サイトの利用状況のログを収集する

Web サイトのログ収集機能を有効にすることで、ユーザーの利用状況の情報を収集できます。収集された情報は、ASCII ファイルに格納されます。IIS のログ情報には、Windows のイベントログ収集機能やパフォーマンス監視機能では記録されない情報も含まれます。このログには、Web サイトにアクセスした利用者名、利用者が閲覧した情報、最後に情報を閲覧した日時、などの情報を収集できます。このログを使って、コンテンツの人気を評価したり、情報のボトルネックを特定したりすることができます。

ここで説明する項目は、次のとおりです。

「サイトの利用状況のログ収集について」では、ログ収集の概要、ログの形式、ログファイルのサイズと新しいログファイルの作成について説明します。
「ログの収集を有効にする」では、Web サイトや FTP サイトまたはディレクトリのログ収集の有効化または無効化について説明します。
「W3C 拡張形式のログ収集をカスタマイズする」では、W3C 拡張形式のログファイルに含まれるフィールドの指定について説明します。
「ログファイルを保存する」では、ログファイルディレクトリの指定と、新しいログファイルを作成するときのオプションについて説明します。
「ログファイルを NCSA 形式に変換する」では、コマンドラインユーティリティ Convlog.exe を使って、ログを NCSA 共通ログファイル形式へ変換する方法について説明します。