6.女性の髪を描こう

ショートヘアーの女の子を描く

さて、ここからとても難しくなります。髪の流れや重なり等とても複雑でわかりにくいので落ち着いて挑戦しよう。髪を描くなら女の人ということで女性の写真を用意してください、雑誌に載ってるのとかなんでもいいよ、・・・ショートの女の子ね。
まず、鉛筆を持つ前にコーヒーを一杯、香りを楽しんで飲もうね。チョコも食べたいな・・もぐもぐ、んでコーヒーをまた飲んで。好きな音楽も流そう・・・・しあわせ。
休憩タイムが終わったら鉛筆もってGOGOだよ!
初心者の方にとって写真の模写はとてもやりにくいものです。絵の模写ならなんとかと言う方も写真はどうも苦手・・と悩む人が多いと思います。でも慣れです。一刻も早く慣れてしまう事が大切です。どうしても写真の模写はとてもとてもと感じる方はマンガ描きをもう少し実践しましょう。

軽く粘土デッサンを済ませたら、髪の影の濃いところを先に押さえたあとに「髪の流れ」の作業に移り描き込んでいこう。 写真の模写はいかに慣れるか、経験がすべてです。写真からは、どうしても描けなかった髪のラインが慣れることによって「見えてくる」という感覚を覚えはじめます。
うすーく頭部のデッサンが終わったらおおまかに直線でさっさっとシルエットをとらえる。

顔写真を見て髪の毛を描くとき、なんでもいいのでぱっと描き易いモノに置き換えてひらめきでデッサンしよう。とにかく、影の濃いところからだよ。写真で何処が影になっているのか分かりにくいときは目を細めて霞む感じにしてもう一度写真を見てみよう。暗ーいとこが浮かび上がってくるよ。
同じ顔の写真を集めよう。
髪の毛や顔を描く練習をするとき、同じ顔の写真をもっているとおっそろしく役に立ちます。あなたの御家族に通信販売にどっぷりつかっている方はいませんか? 分厚い通信販売カタログの洋服の写真には同じモデルさんがいろいろなポーズをとっていることが多いんです。その写真を切り抜いてファイルしましょう。御家族の中に有名人の写真集を持っている方はいませんか? 自分の好きな俳優や女優、アイドルなんでもいいから同じ顔が複数登場する資料をそろえましょう。どうですか全部ただで手に入るでしょ。
写真を横に置いて「最初からそっくりに描くぞー」なんて考えないでください。似て無くて当然。「左の写真を右の紙にに描き写す? コピー機じゃないんだから」最初からそんなの中々できるわけないんです。全く似て無くてもいいから気にしないでがんがん模写しよう。さらさらっと写真を模写するだけであなたの中に次々と気が付かない内に技術が生まれていくんです。写真を模写するとびっくりするぐらい新しい発見や描き方が身に付き練習を重ねる内に徐々に顔も似て描けるようになっていきます。そうなったときうすら笑いを浮かべて勝ち誇りましょう。