〜パワーのある99年車と同じセッティングにする実験〜


キャブレターを元通りに組み立てたら、ピストンがスムーズに動くかどうか、ダイアフラム室のバネがへんな状態になっていないかを確認します。小さいマイナスドライバーなどでピストンを持ち上げてみて、ダイアフラム室の気密を感じつつスムーズに動けばオッケーです。

キャブレターをインテークとエアフィルターの間に押し込んで元通りに組み立てます。外したパイプ類を元通りにキャブレターに取り付けます。ホース類の取り回しにも注意します。終わったら、スロットルワイヤーを元通りに取り付けます。引き側にはほんのすこし遊びを作っておく必要があります。

マフラー交換

今回、マフラー交換も同時に行います。ノーマルマフラーを外します。マフラーを外すためには、純正キャリアも外す必要がありました。はずしたマフラーを持ってみると、かなり重たいです。マフラー交換は、軽量化という大きなメリットがあります!

ノーマルマフラー。とっても静かでとっても重い・・・・

スーパートラップE.A.R. ディスク8枚。

あんまりやかましいと暖気運転も近所迷惑になりそうなので、静か目のEARにしてみました。とりあえずディスクは一緒についてきたのを全部つけて8枚です。ディスクの固定は、キャップボルト6本に耐熱ルーブ(付属)を塗りつけて均等に締め付けます。耐熱ルーブがかなりあまったので、エキパイのフランジを固定するボルトにも塗って締めなおしました。

締め付けバンドの位置に注意

締め付けバンドの位置は、写真の様に切り込みがバンドの左側から1〜2mm見えた状態でないと効かないと取り扱い説明書に書いてありました。キットに付属していた薄い銅版は、工作精度の問題でパイプとの隙間が大きい場合に使うとのことですが、この製品では使う必要がなく、ぴったりはまりました。ラッキー。(ところが、あとで隙間があって排気漏れが起こっていることが判明したのです。ガーン・・・)


つづく