3 必殺! 立体箱十字戦法
立体十字戦法の効能について
  • あごの幅の重要性

左図をみましょう。顔の中央眉間から太い柱があごまでのびているよね。顔のまん中に定規を張り付けてるような感じ。そのあごの横幅は完成された絵に最後まで非常に大きな影響を与えます。これから顔の絵を描くときは必ず眉間からあごまでの太い柱をしっかりと描くようにしましょう。あごの幅の長さは最後まで絶対な変えないように、ただあまり太すぎないように自分で調節しよう。


右図を見てみよう。上記で記したことがよくわかるでしょ。どんな角度の顔もあごの位置まで眉間からしっかりおろして描く。眉間から長方形の定規をはりつけてるって考えてね。そして横の箱をほお骨にあわせて描く。基本になっているのが十字線と立体箱十字であることをしっかり認識してすすめましょう。
立体箱十字戦法はあくまで目安として使うと言う事を忘れないで下さい。箱のまま描いてしまうと岩石おやじみたいな顔になりがちです。その岩石おやじをいかに削って男前に仕上げるかはあなたの腕次第なのですよ。
  • 立体箱十字戦法を使うと縦の角度と横の角度の情報だけで正確な顔を描きあげることができるよ。
    今はシステムとやり方を下の図を見て理解していってくださいね。そんなにむずかしくないでしょ。
眉間から定規を張り付けるだよ。それは縦の箱になるんだ。
顔が向いている角度をしっかり認識して頬の箱も描いて十字の箱をつくっていく。

この段階にきたらあなたの腕次第だよ。上手く箱の角を削り人の顔に近ずけていく。

立体箱十字戦法は目安、箱を削り仕上げるのはあなたです。

  • よく見て頭の中を整理してね。

立体箱十字戦法を使ったいろいろな顔だよ。あらゆる顔の向きにあわせてほお骨の横箱の端を削ったり自分で描きやすいように調節しようね。何回もいうけどここに描いてあるのは見本であって一つの目安と考えてね。このごつごつした顔をあなたがいかに削るかが大切。こんなに丁寧に描く必要はないからね。薄く薄く簡単にだよ。でないと紙がぼろぼろになっちゃうよ。顔の角度によって描き易い戦法を選んで実践むだよ。