1996年の小さな山 - 石老山、醍醐丸、二子山、他

(1996/1/3、3/30、7/28、9/23、10/19、11/16、神奈川県津久井郡、秦野市、逗子市他)


(正月の石老山から、西方を俯瞰する)

1996/1/3 − 石老山
  
単独行。顕鏡寺まで車利用。アマチュア無線のニュ−イヤ−パ−ティ参加の為手近な山へ。山頂からは大室山の奥に富士、滝子山の奥に北岳、と新年早々素晴らしい山岳展望である。この山は中年女性ハイカ−のメッカのようで、好奇と非難が混じったような視線を感じつつ肩身の狭い思いで無線運用する。一団が去ると又静かになる。暖かな一日だった。

顕鏡寺−石老山・アマ無線−顕鏡寺


1996/3/30 − 景信山から奥高尾縦走
  
前日から丹沢縦走の筈だったが天候の関係で手近な景信山へ。このアプロ−チの短さは魅力だ。しかしその先の奥高尾縦走路は単調で結構長く、特に明王峠からの下山路はうす暗い杉林のなかをひたすら歩き、ここ数ケ月は超短距離山行中心だったせいか歩き甲斐があった。無線は自作軽量2エレのデビュ−戦。グランドウェ−ブでの交信は福島県田村郡が最遠、又Eスポで北海道帯広市と交信、電信も出来、1Wの偉大な可能性を再認識。この日のビ−ル摂取量は約1.5リットル。よく飲んだ1日だった。

小仏−景信山・アマ無線−明王峠−与瀬神社−相模湖駅


1996/7/28 - 奥高尾、醍醐丸
  
無線運用に主眼をおいた手近な山。杉の植林帯は異様に蒸し暑い。蚊とアブに悩ませられながら4時間無線運用。50メガで予定されていた秋田県の移動局迎撃が目的だったが地上波でたいした苦労なく交信出来た。

和田峠−醍醐丸・アマ無線−和田峠


1996/9/23 - 丹沢、三の塔
  
鍋割山から塔の岳を歩く予定だったが前夜の大型台風17号の傷跡は大きく林道崩壊で後沢まで入れず急遽三の塔に変更。登りが結構きつく感じられたのは体調が悪いせいか、妙にあぶら汗が吹き出る。無線は電波の抜けが悪い山のようで今一つ。11月に4アマを受けるという50才近い方に話し掛けられ、50メガの楽しさなど、しばし話し込んだ。帰りは猛烈な渋滞で選んだ裏道も失敗し、ヤビツから4時間半かけて帰宅。山でよりも運転に疲れた山行だった。

富士見橋−三の塔・アマ無線−富士見橋


1996/10/19 - 三浦、二子山

バイク利用。三浦の山(丘というべき?)は初めて。台風の影響で登山道(実際は車道)は倒木だらけ。山頂から南側は思ったよりも深い丘陵地だった。

南郷上の山公園−二子山・アマ無線−南郷上の山公園


1996/11/16 - 陣馬山
   
11月は時間的余裕が少なく、手近な陣馬山にした。和田峠からだと15分で山頂についてしまう。大賑わいの山頂では無線はやりずらい。雲1つない晴天で丹沢から生藤山、三頭山、奥多摩の峰々、そして遥か南アルプスと素晴らしい山岳展望。自分の歩いた稜線、ピークを望むのはいい気分だった。あと12月に山に行けば、自分でも初めての1年間毎月登山を励行したことになり気分が高まった。
 
和田峠−陣馬山・アマ無線−和田峠


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