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そして京都
2003年4月13日(日)
晴れ
ゴールをした12日は、三条大橋の近くにある「いろは旅館」に宿泊しました。一夜明けた13日。昨日とはうってかわって晴天に恵まれました。ゴールした時は、あまりの人混みで三条大橋をじっくり見ていませんでしたが、今日は京都観光をすることもあり、じっくりと三条大橋を見ることにしました。

三条
長い東海道の旅を終え、一夜明けた13日。今日は京都観光をして帰路につく予定です。まずは三条大橋へ。昨日は人混みでじっくり見ることができなかった三条大橋。午前中の日差しを浴びて、きらきらと輝く鴨川の水。日曜日の朝とあって、さすがに人通りは少なく、どこかのんびりしていました。三条大橋の前に立った時、ようやく達成感で満たされました。確かに歩いてきた。目の前には三条大橋がある。午前中の日差しが、川岸の紅枝垂桜をよりいっそうピンク色に染め、なんともいえない光景となりました。

ゆっくりと、橋を味わうかのように渡ると、やじきた像がありました。

<写真説明>
左上:彦九郎像
右上:三条大橋
左下:やじきた像
 

京都御所(公園)
三条大橋を渡り終え、現実の京都に入ると、ここからは観光が目的です。とりあえず、京都御所に行きたかったので、路線バスに乗り、京都御所へ向かいました。

京都御所に着くと、まず、驚かされたのはその広さ。門をくぐると中は公園になっていますが、中央には御所の塀がはてしなく続いています。なんという広さ。

広い御所の中を歩いていると、見事なまでの桜が・・・。桜の咲く季節はやっぱりいいですね。心が和みます。
 

御所の中
この日は御所の中に入れるとあって、すでに門の前には長蛇の列。もちろん、ここまで来て中に入らないのはもったいないので、列に並び、中へ入りました。

中は広いのですが、おもったよりも建物が多く、以外に密集しているようなイメージがありました。それでも、京都御所の各建物は堂々としていて風格があり、格式の高いものです。

ただ、人人人で、ゆっくり写真撮影をしている暇はなく、素早くポイントを絞って撮影したら次へ、といったように、非常にあわただしいものでした。
 

京都御所の桜
季節は春。桜の花が京都のあちこちで花を咲かせていました。満開からやや日が経っていたこともあり、ソメイヨシノや枝垂れ桜はだいぶ散っていました。それでも、青空に向かって見事なまでの花を見せてくれました。春爛漫、やっぱりこの季節が一番いいですね。桜の咲く中で東海道を終えられたことに感謝。そして、ゴールする日まで花を咲かせてくれていた桜に感謝です。

京都御所の中を歩いていて、一際目立ったのが、紅枝垂桜。通常の枝垂桜よりもピンク色が濃いため、青空に映えるのです。写真は、枝垂桜、紅枝垂桜、ソメイヨシノです。ピンク色が濃いのが紅枝垂桜です。

<写真説明>
左上:枝垂れ桜
右上:紅枝垂桜
左下:紅枝垂桜
右下:ソメイヨシノ

旅を終えて・・・
一言で言って 東海道は最高に楽しかった!

歩く楽しさを知った東海道の旅。江戸の文化に少しでも触れられたような気がします。がむしゃらに京都を目指した旅でしたので、今後は、もう一度行きたい場所を訪れてみようかと思っています。新たな発見があるかもしれませんし・・・。そして、新たな街道を探して、再び歩こうかと思っています。



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