次の手順によって、"WebDAV" という発行ディレクトリを設定します。
発行ディレクトリを設定するには注 ディレクトリを Inetpub/Wwwroot ディレクトリに作成する場合は、新しいディレクトリに対するアクセス権を調整する必要があります。既定では、Wwwroot ディレクトリには読み取り専用アクセス権があり、Wwwroot 内に作成するディレクトリには読み取り専用アクセス権が継承されます。その他すべてのディレクトリには、既定でフル コントロール アクセス権が設定されます。
この仮想ディレクトリにドキュメントを発行し、その中のファイルのリストを参照するアクセス権をユーザーに与えます。セキュリティ上お勧めはできませんが、クライアントに Web サイト全体に対する作成元と同じアクセス権を与え、Web サーバー全体に対する発行をクライアントに許可することもできます。
注 クライアントに書き込みアクセス権を与えても、クライアントが Active Server Pages (ASP)、またはほかのスクリプトにマップされたファイルを修正することはできません。これらのファイルの修正を許可するには、仮想ディレクトリの作成後、書き込みアクセス権とスクリプト ソース アクセス権をクライアントに与える必要があります。これらのアクセス権の設定については、「Web サーバーのアクセス権を設定する」を参照してください。
WebDAV 仮想ディレクトリを設定した後、クライアントにその仮想ディレクトリへの発行を許可することができます。ユーザーが Microsoft WebDAV クライアントを通してディレクトリに接続する方法については、「ファイルを発行し管理する」を参照してください。