弁護士ホーム > 弁護士の交通事故相談 >交通事故の際の、車のスピードが問題になることがあります。弁護士実務では、運転者の供述のほかに、客観的な証拠として、現場に残ったスリップ痕(スキッドマーク)の長さから、車のスピードを推測(自動計算)します。交通事故の原因調査に利用できます。
車のスピード計算機
路面状況を選び、スリップ痕の長さを入れ、計算ボタンをクリックしてください頭の数字は、摩擦係数です。
色々な路面の状態に対するタイヤの摩擦係数 路面の状態 / タイヤの状態 摩擦係数 乾いたアスファルト/乾いたコンクリート
かつ、タイヤは良好0.8 乾いたアスファルト/乾いたコンクリート
かつ、タイヤは普通0.7 乾いたアスファルト/乾いたコンクリート
かつ、タイヤは磨耗0.6 濡れたコンクリート 0.5 濡れたアスファルト 0.45〜0.6 砂利道路 0.55 乾いた非舗装道路 0.65 濡れた非舗装道路 0.4〜0.5 【車速は、次の計算式で、計算しています】
速度 km / h = √( 2×9.8×摩擦係数 × スキッドマークの長さ ) × 3600 / 1000
計算例:スキッドマーク25mの場合
速度km/h = √ ( 2×9.8× 摩擦係数 × スキッドマークの長さ ) × 3600 / 1000 66.7km/h = √ ( 2×9.8× 0.7 × 25 ) × 3600 / 1000 四輪車で、(前輪のスキッドマークと後輪のスキッドマークが重なっているため)2条のスキッドマーク(skid mark)しか認識できないときは、前輪と後輪のスキッドマークの重複部分をチェックする。その場合は、スキッドマークの長さから、車のホイールベースの長さ(前輪と後輪の車軸間の長さ)を差引いた数値を、入力してください