1994年の小さな山 - 生藤山、三国山、石老山、塔ノ岳

(1994/9/25, 11/3, 11/20,)


(眼下に薄い雲が流れた鶴川の谷の眺めが広がった。
三国山の山頂から。)

1994/9/25 − 生藤山から和田へ
  
単独行。日帰り。車利用。滑りやすい山道は関東ローム層との由。登山路には栗が沢山落ちており秋の気配。生藤山から連行峰までの尾根路は雑木林が好ましい。和田までの下山路は草がうるさく、余り歩かれていないルートの様だった。無線は2回目の山岳移動となる。前回は平日だったので、休日の50メガでの移動は初めて。パイルなども混じり、たじろぐ。が、素直に嬉しい。高い所から無線をする。電波は当然よく飛ぶ。そんな単純なことがどうして面白いのだろう・・。

鎌沢−佐野川峠−甘草水−生藤山・アマ無線−連行峰−和田−鎌沢
無線運用ピーク: 生藤山 990m 神奈川県津久井郡藤野町 ピコ6+ダイポール、14局交信

1994/11/3 − 生藤山・三国山
  
単独行。バイク利用。生藤山のすぐ隣のピーク、三国山からは道志・中央線沿線の山々が並び、その谷間を薄い雲が覆う。鶴川沿いの集落も薄雲の下。全体的に霞がかかったようで穏やかだった。無線・50MHz運用では愛知県と交信出来て驚いた。ピコ6(1W)とダイポールでだ。

鎌沢・県立休憩所−三国山・アマ無線−鎌沢・県立休憩所
無線運用ピーク: 三国山 960m 神奈川県津久井郡藤野町 ピコ6+ダイポール、15局交信


1994/11/20 − 石老山
  
単独行。バイク利用。落ち葉を踏みしめ山頂へ。雑木林に心安らぐ。雲が多くいま一つの天気で丹沢も富士も南アも望めなかった。昼食時、山頂は中年女性ハイカーのメッカと化す。一団が去ると又静かな山頂。無線運用では途中で同軸ケーブルが外れるといったアクシデントがあったが何とか26局と交信し、満足して下山する。近郊の山は気軽に行けて良いものだ、と思った。

顕鏡寺−石老山・アマ無線−顕鏡寺
無線運用ピーク: 石老山 578m 神奈川県津久井郡相模湖町 ピコ6+ダイポール、26局交信


1994/12/23 − 丹沢、表尾根縦走
 
単独行。当初は三の塔まで登りそこで無線運用の後大倉へ下山の予定だったが、好天に誘われ急遽塔ノ岳まで歩く事に予定変更。心の準備がなかったせいもあり一転してハードな行程となった。二度めの表尾根。相変わらずきついが初山行である前回よりは楽に歩けた。霜が溶けて泥だらけで靴が重くなる。

表尾根は風が強く、強く吹かれる場所と嘘のように吹かれない場所があり、風の通り道がある事を感じた。塔ノ岳からの展望は今一つ。塔ノ岳は2度目だが無線運用は初めて。丹沢表尾根の最高峰だけあってさすがに良く呼ばれるし飛ぶ。

比較的暖かい天気のせいか関東平野はボーッと霞の中に沈んでいた。大倉尾根は長い。夕日と追いかっけこをしながらバカ尾根を無心に、ひたすら下りた。

ヤビツ峠9:00−二の塔10:15−三の塔10:35/10:45−烏尾山11:00−塔ノ岳・アマ無線12:40/14:35−大倉尾根−大倉16:35
無線運用ピーク:塔ノ岳 1491m 神奈川県秦野市 ピコ6+ダイポール、28局交信


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