adifUtility ver1.0

adifUtilityが必要な場合、Yahoo Groupsのhamlogger File areaからダウンロードするか、筆者までお問い合わせください。

Logger32 ver3.40.0以降、QSLカードによるDXCCの電子申請用にdxcc.adi出力機能が追加されました。当初はレコードの並びが日付順でしたが、ver3.40.6でcallsignのアルファベッド順に変更されました。
電子申請に際しては、この並び順にQSLカードを揃えて提出することになります。1枚のQSLカードに1 QSOが記録されている場合、1枚のQSLカードに複数のQSOが全て記録されている場合は問題はありません。同一のcallsignとのQSOが複数のQSLカードに別れ、かつそれぞれのQSLカードに複数のQSOが記録されている場合、場合によってはdxcc.adiのレコードの並びを変更する必要があります。

次はレコードの並びを変更しないといけない場合の例です。

JA1NLXとのQSO/QSLが次のようになっていて、全てについてクレジット申請する場合

Cards #1
1-80 meters Jan 2000
2-40 meters Feb 2002

Card #2
3-30 meters Mar 2011
4-20 meters Jun 2008

Card #3
5-17 meters Sep 2005
6-12 meters Jun 2006

Logger32からexportされるdxcc.adi上のレコードは、1,2,5,6,4,3 となります。
この場合は、次のように並び順を変更する必要があります。

1,2,3,4,5,6

必要な変更操作:
5 と 6 を下方向に移動
3 と 4 を上方向に移動


<adifUtilityの機能>
・ Logger32から出力されるdxcc.adiを読んでテーブル上に表示
・ テーブル上で任意のレコードを上下に移動(入れ替える)
・ 変更後に電子申請用のDXCC_Submit.adiを出力


<adifUtilityの使い方>
1) adifUtility.exeを任意のフォルダに置く
2) adifUtilityを開く
3) File、Open ADIF fileクリック、Logger32から出力されたdxcc.adiを選択する。内容がテーブルに表示される。
4) 変更したいレコードをクリック、Up、又はDnボタンをクリックして、上、或いは下のレコードと入れ替える。次は、05/05の7O6Tと0502の7O6T」を入れ替える例です。
5) 必要に応じて4)の操作を繰り返す。
6) File、Export DXCC_Submit.adiをクリック
7) DXCC_Submit.adiがadifUtilityのフォルダに書かれる。書き込みが終わった時に次の画面表示される。OKをクリックする。

8) DXCC_Submit.adiに書かれるフィールドは、Call、QSO_Date、Band、Mode、DXCCのみです。電子申請用にはその他のフィールドは不要です。



2012/5/8
aki ja1nlx