Gonzui Graphic Japan (G.G.J)     −ごんずい写真館 −
南国の魚たち −1−

ダイビングの醍醐味はやはり暖かな南の海。華やかな魚たちを紹介します。


エンマゴチ  <エンマ大王様を彷彿させる顔>

    コチ科     学名: Cymbacephalus beauforti

    インド洋 中・西部太平洋 温・熱帯の砂底域

    このふてぶてしい顔。その名もエンマゴチ。まさに
    エンマ大王が にらみを効かせている顔です。これで
    80cmもの大きさなので水中では結構迫力があるの
    ですよ!
 
   撮影地沖縄・西表島   水深18m
 
 



ハタタテハゼ  ペアでいる奇麗なハゼ 2003/9の生物

    ハゼ科     学名: Nemateleotris magnifica

    インド洋 西部太平洋 サンゴ礁域

    その名のとうり背ビレをピーンと立てています。実は
    この魚、黒潮に乗って伊豆方面にも現れるのですが、
    やはり南方の海に似合う魚です。いつもペアでいる
    のが微笑ましいのであります。

    撮影地:沖縄・西表島  水深16m
 
 
 
 



 ハマクマノミ  <鮮やかな色のクマノミ>

   スズメダイ科     学名: Amphiprion frenatus
 
   インド洋 西部太平洋 サンゴ礁域

   日本に6種類いるクマノミの1種。クマノミの仲間は
   イソギンチャクと共生します。通常、イソギンチャクには
   毒があり他の魚は近づきません。が、クマノミは平気。
   不思議でしゅね〜。

    撮影地:沖縄・西表島  水深10m
 

 



ネッタイミノカサゴ   <ジュディーオングばりのドレス ・・・古いな>

   フサカサゴ科     学名: Pterois antennata
 
   伊豆半島以南 小笠原諸島 インド・太平洋

   どうですこのドレス姿。美しい海水魚の代表として度々
   登場するのがミノカサゴですが、その中でも一番美しいと
   感じるのがネッタイミノカサゴです。幼魚は伊豆半島でも
   見られます。
 
    撮影地:沖縄・西表島  水深14m
 
 



ソメワケヤッコ   <まさに南国を彷彿させるカラーリング>

   キンチャクダイ科     学名: Centropyge bicolor
 
   相模湾以南 西部太平洋

   沖縄の魚はどれもこれも美しいものです。キンチャク
   ダイの仲間は非常に種類が多いですが、このソメワケ
   ヤッコは体の前後で黄色と紺色がはっきり別れている
   のが特徴です。
 
    撮影地:沖縄・西表島  水深24m
 
 



スミレナガハナダイ   <サロンパスを貼ったハナダイはオス>  2007/7の生物

  ハタ科     学名: Pseudanthias pleurotaenia
 
   琉球列島 中・西部太平洋

   なんとも不思議な模様です。本当にサロンパスを貼った
   様に四角く色が変わっています。このマーク、実はオス
   だけです。水族館でも人気の高いハナダイ。ちなみに
   ハナダイの仲間は性転換するので、四角い窓のある
   オカマもいます。
 
    撮影地:沖縄・西表島  水深27m
 
 



ハナゴイ   <ビューティフルってこういう魚の事だ>

 ハタ科     学名: Pseudanthias pancalus
 
   琉球列島 中・西部太平洋

   ハナゴイは南の海では珍しくもありませんが、とても
   美しい魚です。コイという名前が付いていますが淡水の
   鯉とは無関係。ハナダイの仲間です。素早いので写真
   撮影が難しいです。
 
    撮影地:沖縄・西表島  水深13m