中伊豆の城山・葛城山へ忘年山行 

 (2018年12月29日、静岡県伊豆の国市)


狩野川のほとりから、城山を望む。前面の
岸壁は岩登りのゲレンデで登山道はその
左手から進んでいた。

年末の最終週に例年行っている忘年山行、今年は伊豆の国市の城山から葛城山を歩きました。

横浜在住のSさん(JI1TLL)、Kさん(JK1RGA)とののんびり低山歩きの忘年山行。温かい地方の山、温泉あり、海鮮あり、がなんとなく忘年山行のコンセプトになっており、結果的に房総半島の山をずっと歩いていましたが、今年は山と無線フェスティバルが房総であった事もあり、行き先を変更し、暖かそうなイメージのある伊豆にしました。

伊豆となると、やはり地元の山と無線メンバー局にお声かけです。Tさん(JF2HBH)、Mさん(JQ2CKB)ですが、Tさんはお仕事の都合でNG。Mさんは参加していただけるという事になりました。

当初は天城の登り尾を考えていましたが、金曜日からの猛烈な寒気団というふれこみに恐れをなし、Mさんご提案の城山から葛城山に変更しました。

私自身は金曜日に、流行性胃腸炎?に罹患してしまい、嘔吐と下痢の続く中、発熱だけは下がったので無理やり参加しました。.

伊豆箱根登山鉄道の大仁駅から、城山は何度も山麓から見た山ですが、登るのは初めてです。岩登りのゲレンデで有名なので他県ナンバーの車も多く止まっており、岩に取り付 くクライマーのやりとりの声が聞こえる中を上ります。

すぱっと切り立った城山(海抜342m)からの展望は抜群で狩野川の蛇行を眼下にします。ここから葛城山へは尾根歩きではない、トラバース的な道が続き複雑な地形 です。アオキなどの常緑種がしげる山は三浦半島の山を思わせます。葛城山の南で、ピークに直登するショートカットがあり、「とんでもない道ですが 行きますか!」とMさん。たしかに、とんでもない急坂ですが、それでも30分もかからずに葛城山南のカヤトの原に飛び出ました。海抜452mの山頂です。風も無く陽だま りの素晴らしい場所に、体調イマイチな私はありがたく横になり昼寝。430を開局すると、自分が無線を始めた25年前頃何度か自宅から交信した事のある静岡市の局に呼ばれます。彼も今は6mではなく430あたりが中心のようです。

葛城山自身はロープウェーがかかっている観光地で、山頂にはレストランや足湯があります。展望台からは展望が素晴らしく、なんといっても悪沢岳から赤石、聖、光、笊と南アルプス勢ぞろいなのが最高に素晴らしい。懐かしの山々との再会でした。

ここからはロープウェイで下山し、そこは伊豆長岡温泉。15時開店の共同湯(310円)で温まってから三島駅前でかるく海鮮で一杯飲み、帰宅しました。 体調はいまひとつでしたが、暖かい伊豆の忘年山行で一年を締めくくることが出来ました。

Mさん、Kさん、Sさん、ありがとうございました。


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