過去の話スタート。 怪我で踊れなくなって七代目に弟子入りした。 後の初太郎も一緒に弟子入りしたがるので、落語をやらせてみて預かることに。 一緒に風呂に行って、捨てられたという現実を認識する。 前座になって、菊比古の初高座。出来が悪い場合でも丸ごとやるんだな。 初太郎はウケている。山寺は経験者だしな。
菊比古は高校に通うので差が付いていく。 三味線を代わってあげたお千代と付き合うようになったり。 そのうち戦争の影響で人が減っていき、師匠と初太郎は満州へ、菊比古は奥さんと田舎に移動。 終戦して東京に戻り、座敷の仕事をするうちに二人が戻ってきて寄席も再開。 時間は経過したけどあんまり何も起きてないな。
菊比古は噺家を隠して喫茶店で働いている。 初太郎は助六の名前を貰った。仕事は多そうなのに稼げてないんだな。 夢金を丸ごと聞ける。ネタ見せアニメなのか。 菊比古は隙が無いということで、師匠が歌舞伎に連れて行ってみよ吉に会う。 後日お店に行って関係が深まる。
助六が女を連れて戻ってくる。 そのせいで落語が美しくないと怒る。 菊比古はみよ吉と偶然会って、自分には愛嬌が無いと愚痴る。 鹿芝居当日、みよ吉が弁天小僧のメイクをしてくれる。 菊比古は客が自分に注目していることを自覚する。楽しそうだ。 石田彰というキャスティングが活きまくり。
芝居の打ち上げで何の為に落語をやるのかという話に。 品川心中を稽古していて、艶笑噺をやればいいと言われたことを思い出す。 品川心中を勉強会でかけると客の反応が違って、今までは自分の為にやっていたと気付く。
二人とも二ツ目になって順調に売れている。 八雲師匠が地方巡業に行くことになって、菊比古も誘われて引き受ける。満州の時との対比なんだな。 助六から二人会をやろうと言われるけど翌日から巡業。話してなかったんだな。 今回は珍しく落語のネタをやってない。
菊比古は真打になりたいと師匠に話す。助六が問題らしい。 祭りの夜に助六がみよ吉と飲む。みよ吉は落語が好きではないらしい。 助六がみよ吉を抱き寄せたところに菊比古が現れる。 菊比古は好きだけど別れようと思っている。師匠も紹介だけしといて勝手だな。 その後、二人で飲む。 助六は別に住むことに。 客に合わせた落語と変わらない落語の話をする。 助六の名前の由来とか聞く。 今回は密度が濃いな。
二人の真打昇進のお披露目で、助六は会長の十八番をかける。 菊比古はみよ吉の所に行って別れ話。 助六は師匠に呼ばれて怒られる。 落語の将来について口論になって破門される。 師匠は菊比古に名前を継がせると言うけど菊比古は断る。 助六はみよ吉と一緒に暮らしている。 東京を離れることにして、菊比古の所に挨拶に来る。 助六も菊比古を羨んでいたのか。まあ、全然立場違ったもんな。
親子会で八雲が倒れる。 病床で先代のところに弟子入りしてきた男のことを話す。八雲は先代の実の息子なのか。 八雲は助六がその男に落語を教えられたと気付いていた。 八雲は息を引き取って、葬式の次の日の高座で菊比古は死神をかける。 菊比古は助六の様子を見に行くことにして、蕎麦屋で落語をやっている小夏を見つける。 どんどん面白くなってくるな。
助六はみよ吉が嫌がるので落語をやらないらしい。 助六が働かないのでみよ吉は出て行った。 菊比古は自分の為に落語をやるように説得。とりあえず更正させる。 小夏はみよ吉を嫌ってる。助六を駄目にしたのがみよ吉というのは真実だしな。 小夏にねだられてのざらしをやる。途中で助六も混ざって二人で芝居風に。なんて贅沢な。 みよ吉は落語会のチラシを見て、菊比古がやっと来てくれたと喜ぶ。まだ未練あったのか。
旅館で二人会をやる。助六はこのタイミングで芝浜というのがいいな。こっちへ来て覚えたのか。 東京でみんなで暮らそうと誘う。 みよ吉が泊まっていて、菊比古と心中しようとしているところに助六が来て、落語は辞めると謝る。 みよ吉が窓からうっかり落ちて、助けようとした助六と一緒に落ちる。 これが助六の死んだ真相だけど、小夏はどう理解してるんだろう。
葬式を出して東京に戻る。 菊比古は八雲を襲名。 舞台は現在に戻って、与太郎は真打に昇進。 小夏は子供を産むために八雲の家に戻る。助六の血を絶やしたくないらしい。 与太郎は墓参りして八雲に助六を継ぎたいと話す。助六の落語をいろいろ聞いてたしな。 その場合、八雲が途絶えてしまうことになるけど。