-------------------清滝川コース(嵐山〜清滝〜高雄)-----------------


このコースは過去何回か通った事があるが、これと言った記録や写真も無いので、再度ホームページ用として歩き直す事にした。
やはり、東海自然歩道で景観の筆頭に上げられ人気度NO1、しかも嵐山・嵯峨野・高山寺など歌の数々にもあるように単にお茶を濁すようなホームページにする訳にはいかず、ここはきちんと歩いたコースガイドを書くつもりで自分自身に目的意識を課す。

【地  域】 京都洛西
【日  時】 1999年07月10日(土)
【メンバー】 単独
【コ ー ス】 自宅=阪急=嵐山〜二尊院〜化野念仏寺〜清滝トンネル〜清滝〜神護寺〜
西明寺〜栂尾高山寺=バス=阪急=自宅
【天  気】 
曇り後晴れ 気温29度
【時  間】 徒歩約3時間見学入れ総約5時間。
愛宕山を中心に、高雄までの展望図です。
右の画像をクリックすると拡大します。


嵐山・渡月橋。右後方の山は愛宕山(924m)


梅雨開けしてもよさそうな天気が続く最中、今日も暑そうだなぁ〜!でも今回清滝川を歩くから涼しいかも?と僅かに期待しながら阪急嵐山に到着。まず渡月橋を背景に写真を一枚と〜。春の桜、秋の紅葉シーズンにはこの観光メッカも人込で混雑するが、夏はさすが少ないからのんびりできるわ〜(^^)
コンビニで食料と水を買い求め、いざ出発〜!

保津川下りから帰る船

渡月橋を渡り、左側へ進むと旅館や料亭が並ぶ。学生バイトなのか人力車で観光巡りをする車が人待ちをしている。中々京都風情たっぷりなところである。
桂川も山峡に入ると保津川と変わるが、ここ亀山公園より嵯峨野を越え東海自然歩道もこの保津峡より北に位置する清滝川方面を目指している。

公園を通り抜け、山陰本線をまたぐ前後は竹林が美しい。さすが京都嵯峨野というだけあって、コマーシャルや歌などにピッタリ合う。この地区の民家も景観保存地域で勝手に家の建替えも出来ないとか。
昔、知り合いの人がこの地域に住まいしており、不便な所や〜と嘆いていた。あの人は元気にしているかな〜・・・。

二尊院正面入り口

嵯峨野中心ゾーンに入ると、まず落柿舎・二尊院・祇王寺・化野念仏寺など知名度の高い寺社が次々に現れる。時間が許されるなら全部とまでは行かなくても見ていきたいところですねぇ〜。
勿論拝観料は要りますよ!(^^)

写真も沢山撮っており、内容を補足する別ファイルとしてUPしました。
文字に青反転しているところをクリックして下さい。


以上観光巡りも一巡し、華やいだ雰囲気も落ち着くのが
鳥居本Y字の二股に入るころからで、いよいよ渓谷沿いのコースが近づいてくる。
清滝まで、このトンネルを越えると早道だが、敢えて山越えを選ぶ。
実は、このトンネルは信号による一方通行だが、過去何回か通っているが今回どうも気が進まない?ので止めた。最近車のマナーが悪いからな〜。山越えもあまり楽じゃ〜なかったが・・・・(^_-)約20分。

渡猿橋

清滝バス亭よりコースを左にとり、下ると渡猿橋に出る。ここが清滝川で、これより錦雲渓に沿ってコースが続く。
ただ、注意点は渡猿橋を河川に降りるのではなく、渡ってから道なりに右に進んで行くと清滝川沿いに入り、その左側のコースである。

錦雲渓

この渓流沿いの遊歩道は、ホタル生息地があったり、錦雲渓の景観よろしく洛西で最も人気のあるハイキングコースである。
おりしも幼稚園児のハイキング会があり、始めて見る山や渓谷の景色に、その感動を思いつくままに先生に話している様をみると、何とも言えぬ微笑ましさを感じた!(^^)

そして、コースは槇尾(まきのお)西明寺まで続く。
渓谷はさすが涼しくて、熱さも感じない程快適な気分である。
清滝橋から高雄よりの景観もまた格別な趣がある。

このコースの魅力は、「三尾」の紅葉に染まる事で、秋の紅葉は誠に素晴らしいの一言。

高雄・神護寺
境内の写真ここをクリック

三尾とは、高雄、槇尾、栂尾を指す。そしてこの三尾を象徴するものとして高雄に神護寺、槇尾に西明寺、そして栂尾に高山寺などの名刹がある。
いずれ劣らず紅葉が誠に素晴らしく、人の目を釘付けにする魅力は掛け値なくピカイチだ




高雄橋を望む。
高山寺はその奥

別の写真も掲載


観光で訪れる京都は車が渋滞し、ゆっくりと鑑賞も出来ぬが、こうしてハイキングで飲む酒は極上の醍醐味を味わう事ができるよ!

神護寺から高雄まで歩いて15分、そして高山寺まで道は続くが、何せ見所が多くて時間の経つのを忘れる位。
高山寺をゆっくり散策して本日の旅は終了と相成った。
京都までJRバスに乗り、一路大阪へと帰路に就く。

今日の旅は、久し振りに京都洛西を歩く楽しい一日でした。\(^o^)/





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