5.ペラペラくん3(応用編)
座った人物を描く・・・漫画等でよくでてくるポ−ズだよね。
椅子に座った人物を斜め上から見た角度で描く。漫画を描いていたらたくさんでてくるポーズです。立って座る動きは人物の絵を描く基本のようなもの、何回も描いて克服してしまおう。
顔を描いて首を描いて、首の裏をまわりこむように肩のラインを描く。
1.2.3.とペラペラくんを完成させよう。ペラペラくんだったらわずか3本の線でほぼ人物のかたちが形成することができます。早くて簡単で正確に描けるんだ。たった3回だよ。
肩を作って腕をくっつけよう。肩はまるで囲って描くのもいいよ、サイト内にあるからそちらも参考にしてね。腰の位置とパンツのラインを描いて。
両足を束ねてから一本の足に描きわける方法をとろう。大腿部はちょうど御中元の箱ぐらいに長方体の箱にして描く。挿し絵よく見てね。
人物の手足を細かく仕上げて完成です。上手く描けたかな。漫画を描く人はこのポーズ覚えてしまおうね、会話のシーン等で使えるよ。
  • ひざカックンを意識しよう。
人物の足を描く時膝の部分にひだりのワンパーツを組み込むように描いてみる、より足らしく描けるよ。ひざカックンっていうんだ。
いつもひざカックンを描きなさいっていっているわけではありません。膝の段差を意識して描いたらとても脚らしーく見えますよ。参考にしてね。

  • 座った人物の脚の付け根。
骨盤を左のように描いてみましょう。おパンツのラインを描いたら下に半円球をのせる。
広げた脚のアウトラインだけをおおまかにとる。膝の位置を双方揃える事をわすれずに。
右端の挿し絵が完成図です。筋肉の膨らみは最後に書き込むようにしましょう。大切なのは膝の位置です。太ももは少し内側に曲線を描いているようにしましょう。

今回の更新はここまでだよ。人物や身の回りのものから机や椅子までたくさん描きましたよね、人を描くサイトですが一つの箱が綺麗に描けた時の喜びは人物を上手く描いた時と同じです。丸、三角、四角をたくさん描いて下さい。絵の原点がそこにはいっぱい詰まっていますよ。

人物を描いたら静物画も描いてみようね。花瓶等を前にして描いたらちょっと身構えちゃって描けない人がいます。それは花瓶の模様や装飾に最初に目が行ってしまって「あー描けないなぁ」と感じてしまうのです。描くものをよく見てみましょう、ものは単純にできています。単純にものをとらえること、そう言う考え方を持つ習慣をつけていきましょう。ご覧頂きありがとうございました。

そろそろお盆ですね。
お墓に行っておじいちゃんとおばあちゃんに手を合わしに行きましょう。きっといいことがありますよ。

2006年 8月9日 夏 更新

               中村でした。


中村は人描くロボを制作中です。少し研究室にこもります。人描くロボは人体の筋肉が手にとるようにわかり・・・・んーこ、これ以上は恐ろしくて話す事ができないのだ。