2002年六甲全縦練習会(2)
今回の六甲全縦練習会は第4回目の最終日に当たる。では2回・3回目はと云うと、どうも皆さんの都合が合わずパス!(^ ^ゞ
その間は各自自主トレ、もしくは別の山行で体力作りに励む。そして最終回として当初の予定通り、鵯越駅〜宝塚間、約40k、約9時間30分の行程をこなす事であった。ここを無事通過すれば、完走の可能性が80〜90パーセントあると云われる。
参加者は8名。さてどんな練習会になるのやら・・・・・。
因みに、今年の練習会の予定として下記のように組まれていた。
(1)9月15日(日):市が原〜一軒茶屋〜有馬温泉   約20k   約6時間
           又は、場合により宝塚まで。 約28k 約7時間ーーーーーこの時の内容はこちらです。
(2)9月29日(日): 地下鉄妙法寺駅〜丁字が辻まで。 約23k  約7時間20分
(3)10月13日(日):須磨浦〜市が原  約25+1k 約25k 大会ペースで約6時間30分
(4)10月27日(日): 鵯越駅〜宝塚   約40k   約9時間30分
             
日程:H14年10月27日
コース:鵯越駅〜宝塚まで 
コースタイム:約9時間30分
参加者:8名(Hio、らんな〜、ごましお、
薫、てる、みるく、hiro、森の音)敬称略

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鵯越駅で集合。8時30分
鵯越駅に早朝8時30分に待ち合わせ。今日の天気はやや寒いが晴れていて歩くには気持ち良さそう。
本番2週間前になると、やはり他の組の全縦練習会もあるようで、大勢の人達で賑っていた。
我々囲炉裏組から集まった人は、8名。今年は14名参加する。夫々この鵯越で今年の出来具合を確認する人が多い。
私もその一人であった。
この8名のうち、6名は何度か全縦を経験しているから、今日はレベルも高いだろう。だが、初めての人もあり、例え練習と言えどもピッチを上げ過ぎると故障になりかねないので、出来るだけ遅くマイペースで歩けるよう途中途中で待って貰う練習会に配慮して頂いた。俊足組の人に感謝します。m(__)m

鵯越から菊水山の登りまでまずは快調な歩きであった。急な菊水の階段はゆっくり登り、晴れてはいるが少し肌寒い気温に汗が気持ち良い。山頂では、大勢の人で賑っていた。9:30分
菊水山

菊水から鍋蓋山へは下っては再度の登り返し。この間皆でお喋りしながら歩くので、さして苦痛ではなかった。
私以外でも皆同じ思いであったと思う。普段のハイキング気分である。途中途中、適度な休憩を取りながら順調に進む。
鍋蓋山10:24
鍋蓋山からまた下りになり大龍寺通過。この大龍寺では、毎年縦走の本番の時は豚汁を食べる。ここで一息入れるのだが今日はパス。そのまま市ヶ原まで歩く。未だ紅葉になっていなかったが、少し色付いた木々もチラホラ。
市ヶ原に11:00。

市ヶ原
ここで少し休憩時間を取り、軽い目の腹ごしらえを各自とっていた。多分摩耶山の天狗道の登りにシャリバテ対策か?
勿論、私も大福2ヶ腹ごしらえ。今回初縦走になるhiroさんも皆に合わせて何か食べていた。
今回、経験豊かな人が多く、余裕シャクシャクである。もっとも健脚なHioさん、らんな〜さんには少しもの足りないと思うが、そこは我々亀組に歩調を合わせてそれなりの練習会にしてくれている。
さあ〜天狗道に関して、山頂の掬星台まで各自のペースで一気に登り、上で食事を摂りながら待って貰う事にした。
私の足で約1時間20分か?すると12時30分になる勘定だ。
予想通り、Hioさん、薫さん、ごましおさん、らんな〜さんの俊足組が早々と我々から遠ざかってしまった。
残るは、てるさん、みるくさん、hiroさんと私。
掬星台で食事
9月15日の練習会で登っており、過去何回も経験しているから、大体の時間配分が頭にインプットされている。
しかも、先々週にあの早月尾根から1泊二日の剣岳ピストンで足腰を鍛えていたから、今までと違い足が軽い。でも一応
初参加の人もいたのでペースを落して登った。丁度12時30分着だった(^-^)
俊足組は1時間で登っていた。ここで今日の昼食。
この摩耶山を登りきれば、後は山頂のドライブウェー道が続く。
凌雲台に14:30分。やっとここでビールが飲めた〜(^-^)
ここで、てるさんの膝の調子がイマイチよくないので、無理せずリタイアーした。本番に備えて。
残る7名で宝塚目指して進む事にした。てるさんは、バスとケーブルを乗り継いで無事帰宅。

凌雲台
凌雲台を出発したところで、靴下を取り替えるの忘れていたから、慌てて取り替える。マメ対策には一番効果的なのだ。
hiroさんは既に取り替えていた。お陰で全然マメは出来なかった。hiroさんも。
処が、この3分の遅れが一向に縮まず一軒茶屋までノンストップ。それでも居ない。まさか途中で抜かした訳では無い筈だが・・・・。では次の東六甲分岐点まで駆け足だ〜。やっとこさ分起点に着いたら皆が待っていた。皆早いな〜。みるくさん、hiroさんまで走ったそうな。16:00。
この分岐から約2時間だ。6時頃に到着か〜(^-^)

この東六甲分岐からが本格的な下りが始まる。一本道が続くから迷う事もないが、途中の大平山で待ち合わせ。
今度私はHioさん等の俊足組に入ってみた。早い、早い!何と途中から走らないと追いつかない。ダブルストックを操りながら鳥が飛立つように右左に飛んで降りていくようだ。あっという間に大平山分岐に着いてしまった。
15〜16分遅れでみるくさんとhiroさんが到着。やはり走って降りたそうな(^-^)
でも、薄暗くなりかけた山道は、女性二人では少し怖かったとか。今度はペースを落して女性を男性が囲むように下る。
途中からヘッドランプを用意。薄暗くなった山道をライトの明かりを頼りに・・・・・。今では、余り怖いと感じなくなったが、初参加の時は、やはり薄気味悪かった思い出がある。特に女性は、怖いのは当たり前か。
塩尾寺近くなると真っ黒になっていた。若者5〜6人が歩いていたが、その中で2人がバテバテの様子で大きな木を杖代りにしていた。しかもライトも僅か2つ。多分こんなに遅くなるとは予想もしていなかったのだろう。

塩尾寺をやや下ったところから見えた宝塚の夜景は素晴らしかった(^^)/
無事宝塚のゴールまで到着。6時10分。ご苦労様でした。\(^O^)/  丁度9時間30分であった。

今回、宝塚温泉に入らず、軽い打上げを近くのお店でした後解散となった。
さあ〜、本番(11月10日)まで身体を休めて風邪をひかぬよう体調維持に専念しましょう〜。


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