Gonzui Graphic Japan (G.G.J)     −ごんずい写真館 −
伊豆でお馴染みな魚−3−

伊豆の常連魚を集めてみました。


イソカサゴ ペアで並んで幸せそう

   フサカサゴ科     学名:Scorpaenodes littoralis
 
  千葉県以南、インド・太平洋、ハワイ諸島

   伊豆では典型的な脇役。どこにでもいるお魚の1つ。
   写真の様に岩の上にちょんと乗っていたり、カイメンの
   中に自然に溶け込んでいたりします。仲良くペアで
   いる写真も撮りやすいので被写体には良い魚です。

  撮影地:大瀬崎・先端  水深9m
 

 



マツバスズメダイ   <The.群れ ムチヤギに成る実>

   スズメダイ科     学名: Chromis fumea

   千葉・秋田県以南、台湾、マレーシア、オーストラリア西部

    スズメダイの仲間も山ほど種類がいますが、この種は
    一見、元祖・スズメダイに見えるマツバスズメダイです。
    特徴は鰭に見える黒い帯で、これがなければごく普通の
    スズメダイ。群れを作り、写真の様にまるでムチヤギに
    成る実の様でもあります。
 
    撮影地:大瀬崎・先端  水深32m
 
 



カミナリベラ  <だからベラは苦手なんです>

   ベラ科     学名: Stethojulis interrupta terina

   千葉県及び島根県以南、西部太平洋

    ベラの仲間は無数。名前もなかなか覚えられないし、
    確かに奇麗な種類も多いのですが生理的に顔が
    好きくないので僕は苦手にしてます。カミナリベラは
    比較的水温が低い海域でも生息する種類で、背中に
    一本通ったコバルトブルーのラインが奇麗。
 
    撮影地:大瀬崎・柵下  水深12m
 
 



 トゴットメバル  <神秘の深場の案内人>

   フサカサゴ科     学名: Sebastes joyneri

   岩手県〜南日本、新潟県〜朝鮮半島南部

    メバルの仲間ですが、やや深場に生息しています。
    大瀬崎では深場をこよなく愛するボクにとってまさに
    トゴットメバルは深場への案内人なのです。 しかし
    何でトゴットなんていう名前なんでしょう?
 
    撮影地:大瀬崎・先端  水深25m
 
 
 



イチモンジハゼ  <ちょこんと岩の上にいる姿が可愛い>

   ハゼ科     学名: Trimma grammistes

   房総半島〜四国

    昔はあんまり気にもとめていなかったハゼですが、
    カメラをやる様になり、マクロな被写体を目を凝らして
    探しているとしばしばこやつがちょこんと岩の上に
    じぃ〜としているので思わず写真を撮ってしまいます。
    でももっとアップで撮りたいなぁ。
 
    撮影地:大瀬崎・先端  水深12m