Ａ1：３０分回転させた後、顕微鏡で観察しましたがブラシによる擦り傷などはありませんでした。
　　　ブラシ（歯ブラシ）１個に１６００本の毛が植えられており８個使用していますので１２８００本、仮に
　　　１０００本の毛が接触しているとして、通常の使用では自重でブラシの上に乗っていますので５００ｇ
　　　前後の力しかかかりません。（実際は浮力がありますのでもう少し少ないと思いますが．．．）
　　　毛１本あたり０．５ｇになりますので問題はないと考えております。

Ａ2：音質の良し悪しは各個人色々な判断基準がありますので、あくまで私の基準及び当方の装置での
　　　話になりますが、状態の悪いレコードでは音質が向上いたします。
　　　（状態のよいレコードでは変わりませんし、洗浄をしないほうがいいと思います）
　　　特に理由ははっきりしませんが、いいままでうまくトレースしなかった部分（カートリッジを交換したり
　　　針圧を調整したりしても歪っぽかった）がうまくトレースするようになったレコードがありました。
　　　想像ですが、グルーブの奥深くに溜まった塵などに針先端が乗っかって左右の壁にしっかり
　　　針圧がかかっていなかったためではないかと思います。

Ａ3：レコードの状態にもよりますが、気になるようなノイズ（レベル大から中）はほとんどなくなります。
　　　サーフェースノイズの様なレベルの低いノイズはレコードによって効果のあるものとあまり減らない
　　　ものがありました。