という具合でした。今度の例会はお正月です。みなさん、よろしく。
参加者の皆さんとはお久しぶりで楽しい時を過ごしました。
>>大矢くんは『ギレンの野望』(だったけ? プレステのゲームソフト)にはまっていた模様。
僕も忘れていたのですが、これは子どもたちが「いらねーよ」と罵倒するセガサターン用のゲームでしたね。そんでもって、帰ってから久しぶりに再び4晩連続総時間25時間ほど、地球連邦軍でプレーしてみました。これでもまだv作戦が発動したばかりで、ボールの試作機とガンキャノンが開発完了した程度。戦略上では地球のペキンとハワイをジオンの降下作戦からやっと取り戻したしたところです。でもジオンもグフすら前線に出てきていないのでかなり押しているはず。ですが予断は許さない。というのもジオンはかなり新兵器開発に力を入れているので、一気にグフ、ドムの大量投入で戦況を変えてしまいます。ランバ・ラルのグフ隊が展開する前になんとかヨーロッパ戦線を優位に進めなければ…! …とか何とかはまっていると、終わるまでまた半月はこのゲームにつきっきりになるのでもう封印しました(笑)
で「ぶらり一人旅 岡山・高知・愛媛編」の制作に戻りました。いまだ高知編の途中ですが、アップしたらここで告知しますので皆さん見て笑ってやってください。ですからもう改訂してるかなとふらり見に行く必要はありませんよ(笑)
9月中締切の原稿は、アメコミの事でも書こうかなぁっと。(編注:書いてよお)
例会の時、持ってたのは今年の6月に発売直後に買ったプリウスノート210(って言うか通称、日立版(第一世代)チャンドラ2、又はクラビウス1)です。でも、例会の時もそうだったように、どうにもディスプレイの具合がおかしい。というわけで、週末に購入店へ持ち込み、修理の依頼をしました。ところが、なんと、修理に3週間もかかるとのこと。「仕事で使ってるからホントは一日でも無いと困る。一週間で直すよう、日立と調整してくれー、どですかでん。」と言ってやったら、あっさりと「無理です」と返されてしまいました。仕方がないので、プリウスノート210(って言うか通称、日立版(第一世代)チャンドラ2、又はクラビウス1)を突っ返し、代わりに Think Pad235(って言うか通称、IBM版(第二世代)チャンドラ2、又はクラビウス2)をゲットしてきました。わはは。お金は、布オムツと母乳の使用で、オムツ代&ミルク代を節約しています。
10時頃まで、妻に手伝ってもらって『創元SF文庫リスト』を製本していたので、11時少し前に会場に着く。オ−プニングが12時からだとばかり思っていたら、ホントは11時からで、待ち合わせをしていた三輪田さんに怒られてしまう。実は、10時に待ち合わせだったのである。いかん、いかん。三輪田さん、ゴメンなさい。
オープニングは、CGを使った宇宙戦闘。そこそこ笑える。隣に大森望さんが座ったので、ちょっと挨拶。さて、ディーラーズ・ルームに行き、さっそくリストを売り始める。『創元SF文庫リスト』30部は、早くになくなり、『創元推理文庫SFリスト』40部も何とか夕方までには完売。途中から出した古本も、ダンボール3箱(180冊ぐらいか)あったのが、150冊ほど売れた。一冊200円という安値だったせいもあるだろうが、まさかこんなに売れるとは思っていなかったので、驚く。『夢の棲む街』『太陽風交点』『梅田地下オデッセイ』などを「探してたんです!」と喜んで買っていく人もいたし、石原先生の『ハイウェイ惑星』を「これ手に入らないんですよね」と買っていく人もいた。やはり、1000人以上集まる大会は、セミナーや京フェスと客層が違い、ベーシックな品揃えをしておけば、確実にさばけるという印象を持った。3年ほどかけて貯まったダブリ本を一挙に処分できたので気分はスッキリ。しかもリストもすべて売れたので、ウキウキした気分で帰宅。全部売れたと言ったら、妻もビックリした様子であった。売り子を手伝ってくれた三輪田さん、どうもありがとうございました。
