■国旗の意味
1975年、独立宣言時に制定。
赤は植民地の圧政下、独立戦争、祖国防衛において流された血を、黒はアフリカ大陸を表している。
中央には、労働者と工業生産のシンボルである歯車の一部、農民と農業生産と武装闘争の象徴である刀、そして国の豊かさを表す星を描いている。
■国章の意味
アンゴラの国章は、歯車の一部とトウモロコシ、コーヒー、綿の葉から構成されており、それぞれ労働者と工業生産、農民と農業生産を象徴している。
これらの下には教育・文化を表す開かれた書物と、新たな国を意味する朝日が描かれている。
中央には刀と鍬があり、労働と武力闘争の始まりを表し、星は国際的連帯と発展のシンボルとして描かれている。
国章の最下部は黄金色のリボンで「アンゴラ共和国」の文字が書かれている。
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■備考
1975年、ポルトガルから独立。
しかし、アンゴラの独立は平和な時代の始まりではなく、民族間の新たな内戦の始まりだった。
2002年4月4日、約30年に及んだ内戦が終結し平和を確立。
以来、アンゴラは政治的、社会的安定を享受している。
原油、コーヒー、ダイヤモンドなどを産する。
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