[広告]
Windows NT/2000/XP/2003/2008 Page
Windows2000の起動ロゴを変更する


Windows2000の起動ロゴはNTOSKRNL.EXEのリソースとして挿入されています。
Windows95/98のようにファイルを変更するだけでは変更できません。
変更は、Microsoft VC++で行うことになります。
事前に準備するものとしては、640*480のBMP画像が必要になります。
1)C:\WINNT\SYSTEM32のNTOSKRNL.EXEをKERNELBK.EXEなどの適当な名前でコピーします。
2)VC++を立ち上げます。「ファイル」の「開く」で先ほどコピーしたKERNELBK.EXEを開きます。
3)Bitmapを開き、1を削除します。Bitmapにカーソルを合わせ、インポートで準備したBMPファイルをインポートします。インポートしたBMPのIDを右クリックのプロパティで1に変更します。
4)「ファイル」の「上書き保存」で変更を保存します。
5)CRCを変更します。
C:\>rebase -b 500000 C:\WINNT\SYSTEM32\KERNELBK.EXE
C:\>rebase -b 400000 C:\WINNT\SYSTEM32\KERNELBK.EXE
rebase.exeは、VC++付属のツールです。
インストールされているフォルダはそれぞれの環境で異なります。
6)BOOT.INIの編集で元のカーネルを起動できるようにしたまま新しいカーネルを追加します。
[boot loader]
timeout=10
default=multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(1)\WINNT
[operating systems]
multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(1)\WINNT="Microsoft Windows 2000 Professional[ブート画面1]" /fastdetect /KERNEL=kernelbk.exe
multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(1)\WINNT="Microsoft Windows 2000 Professional[Original Kernel]" /fastdetect
/KERNEL オプションを使用するとカーネルファイルを複数BOOT.INIで指定することが可能になります。
7)Windows2000を再起動します。BOOT.INIの選択画面で変更したカーネルが起動するように選択します。
なお、カーネルに間違い(CRC違いやファイルの指定ミス)があると元のカーネルで立ち上がります。
その場合は、/BOOTLOGを指定して、C:\WINNT\NTBTLOG.TXTにログが残りますので、どのカーネルが実行されたか確認できます。
問題無く起動ロゴが表示されれば終了です。




サイト内を更に検索

Last Modify:2001/08/29