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2012年アルク株主総会に行ってきました。 目的は、比較的こじんまりとした総会の雰囲気を確かめる目的で参加しました。 株主総会の会場は新宿ファーストウエスト３階 会議室です。ファーストウエストに入るとアルクの看板を持った人が案内に立っていました。 受付で議決権行使書を渡して出席票をもらいます。受付してすぐ総会会場に通されました。 座席の数は３人掛けの机が４ｘ７ぐらい並べてありました。 総会の参加人数は各机に２人ずつでおおよそ５０人ぐらいだと思います。 会場の写真を撮りたかったのですが、撮影禁止と壁の注意書きに書いてありましたので無しです。 議事は、監査報告から始まり事業報告、議案の説明の順でした。 議決権は、４６３４人 １１万２５００個に対して委任、郵送、参加が６７８人 ８万３９３４個でした。 説明はスライド等は無く淡々と議長である社長が読み上げる形でした。 教育事業、出版事業、研修事業はそれぞれ増収増益、会社経費は圧縮の説明がありました。 質問に関して（簡単にまとめてあります。回答はすごく丁寧でした） ・語学ニーズが高まっているのに、売上等が横ばいの数字なのか？ ９月までトランンットが連結子会社として売り上げが１億４千万ほどあった。 したがって、数字としては１億４千万〜１億５千万ほどの上澄みである。 ・法人大株主はどんな会社なのか？ 株式会社ウィザスについて説明がありました。 塾や通信制の高校等の教育事業を展開しており、業務提携の可能性も含めて資本提携をした。 ・教育事業の受講数について目標を上回ったが目標値が低かったのでは？ 今まで１年だったヒアリングマラソンを３か月コースを作るなどして受講数が増えた。 業界内では１か月で５０％、１年で９５％がリタイヤすると言われているが、ヒアリングマラソンの１か月では９０％以上が継続している。 ・静岡に支店や営業所が無いのに、なぜ静岡銀行と取引があるのか？ 静岡に取引先がある。地方銀行でも優良な銀行と取引することで財務基盤の強化していきたい。 ・今後の後継者はどうするのか？ 後継者の育成はやっている。適当なところで身を引く。 ・無形固定資産のリース資産は何か？ 基幹システムのソフトウェア資産 ・研修事業を控えめにしていたと説明があったがなぜか？ 特に抑えていたわけでは無い。需要は増えてきている。 議案に関しては、特に意義も無く拍手による採決で終了しました。 株主向け会社説明会 株主総会の終了後に会社説明会がありました。  会社説明会の資料と株主総会入り口でもらったお茶と水です。 ２０１２年期連結決算概要、２０１３年１月期事業戦略と計画、２０１３年１月期トピックスについて説明がありました。 質問に関して（簡単にまとめてあります。回答はすごく丁寧でした） ・音ペンについてＷｅｂの通販サイトで上位に来ているが売れているのか？ ここ１年売り上げが伸びている。 ・アルクと明光ネットワークジャパンの提携について、他社と差別化できるのか？KiddyCatと競合しないのか？ 競合しないように調整していきたい。英語教師養成コースの修了者に協力してもらうとか競合他社とは違う形で伸ばしていきたい。 ・広告戦略について 雑誌や新聞などの既存広告は落ちてきている。アフィリエイトやメーリングリストといった形で露出を増やしている。 ・ヒアリングマラソン３０周年について 毎月内容が新鮮な教材を作っている。今後学習スタイル等も変えていきたい。 ・Web辞書の他言語応用について ３ヶ国語のデータベースを作成している。 ・２年ぐらい前の株主総会でWebで学習からサポートまですべてできる仕組みを導入すると言っていたがどうなっているか？ あと３年ほどでWeb上ですべてできるようにしたい。 ・女性社員、管理職の比率をあげてほしい 取締役は全員男性だが、管理職は増えてきている。 株主総会のお土産 予想通りの雑誌でした。 まあ、英語の学習中なので使えるかな・・・  |