肝心の企画の方は、SFセミナーの「ライブ・スキャナー」と「SFマガジンを語る」(これは2日目)を見ただけで、2日目は、エンディングも見ずに帰ってしまったが、別に後悔はしていない。もう、SF大会にそれほど期待もしていないし、思い入れもなくなってしまった。「ライブ・スキャナー」は、嶋田洋一さんの紹介したP・J・マコーリイと内田昌之さんの紹介したソウヤーの後の方を読んでみたいと思った。あと、東茅子さんは、なかなか面白いキャラクターだと思ったな。「SFマガジンを語る」は、牧さんがSFマガジン編集長塩澤さんに質問をするという形。もっと内幕を暴露すると面白くなるのでは。それにしても2人で雑誌を作るのは大変だと思った。
会場で出会ったお知り合いは、巽夫妻、小浜夫妻、牧夫妻、きくちさん、たこいさん、藤元さん、鷲尾さん、古沢さん、内田さん(は本当に久しぶり)、などなど(抜けている人がいたらゴメン)。きくちさんは、会うと、いきなり小さなギターを取り出してイエスのクラップ(サード・アルバム収録)を弾き始める。「すごいですねえ」と感心していたら、その後で、「コンフェッション・オブ・クラップ・ミュージシャン」と一言。うーん、このシャレ(ディックですね)がわかる人は日本に数名しかいないのでは。ちなみに、この大会では、巽夫妻と浜田玲さんの前で演奏したそうです。
ほかにもいろいろあったのですが、とりあえず、このへんで終わります。
●1日目●
◎オープニング
●2日目●
◎SFセミナー名古屋出張版「SFマガジンはこうつくられる」
出演:塩澤快浩 進行:牧眞司(敬称略)
追伸:ザ・ナック(マイシャローナでおなじみ)の久し振りの新譜は最高っす。ドラムスになんとテリー・ボジオ(元フランク・ザッパ,元UKなどなど)が加入!!! 最初のうちはルーチンなリズムを刻んでいながら,いつまにか例のハイテク・ドラミングに移行する技はうならされっぱなしであります。
追追伸:名古屋はいろいろイベントあってええのお。
さて、SFM今月号はアシモフ誌特集でなかなか読み応えがあります。久しぶりに全部読んだのですが、異星人が妹殺しの贖罪として密告を生業としているうちに本当に妹を殺したのかどうかわからなくなるというナンシー・クレス『密告者』、八百年の人類の進歩を一日で繰り返すイアン・ワトスンの『夕方、早く』の二つが特に面白かった。詳細な年表もついているし、おすすめです。
ヨーロッパへ行ったとき、本屋でワトスンのアクションSFらしきペーパーバックをやたらと見かけたのだけど、これって、あのワトスンかなあ? と半信半疑でいたわけですね。でも、ついに出た『SF大百科事典』の作家別作品リストを見て、本人であることを確認しました。94年までの主要作家のリストはこれでほぼ完璧。皮肉の効いたコメントも楽しいし、間違いなくSFファン必携の一冊です。6500円は高くない! ……と思う。
『SF大百科事典』も訳しておられる大森望さんから先日ラッカー『スペースタイム・ドーナッツ』(ハヤカワ文庫より10月刊行予定)の訳で問い合わせがありました。ザッパの歌詞がライナーでどう訳されているかとの質問でしたが、何と! この本にはザッパの歌がたくさん出てくるそうで、うれしくなっちゃうねえ。
そうそう、磯くんの発言によると、ザッパのバンドでもドラムをたたいていたテリー・ボジオがザ・ナックの新譜に登場しているそうで、うーん、どうしようかなあ。買うべきかなあ。でも、ザ・ナックだからなあ。と悩んでいるところです。
2)本
「レッド・マーズ」は悪くないです。確かに皆が言っているように最初の方がだらだらしているかもしれないけど、それでもつまんなくはない。ただ、翻訳の力が大きいかも。というのも同じ作者の「はるかなるなんとか」、とかいう本はあまりに日本語が気持ち悪くて今だに最初の10ページから先にすすめない。
3)音楽
