Gonzui Graphic Japan (G.G.J)     −ごんずい写真館 −
四国・柏島で見たお宝な生物たち

マニア系ダイバーの憧れ 四国・柏島で見たお宝な生物たちの写真です。
もちろん、お宝って個人個人で基準が違うのでここでは僕のお宝くん達。


クダゴンベ ダイバーに最も人気のあるゴンベ 2003/7の生物  2008/1の生物

   ゴンベ     学名:Oxycirrhites typus

    インド・太平洋

   ゴンベの仲間の中で最もダイバーに人気があるのが
   このクダゴンベ。生息分布は広いのですが 数が少なく
   稀少。ヤギとかトサカを住処にしています。長く尖った
   口が特長の愛敬のある顔立ちです。

  撮影地柏島後浜  水深15m
 
 
 
 



フタイロハナゴイ 素晴らしき色彩、やはり幼魚はイイ!> 2003/12の生物

   ハタ     学名:Pseudanthias bicolor

    高知県、琉球列島、八丈島、インド・太平洋域

   やはりハナダイ仲間はイイ!特に幼魚はイイ! と、
   変態オヤジの様にコメントしてしまう色彩なのです。
   フタイロハナゴイは体の上下で二色に分かれるのが
   特徴。幼魚ステージではヒレの色が特に紫がかって
   非常に美しいです。
 

  撮影地柏島後浜  水深15m
 

 

 
     この写真を撮影した時、実はその直前のダイビングで同じ
     ポイントに入っていて、成魚のフタイロハナゴイの写真を
     撮ろうとしたのですが岩陰に隠れてしまい結局撮影断念・・・
     直訴してその日の3本目、同じポイントに入って、今度は
     幼魚を撮ったという執念の写真です。
 
  撮影地柏島後浜  水深15m
 
 



 ハナヒゲウツボ   <最も美しいウツボ>

   ウツボ科     学名: Rhinomuraena quaesita
 
   奄美大島以南  西部太平洋域

   やられたぁ、柏島には最も美しいウツボのハナヒゲ
   ウツボまで住んでいるとは・・・ 図鑑には生息域は
   奄美大島以南と書かれているのですがいるんです
   ねぇ。黄色のリボンの様なハナヒゲが美しいので
   人気があります。
 
    撮影地:柏島後浜  水深12m
 
 
 
 
 
     ← この美しいウツボ、正面から見るとハナヒゲがとてもチャーミング
         でっしゃろ。個人的にはウルトラマンに登場した怪獣:ギャンゴの
         耳を想像してしまうのですが・・・(僕だけ?)
         これまた不思議なもんで幼魚の頃は真っ黒なんです。過去に1度
         だけ見ただけですが、写真に残せてないのが残念です。
 

        撮影地:柏島後浜  水深12m
 
 
 
 



カエルアマダイ   <人気者のジョーフィッシュ> 2005/9の生物  2007/9の生物

   アゴアマダイ科     学名: Stalix histrio
 
   和歌山県・長崎県以南

   可愛いですネ、このジョー・フィッシュ。和名はカエル
   アマダイといいます。卵を口の中で保育する生態も
   有名。ちょい昔、テレビCM(パッとサイデリア)にも
   出演していた人気者君です。 柏島で撮影したこの
   個体は奇麗な黄色ですが、個体によってはガレ場の
   白っぽい色と同化(保護色)したモノもいます。
 
    撮影地:柏島後浜  水深12m
 
 



 アジアコショウダイ幼   <幼魚ステージ1のダンシング>

   イサキ科     学名: Plectorhinchus picus

    南日本、南西諸島、インド・西太平洋

   この個体の大きさは僅か2cm。コショウダイの仲間は
   幼魚のステージから大きくなるにつれ風貌が激しく
   変化します。でも一番可愛いのはやはりこのステージ。
   体をクネクネさせながらダンシングしている姿は何とも
   イイものです。

    撮影地:柏島後浜  水深15m
 

 



 ハダカハオコゼ   <脱皮までする変テコなお魚> 2004/7の生物 2008/10の生物

   フサカサゴ科     学名: Tanianotus triacanthus

   高知県、八重山諸島、インド・太平洋

   ハダカハオコゼは風貌が変テコで、且つ生息する
   場所により様々な体色変化をして擬態しています。
   白っぽいこの写真の個体は南方のサンゴ(ガレ)砂と
   岩の間にフワフワいたので本当に忍者の様でした。
   おまけに表皮が剥がれる、『脱皮』までするそうです。

    撮影地:柏島後浜  水深17m
 
 

 



 カシワハナダイ   <柏島ならやっぱコレでしょ> 2003/11の生物

   ハタ科     学名: Pseudanthias cooprei

   南日本、インド・太平洋域

   美しいハナダイの仲間達は大のお気に入りですが、
   写真撮影はかなり難しいのです。カシワハナダイは
   背ビレ部分のパープルが非常に奇麗なのですが、
   紹介できる写真じゃなくてゴメンナサイ・・・ 名前の
   『カシワ』は柏島の柏なのかなぁ。

    撮影地:柏島後浜  水深8m
 
 
 


オシャレハナダイ   <ゴンベの様なハナダイ>

 
   ハタ科     学名: Piectranthias pelicieri

   伊江島、伊豆大島、八丈島、モーリシャス

   ハナダイの仲間なのにあまり泳がずに、ゴンベの
   仲間みたいにじっとしています。これが希種の魚、
   オシャレハナダイ。写真がいまいちなので、体が
   黄金の様に眩しく輝いている様には見えませんが
   『オシャレ』の名前はさすがにダテじゃないです。

    撮影地:柏島オシャレポイント  水深38m
 
 
 
 

   さすがに希種というだけの事はあり、数少ないチャンスを限られた
   時間の中で撮るしかなかったのですが、すぐに隠れてしまうので、
   極彩色に輝くその全身を奇麗に撮る事が出来なかったのが残念。
   もう少し深度が浅いと嬉しいのですがねぇ・・・

    撮影地:柏島オシャレポイント  水深38m

 

 



 イレズミウミヘビ   <タトゥーという名がお似合い>

   ウミヘビ科     学名: Ophichthus bonaparti

   伊豆半島、和歌山県、インド・西太平洋

   やーさんや、イレズミウミヘビって柏島で初めて見た
   けれど、あまり水の澄んだ所にいないので、後で写真
   見ると体の模様に驚かされます。目が面白いんだよネ。
   イレズミという名前が妙に似合っていて、ちょいとお気に
   入りになってしまいました。

    撮影地:柏島岡崎の浜  水深12m