Gonzui Graphic Japan (G.G.J)     −ごんずい写真館 −
日本海で見られる生物 −2−

ごんずいにとって日本海は未だ未だ未知のエリアですが越前で見た生物の写真です。


クダヤガラ  <藻場が好きな細ぉ〜いヤツ>
 
   クダヤガラ科     学名:Aulichthys japonicus
 
  関東以北、瀬戸内海、日本海沿岸、朝鮮半島東岸

   これこれ、こいつが是非 日本海で撮りたかったの
   藻場を住処にする擬態の魚で、その体の細い事・・・
   大きな意味でヨウジウオ系の仲間で、アマモの様な
   細長い海草に擬態しています。この写真は恐らく
   ペアだと思います。

  撮影地越前海岸白栗  水深15m
 
 
 



チャガラ  <日本海を代表するハゼ>
 
   ハゼ科     学名: Pterogobius zonoleucus

   青森県〜九州、朝鮮半島

    これが日本海を代表するハゼの1つ、チャガラです。
    太平洋側にもいますが、日本海には圧倒的に多い
    ハゼです。群れをなしているもの特徴です。写真の
    個体は未だ3cmくらいのチビ。 日本海ではコイツと
    キヌバリだけはおさえておきたいものです。

    撮影地:越前海岸天徳礁  水深12m
 
 

 

 
  大人に近づくとこんな感じのハゼになります。この
  写真の個体は8cmくらいのモノ。

  チャガラは泳ぐのが1つの特徴ですかネ。模様からは
  少しダテハゼみたいなので、泳いでいると不思議な
  感じもします。
 
    撮影地:越前海岸ログ前  水深8m



 スイ  <なんか好感度の高いお魚>

   カジカ科     学名: Vellitor centropomus
 
   東北から九州北部の日本海側、東北から
                                       本州中部の太平洋側

   ダイバーやってると好きな魚と嫌いな魚があるもの
   ですが、僕にとってスイという魚は何故か好感度が
   高いのです。風貌が弱々しいのと、藻場にこっそり
   隠れている姿がカワイく思えます。逆にアナハゼ
   で〜んと構えているのであまり好きではないです。
 
    撮影地:越前海岸白栗  水深15m
 
 



ユウダチタカノハ   <ミギマキよりはいいんじゃない?>

   タカノハダイ科     学名: Goniistius quadricornis
 
   東京以南の南日本

   このユウダチタカノハはミギマキという魚に非常に似て
   います。ミギマキは口紅を付けた様に赤いのが特徴
   ですが、あまり濃い化粧が嫌いな僕はこっちの方が
   イイかな?と思います。地味な部類の魚ですネ。

    撮影地:越前海岸天徳礁  水深16m
 
 
 



キジハタ  <日本海を代表するハタ>

   ハタ科     学名: Epinephelus akaara

    下北半島以南、朝鮮半島南部、中国、台湾

    高級魚としても有名です。太平洋側にもいますが
    キジハタと言えば日本海。圧倒的に数が多いのと
    その色彩で目立っています。比較的地味な魚が
    多い日本海にあって黄色のボディが良く映えます。
 
    撮影地:敦賀半島色浜  水深2m