Windows が起動されると、ログの収集が自動的に開始されます。ログには、システム ログ、セキュリティ ログ、およびアプリケーション ログの 3 種類があります。ログの種類ごとに、表示するイベントへのフィルタの使用、表示するエントリの数の指定、エントリを保存する期間の決定、およびログがいっぱいになったときに既存のイベントに自動的に上書きするかどうかの決定などを実行できます。
イベント ビューアを開くには、いくつかの方法があります。
イベント ビューアでは、各タイプのログについてプロパティ ページを開き、すべてのイベントに一般的に適用されるフィルタ オプションを構成することができます。
IIS では、2 種類のメタベース キーによって制御レベルを上げます。このキーにより、ASP エラーの発生時に Windows イベント ログに送信される内容を指定することができます。
ASP イベント エラーの詳細については、「Active Server Pages イベント」を参照してください。
メタベースおよびプログラムによる IIS の管理の詳細については、「IIS をプログラム管理する」を参照してください。メタベース キーを設定するには、X:\inetpub\adminscripts (X は IIS をインストールしたドライブ) 内のスクリプト サンプル adsutil.vbs を使用するのが簡単です。たとえば、ASP イベント エラーのサブセットを Windows イベント ログに送信するには、コマンド プロンプトで次の行を入力します。
cscript adsutil.vbs SET w3svc/1/root/<vdir_name>/AspLogErrorRequests TRUE
cscript adsutil.vbs SET w3svc/1/root/<vdir_name>/AspErrorsToNTLog FALSE
注 ASP エラーは、IIS ログ ファイルにも記録することができます。このためには、IIS スナップインの構成が必要です。IIS ログ ファイルで ASP エラーの記録が失敗した場合、エラーは Windows イベント ログに送信されます。