いやもうミーシャ・パリスでしょう。毎日聞いてます。そいでソロの新しい奴を楽しみにまっている、と。
4)その他
ヒロスエ可愛いいーっ!今日もビデオはばっちりセットです。やっぱりさんまのドラマは面白いのかなあ。前の杏樹とのやつもよかったし。
今日は京極を読もうと思いましたが、挫折しました、の鵜飼でした。(三輪田さん、それ以上ネタばらししないでね)
私も巻の半分くらいまで読んで、「こんなのがちゃんと収まるんだろうか」と思いましたけど、収まってしまいましたね(笑)。笑ったのは「始末」冒頭の関口を取り調べた刑事のボヤキ。
「……社会的責任能力のない人間がそんな世の中揺るがすような猟奇事件に立て続けに関わりますか? どうです?」
「どうですって−−まあ現実的じゃないだろうな」
うーむここまで開き直るか>京極
ところで文庫版『姑獲鳥の夏』も買ってしまいました。で、ここでもちゃんと「章の最後は左頁で終わる」というコダワリをきっちり守ってるのには脱帽。"凄いそのために全面改稿したのか"とさっそくチェックしてみたら、数十頁チェックしても増えてる文章は全然なし。単に改行を増やしただけらしい。そういえば"レイアウトにあわせて一部変更"とは書いてあったけど"加筆"とは言ってないな。ページ数と字組から概算して100枚程度増えてる筈なんだが、これが全部改行の増加(空行の追加)だけで増えてるんだろうか。
ちなみに真相はというと、ノベルス版の『姑獲鳥の夏』は、京極が講談社に持ち込んだ原稿のかなりの部分がカットされたものであるという話は有名ですね。そのカットされた部分は今まで消去されたという話だったのですが、一部残っているのが発見されたようで、今回の文庫版の改版ではその原稿が一部使われているようです。
もっとも京極自身、ほとんど意味のない変更、増えた個所を探すのは無意味といって増すから、文庫で2番目の商売をすると思われるのはいやなようですね(誰かさんと違い)。ただ、美意識には勝てないといったとこでしょうか。
上巻545ページ下巻726ページ厚さ8cm重さ1.5kgを、延べ6時間、というのはさすがに無謀でした(^^;) きっと読みこぼしがいくつもあるに違いない。
しかし、やっぱり上手い。この人は、京極風呂敷流とは違って、それはそれは正統的に理に落ちた話を書くんですね。ミステリやファンタジーならそれでいいんですけど、ホラーの場合、それが弱点として出ることもしばしばなんですな(多分自覚していて、それを逆手に取ってるのが「ゴースト・ハント・シリーズ」だと思う)。でもこれだけの大作になると、その特徴が十分に生きてくる。ファンやってて良かったです。しかし、事前にネタバレな対談をばらまいたのは、やっぱりあだになりそうな気がするんですけどね(^^;)>新潮社
それから「名古屋でも生きる」をやっとアップ。タイトルがエヴァ調で、本当は1年前に作ってあったというのがバレバレですが、ま、よしとします。作り直すとまたアップできないし。お暇なときに見てくださいね。
テキストのアップでいうと約2年振りなんですね。月日の経つのは早いというか、僕は2年間、仕事だけやっていたのだなぁと思います。
それにしてもTTの原稿落としているのが心苦しい。
夏の例会で話を聞いた「神の目の小さな塵」、一日20分位しかない読書時間で読みました。400ページ辺りまでつまらなくてつまらなくてもう読むの止めようと思った矢先、ぐんぐん面白くなって、後半所々盛り上がっては徐々につまらなくなって最後は妙な余韻が残るという。全く変な作品でした。続編読みたいのですが、英樹の面白くないという感想を聞いているので保留。そのもやもや解消のため、ファーストコンタクト物ということで「ロシュワールド」も読みました。フラウウェンはユニークなのになんだか最後どっか行っちゃったし、どーも不満。趣味の本は月1冊というスローペースなので、SFで定評のあるものだけを読みたい。皆さん、何かお勧めあればお教えください。