toglinfo Version 1.05


OpenGL は、様々な OS、ハードウェアで利用できるグラフィックス・ライブラリです。そのため、環境によっては同じ OpenGL でも違いがあります。例えば、デプスバッファのサイズとか、使用できる光源の数等です。前者は、主にハードウェアの違いによるもので、findvis(findpix2) というコマンドによってその違いを知ることができます。後者は、主にOpenGL の実装の違いによるもので toglinfo というコマンドによってその違いを知ることができます。
また、サポートしている OpenGL 拡張機能を知ることができます。

追記
昨今は、多少状況が変わりました。以前は、フレームバッファ(カラーバッファ、デプスバッファ等)の処理のハードウェア化が主でしたが、現在はテクスチャマッピング技術(シェーダを含む)のハードウェア化も盛んになりました。そのため、toglinfo の出力結果にも、ハードウェアに依存する項目も多くなってきています。

toglinfo 1.03 からは OpenGL 1.2 への対応と、一部の OpenGL 拡張機能に対応しました。OpenGL 拡張機能は必ずしもハードウェアで実現されているものではありませんが、ハードウェアに依存する部分も多くなっています。