォルメする宝庫だと思っています。図書館に置いてあるような本にするつもりはありません、いつもどおりのおきて破りのやりたい放題して、たのしくてわくわくする動物画の描き方を発表しますから楽しみにしてて下さいね。動物画の描き方ってタイトルもなんか堅苦しいので少し変更もくわえましょう。

馬のディフォルメです。簡単に描くにしても必ず下から見た所も描く。上達の近道ですよ。

動物の映像や写真をみたら丸と四角等簡単な形に置き換えて イメ−ジする事が大切だよ。いろいろ挑戦してみようね。