ーーーーーーーーーーーーーーーーーー「高原と湖の旅」ーーーーーーーーーーーーーー


この内容はパティオ「囲炉裏」に報告した内容より掲載(H9.8/15〜16)


「高原と湖の旅」第一日目

家族旅行も無事おわり、ただいま戻ってまいりました。

天気も初日だけイマイチでしたが二日目に回復し、取り敢えず計画していたコースも一部を変更しただけで、まずは概ね良好で満足の出来る旅行となる。

家族と云っても今回は我々夫婦と嫁の両親の4人で、子供達は留守番部隊。全て車の移動に撤し、
出来るだけ山の良さを堪能して貰おうと思って、素晴らしい場所をピックアップしたのでした。


第一日目(15日)自宅→名神高速→岡谷IC→ビーナスライン→霧が峰→白樺湖→蓼科高原→ペンション

白樺湖

早朝5時スタートし、途中東名高速の多治見付近ではどしゃ降りの雨、こりゃ今回の旅行も大幅に変更しなきゃならんな〜と半分覚悟したつもりが駒ヶ根SAでピタリと止み、私の「晴れ男」の面目躍如。
よしよしと一人悦に入る。
隣の嫁さんも、最初は不機嫌な様子がだんだん霧が晴れるようで、まずは良かった、良かった!
ところがビーナスラインに入ったところで、視界5mのガスに突入してしまう。折角美ヶ原に行く計画がここで大幅変更。
嫁さんの「しゃーないねぇ。このガスじゃ行っても見えないし、又ここまで引っ返してくる料金ももったいない」の一言で、霧が峰に車を進める事にする。

しかし、まだ私の心の中は晴れる事を期待し続けていたが、両親もおるし無理は出来ないとシブシブ意見に従う。

今日の泊りは、蓼科高原・
東急リゾート内のペンション
「シェイクハンド・飛魔人」

ところがである。、またしても「天は我を救い給う」あれだけ厚く覆い被さったガスが突然晴れるではないか!丁度霧が峰高原のレストランで軽い昼食を取っていると、視界が開け一面素晴らしい展望と化し、両親にも大いに喜んで貰え、やっとひと安堵であった。

ガスはひとときの喜びを与え、すぐに覆われまた晴れるの繰り返しである。
何とか騙し騙しチャンスを捕らえながら白樺湖に到着。
ここに至れば素晴らしい天気と静かな湖面に全員満足一致で、しばし時間をかけ休息する。

その後、予約を取っていた今日の泊りであるペンション「シェイクハンド」に無事到着。
丁度一ヶ月前、ある情報雑誌に載っていたので電話で聞いてみると、たまたま空きが出来たとの事ですぐ予約を取った経緯があったのだ。

なかなか素晴らしい洋風のペンションで(洋8室、和1室の定員26名)、標高1500mの高台にあり、蓼科の豊かな自然も満喫でき、食事も牛肉をメインに絶品の魚料理を加えたコースで、年老いた両親に誉めて頂いたのが何より嬉しかった。
このオーナは少し細身にした百崎さんに雰囲気的に似ており、バンダナを巻きアウトドア派らしくキャンピングカーを持ち、なかなか気立ての良い美人奥さんとで経営しているみたい。

私も少し羨ましく感じたが、残念ながら嫁はんアウトドア派でないから「いや〜」と拒否される。


「高原と湖の旅」二日目

第二日目(16日)ペンション→蓼科高原横岳ロープウエイ→坪庭山頂駅→中央自動車道→東名阪→西名阪

標高の高いペンションだけに、さすが朝の気温は低く少し肌寒く感じた。
女房と二人で朝の散歩すると、近くの別荘に避暑に来ている家族か犬をお供に朝霧煙る車道を同じく散策している。今日は天気も良さそうだし、よし!近くにある蓼科高原の上にある横岳ロープウエイに乗って大パノラマを楽しもうと意見が一致。


時間も早かっただけに、持ち時間も少なく標高1771mから2237mの標高差466m を100人乗りのロープウエイが約7分で山頂に着く。




麓から登山客の歩く姿を眼下に見ながら(内心歩きたかったが)ドンドン高度差を上げていくと、そこには北横岳、茶臼山の全貌が展開し、後ろには本来なら中央アルプスが見える予定だが残念ながら少しガスが立ち込めていたので見えない。

山頂駅の坪庭から一周30分程の散策コースがあり、両親は途中まで同行し我ら夫婦は一周する事にする。

坪庭より、左が雨池山、右が縞枯山

女房は今までこんなに高いところが初めてだけに、岩肌のごつごつした感じや榛松の岩にこびり付いた様子が珍しいらしい。
頂上のガスも薄く立ち込めている程度で、しっかりと縞枯山が見えるし周囲の景色も見渡せる事が出来、これで私の作戦(山の雰囲気を感じ取ってもらう)も成功だ!


やはり山に対する理解を深める為には、こういった方法が一番だ!

靴に履き替えるのも面倒な
ので、サンダルを履いての
庭窪散策 (^^ゞポリポリ

ここで今月の月例会用の写真を何枚も撮り溜めする。(^^)
残念ながら、遠く展開する南、中央、北アルプスの大パノラマが見えなかったのが少し悔しい思いであった。


帰りの渋滞を出来るだけ避ける為、2時過ぎに諏訪ICから中央道に入り、小牧ICから東名阪に乗り換え、殆ど渋滞に巻き混まれる事無くスムーズに帰宅した次第。


只、常に携帯電話で混雑情報を取りながら、混雑個所を避け東名阪に乗り換えたのが大正解だったようだ。

これを機会にまた来年も「山シリーズ」を継続するぞ!


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