Gonzui Graphic Japan (G.G.J)     −ごんずい写真館 −
伊豆に見る おいしい魚

伊豆で見られる食卓のおいしい魚を集めてみました。


ヒラメ  <旨いんだナ、これが>   2008/12の生物

   ヒラメ科     学名: Paralichthys olivaceus

    沖縄を除く日本各地  サハリン 千島〜朝鮮半島

    食卓でもお馴染みのヒラメ。よく外見だけでカレイと
    比較されますが、ヒラメは1mにも成長します。そして
    高級魚でもあります。さてそのお味は?  フフフ・・・、
    これがまた旨いんだな。さすがに高級魚だけの事は
    あります。

    撮影地:富戸・二又  水深20m
 
 

 
    旨い魚である事には異論がありませんが、魚の生態
    観察という面で見ても、とてもユニークです。どう猛な
    ハンターでもあるのです。左の写真は砂に隠れている
    ヒラメ。良ぉ〜く見ないと判らないかもしれませんが、
    ホラホラ見えて来た・・・目と口・・・ こうやって見事に
    砂に姿を変えて今日も獲物を狙っているのです。
 

    撮影地:大瀬崎・湾内  水深16m

 



マダイ  <ブルー・アイシャドーのまなこ>

   タイ科     学名: Pagrus major

    南日本〜東シナ海

    日本人は良くお魚を食べる民族ですが、王様と言えば
    これ。お目出度い席には欠かせない魚でもあります。
    目の上のアイ・シャドーの様なブルーが魅惑的です。
    最近では稚魚を養殖して放流するのが多いのですが
    天然モノと見分け出来る?

    撮影地:大瀬崎・柵下 水深15m
 
 



カワハギ  <典型的な食用魚>

   カワハギ科     学名: Stephanolepis cirrhifer

    沖縄を除く日本各地  サハリン 千島〜朝鮮半島

    名前の由来は『皮剥ぎ』です。ペロンと奇麗に皮が
    剥げます。見た目以上に旨い魚です。食通には肝が
    珍重されてますが、僕が好きなのは、みりん干し。
    伊豆のお土産によく売られてますが、伊豆山漁港の
    おばちゃん製の味が忘れられない・・・・

    撮影地:富戸・ヨコバマ  水深10m
 
 
 



メバル  <煮付けが旨いよネ>  2007/5の生物

   フサカサゴ科     学名: Sebastse inermis

    北海道〜九州  朝鮮半島南部

    メバルって魚は水中では独特。岩から少し離れた
    中層に少し前かがみに浮いているんです。何かと
    思えばそうやっていて近づいてきた小魚を一瞬に
    パクッと食べてしまうのでぃす。でも煮付けが旨く、
    人間にパクッと食べられてしまうのでぃす。

    撮影地:大瀬崎・湾内  水深10m
 

 
 
 
     ← 子供の頃はこんな感じ。大人になると何故か食用にしか
          目が向かないけど、小さい頃はちょこっと写真を撮って
          みたくなるお魚です。ヒレが黄色っぽいのも大人と違い
          イイですネ。おぉ、目も黄色だ!黄疸だぁ!
 

          撮影地:大瀬崎・湾内  水深6m
 

 



 ブリ   <出ました回遊魚!>

    アジ科     学名: Seliora quinqueradiata

   北海道南部〜九州、朝鮮半島東岸、沿海州南部

    僕自身はマクロな写真ばかり撮っているけども、
    もちろん大きな魚だって好きなんです。アジ科の
    魚には男のロマンを感じるもんね。大瀬は生物の
    宝庫である事には間違いないけど、ブリの様な
    回遊魚だって見れちゃうからスゴイんだな。 この
    個体はブリと言うよりはワラサという大きさ。
 
 
    撮影地:大瀬崎・先端  水深7m